映画:ゼログラビティ

「ゼログラビティ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(10件)

ヒューマンドラマ

【結】– ゼログラビティのあらすじ4

ゼログラビティのシーン4

画像引用元:YouTube / ゼログラビティトレーラー映像

目を閉じたライアンは、もしマットがここにいたら…と想像します(注:突然マットが現れるので本当かと思うが、一時ライアンの想像シーン。本当にソユーズを開けたら宇宙服を着ていないライアンは即時死ぬことからも、幻だと分かる)。

その時、マットがソユーズの扉を開けて入るとウオッカを所望し、中国ステーションまであと約1.6kmだと言います。

「ここにいるか、地球に戻るか。ここは居心地いいからね。でも、ここで生きる意味はあるか」「娘は死んだ、これ以上の悲しみはないだろう」とマットはライアンに話しかけました。

(低酸素症が見せた幻覚なのだろうが、最後まで陽気だったマットを見習って、ライアンが自分を変えようと努力しようとして見せた希望の想像だと思いたい)

…マットがいたらこんな感じだ…と想像したライアンは、今までネガティブ思考だった自分を鼓舞して、マットのように前向きな考え方をしようと考えます。

酸素量を元に戻すと、先ほど想像したマットとのやり取りで思い付いた「着陸は発射と同じ」と考えてやってみようと思います。

ソユーズをさらに小さいパーツに分離させ、逆噴射させてソユーズの設定を地上3mと設定し、中国ステーション『天宮』に近づきました。接近したところで、先ほど火災の時に使った消火器を用い、宇宙服ひとつで宇宙に出ると、消火器の逆噴射を使って『天宮』に辿り着きます。

衛星の破片が邪魔する中、ソユーズ『神舟』を探し当てたライアンは、乗り込みました。

ライアンは、中国語は読めません。理解もできません。

それでも英語表記の時と同じボタンを押せばいいのだろうと考えたライアンは、ISSにあったのと同じ操作をしました。成功して、『神舟』は動き始めます。

「無事生還して奇想天外な話を聞かせるか、10分後に焼け死ぬか、2つしか方法がない。いずれにせよ、これは最高の旅よ」と呟きながら、ライアンの乗った『神舟』は火の塊となって大気圏に突入しました。衛星の破片で壊れた『天宮』も一緒に落下しています。

着地前にヒューストンから交信があり「身元の確認と救助の準備はできている」と聞こえました。

ライアンの乗った『神舟』は湖面に着水しますが、大気圏突入時からソユーズ内部も火災が発生していたので、ライアンは急いでハッチを開けて水中へ脱出します。

重い宇宙服を脱ぎ捨てながら湖面をめざすライアンの横を、カエルも泳ぎます。

泳いですぐそこにある陸地に辿り着いたライアンは、久々の重力(グラビティ)を感じました。生きている実感を噛みしめながら立ち上がったライアンは、よたよたと歩き続けます…。

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