映画:スーパーチューズデー正義を売った日

「スーパーチューズデー正義を売った日」のネタバレあらすじと結末

スーパー・チューズデー ~正義を売った日~の紹介:ジョージ・クルーニーが監督・共同脚本・主演を務めた政治ドラマ。2004年度の民主党大統領予備選挙の立候補者であるハワード・ディーンの選挙スタッフをしていた、ボー・ウィリモンの戯曲を基にしている。日本公開は2012年。

あらすじ動画

スーパーチューズデー正義を売った日の主な出演者

スティーヴン・マイヤーズ(ライアン・ゴズリング)、マイク・モリス(ジョージ・クルーニー)、ポール・ザラ(フィリップ・シーモア・ホフマン)、アイダ・ホロウィッチ(マリサ・トメイ)、トム・ダフィー(ポール・ジアマッティ)、モリー・スターンズ(エヴァン・レイチェル・ウッド)、フランクリン・トンプソン(ジェフリー・ライト)、ベン・ハーペン(マックス・ミンゲラ)

スーパーチューズデー正義を売った日のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- スーパーチューズデー正義を売った日のあらすじ1

スーパーチューズデー正義を売った日のシーン1 30歳の新鋭の広報官スティーヴン・マイヤーズは、オハイオ州でおこなわれる大統領予備選挙演説の準備をしていました。
彼は民主党の大統領候補者である、ペンシルベニア州知事のマイク・モリスの有能なブレーンでした。モリスはハンサムな容姿と優れた弁舌、カリスマ性を兼ね備えた人物で、その清廉潔白な人柄にスティーヴンも心酔していました。

モリスがオハイオ州の予備選挙に勝利したら、共和党候補者を打ち破り、ホワイトハウスに君臨できるのは確実でした。
間近に迫ったスーパー・チューズデーを前に、スティーヴンはリーダーのポール・ザラと共に、対抗馬であるアーカンソー州のプルマン上院議員の動向を警戒していました。
プルマン陣営を指揮するのは、ポールと旧知の仲でもあるベテランのトム・ダフィーでした。
討論会を終えた両陣営は、選挙の勝利の鍵を握る民主党の大物上院議員であるフランクリン・トンプソンとの接触を図ります。

その夜スティーヴンとポールは、親交のあるニューヨーク・タイムズの記者アイダ・ホロヴィッチから、質問攻めにあっていました。
スティーヴンは質問をかわしながら「国民の生活を変えられるのはモリスしかいない」と熱弁しますが、アイダは誰が大統領になっても生活は変わらないと指摘します。そして、モリスを信用しすぎないように告げるのでした。

その後、ポールはトンプソンを迎え入れるために、ノースカロライナ州へと向かいます。モリスへの支持を表明してもらうために悪戦苦闘しますが、手応えはありませんでした。
一方スティーヴンは、プルマン側のスキャンダルを探すように、スタッフに指示を出します。
そして、インターンの選挙スタッフであるモリー・スターンズに目を付けるのでした。

ある日、モリスと演説の原稿内容の意見がかみ合わず悩むスティーヴンは、ダフィーから連絡を受けます。
秘密会合を申し込まれたスティーヴンでしたが、拒否して電話を切ります。
ところが、その夜スティーヴンはダフィーと待ち合わせたバーに向かいます。ダフィーはキーマンであるトンプソンに国務長官の座を約束しており、モリスは予備選挙で敗北すると断言します。
そして、スティーヴンを広報官として一目置いていると賞賛し、プルマン陣営に加わるように説得します。ダフィーはさまざまな情報を駆使してスティーヴンを揺さぶりにかけますが、モリスの政策に傾倒している彼は、毅然として申し出を断るのでした。

その後、スティーヴンはダフィーと会ったことをポールに報告するべきか迷いますが、一旦は隠すことにします。

【承】- スーパーチューズデー正義を売った日のあらすじ2

スーパーチューズデー正義を売った日のシーン2 モリーと食事に行ったスティーヴンは、彼女がまだ20歳であることを知ります。
2人はそのまま一夜を共にして、モリーは民主党の全国委員長である父親を快く思っていないと話しました。

トンプソンの支持が得られず頭を抱えていたポールは、スティーヴンからダフィーと会ったことを聞かされ、怒りを露わにします。
ポールはモリスに劣性であることを伝えて、勝つためにはトンプソンを抱き込む以外に方法がないと説得します。
しかし、トンプソンの人柄を信用できないモリスは、彼と取引することを拒み、ほかの方法を探すように提案するのでした。

ある夜、再びスティーヴンはモリーとベッドを共にします。
就寝中のモリーの携帯電話に着信が入り、間違えて出てしまったスティーヴンは、相手がモリスであることに言葉を失います。
目を覚ましたモリーを問い詰めると、以前モリスと関係を持ち、妊娠してしまったことを白状しました。
さらに、彼女の家は敬虔なクリスチャンで、中絶費用の900ドルを父親に頼めず、モリスから受け取ろうとしていたのです。
致命的なスキャンダルの発覚を恐れたスティーヴンは、900ドルを自身が立て替えて、モリーに中絶手術を受けさせることにします。

翌日、スティーヴンはアイダから呼び出されます。
彼女は何故かスティーヴンがダフィーと密会したことを知っており、記事にされたくなければ詳細を話すように脅してきました。
スティーヴンは真っ先にダフィーを疑いますが、リークしたのは彼ではなく、アイダが記事に書くことを阻止するように指示されます。
情報源が掴めないスティーヴンは、混乱に陥ります。

スティーヴンは選挙資金から1800ドルを用意しました。
そしてモリーを呼び出し、900ドルで手術を受けて、残りの金で故郷へ帰るように命じます。モリーは選挙スタッフとして残りたいと伝えますが、スティーヴンはそれを許しませんでした。
モリーをクリニックまで送り届けたスティーヴンは、ポールの元へ向かいます。
アイダにダフィーとの件を知られてしまったことを詫びると、ポールは情報をリークしたのは自分だと言って、突然解雇を宣告します。
ポールは政界で唯一信用できるのは忠誠心であり、誘いを断ったにせよダフィーに会いに行った時点で、スティーヴンを解雇すると決めていたと言うのです。
スティーヴンは必死に反論しますが、すでにモリスも了承済みでした。

【転】- スーパーチューズデー正義を売った日のあらすじ3

スーパーチューズデー正義を売った日のシーン3 手術を終えてホテルに戻ったモリーは、インターン仲間のベン・ハーパーから、スティーヴンが解雇されて、自分が後任になったと告げられます。
モリーはスティーヴンがプルマン陣営に寝返り、モリスとの関係を暴露するはずだと確信します。

スティーヴンはプルマンの選挙事務所に出向き、ダフィーに雇ってもらいたいと頼みます。
ところがダフィーは、クビにされるような人間は雇わないと冷たくあしらいます。スティーヴンはモリスにとって致命的な情報(モリーとのスキャンダル)を教える代わりに、自分を雇うように迫りますが、ダフィーは首を縦に振りません。
ダフィーは敵側の有能な広報官であるスティーヴンを潰すため、こちらに寝返らせるかポールに解雇させるかの手段に出たのだと暴露します。
そして、どちらにしても自分に損はなかったと告げて、スティーヴンをあっさり見放すのでした。

絶望のどん底に落とされたスティーヴンがホテルに戻ると、モリーが病院で処方された薬を大量に飲んで亡くなっているのを目撃します。
動揺するスティーヴンはモリーの携帯電話を持ち去り、自分の携帯電話に残された彼女からのメッセージを再生します。
妊娠スキャンダルを利用されると思い詰めたモリーの言葉を聞いたスティーヴンは、電話に出なかったことを後悔するのでした。

その後、スティーヴンはトンプソンと接触を図ります。
スティーヴンは副大統領の椅子を約束する代わりに、モリス陣営につくように彼と取引をするのでした。

モリスはモリーの件について記者会見をおこないます。
彼女の死因は処方箋とアルコールの過剰摂取によるもので、捜査中のため自殺と断定できないと発表します。中絶手術の件は隠蔽され、モリスは彼女とはほとんど面識がなかったと説明するのでした。
哀悼の意を捧げるモリスの携帯電話に、モリーから着信が入ります。電話の主は、記者会見の会場からモリスを見つめるスティーヴンでした。

【結】- スーパーチューズデー正義を売った日のあらすじ4

スーパーチューズデー正義を売った日のシーン2 その夜、スティーヴンはモリスを呼び出します。
彼は妊娠スキャンダルをマスコミにリークされたくなければ、ポールを解雇して自分をマネージャーとして再雇用し、さらにトンプソンを副大統領として受け入れるように要求します。
モリスはDNA鑑定ができないため、妊娠の証拠がないと告げて立ち去ろうとしますが、スティーヴンはモリーの携帯電話に遺書が残されていると告げます。
遺書の存在を疑うモリスでしたが、スティーヴンは主張を変えませんでした。

翌日、ポールは解雇され、スティーヴンは彼の後釜として晴れて復帰を果たします。
モリーの葬儀でスティーヴンと会ったポールは、モリスのどんな弱みを握れたのかをいずれ教えてほしいと言い残して、去って行きました。

選挙のキーマンであったトンプソンを取り込むことに成功したモリスは、一時の不利状態が嘘のように、オハイオ戦で見事勝利します。
副大統領候補として受け入れられたトンプソンは、壇上でモリス支持を表明します。
一方敗北したダフィーは、落胆した様子でインタビューに答えていました。

そして、スティーヴンは広報官としてベンを採用します。
そんなベンのところに、ジル・モリスという名前の新しいインターンの選挙スタッフが近づいてきます。

アイダと鉢合わせたスティーヴンは、トンプソンとの取引内容などを尋ねられますが、一切答えず「君は一番の友達だ」と皮肉で対応するのでした。

予備選挙を勝利へと導いたスティーヴンは、モリス陣営の上級選挙事務局長に就任されました。
テレビのインタビューに答えるために、スティーヴンはマイクテストをします。そして「選挙戦の勝利の秘訣は?」と質問されて、冷淡な表情を浮かべるスティーヴンのアップが映される場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

政治の世界が汚いということは、誰もが知っていることなので、正直新鮮味は薄い作品だと思いました。ですが、腐った人間性の持ち主だったのがお決まりのモリス知事だけではなく、主人公であるスティーヴンも負けないくらい冷酷で性悪な人物として描かれているのが興味深かったです。ほかにも、忠誠心を重んじるポールや、ダフィーの食わせ者っぷりなど、キャラクターに個性がありました。シンプルなお話なので、意外と気軽に観られるところも魅力だと思います。

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