「タルーラ彼女たちの事情」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

タルーラ 〜彼女たちの事情〜の紹介:2016年公開のアメリカ映画。車で各地を転々としている女性が、育児を放棄気味の母親から、衝動的に赤ちゃんを連れ去ってしまい、一緒に過ごす様を描いている。エレン・ペイジ主演で贈るドラマ。彼氏の母親はアリソン・ジャニーが演じる。

予告動画

タルーラ彼女たちの事情の主な出演者

タルーラ「ルー」(エレン・ペイジ)、マーゴ・ムーニー(アリソン・ジャニー)、キャロライン・フォード(タミー・ブランチャード)、ニコ・ムーニー(エヴァン・ジョニカイト)、リチャーズ(デイヴィッド・ザヤス)、スティーヴン・ムーニー(ジョン・ペンジャミン・ヒッキー)、アンドレアス(ザカリー・クイント)

タルーラ彼女たちの事情のネタバレあらすじ

【起】- タルーラ彼女たちの事情のあらすじ1

タルーラことルーは、車中生活を送りながら、各地を転々としていました。彼氏のニコとは、公園で知り合って2年になります。
金もないのに博打をして、ルーは急いで車に乗ります。マリファナを吸っていたニコは、彼女を乗せて男たちから逃げることにします。
ニコがルーについてきたのは、母親がうざかったからでした。現在、母親のマーゴは、夫のスティーヴンから離婚の書類を急かされていました。
マーゴの住んでいる家は、今もスティーヴンのものでした。彼が好きな高価な絵が飾られています。
スティーヴンがマーゴから去ったのは、男の愛人が出来たからでした。ブチ切れたマーゴは、ニコに干渉をするようになります。
ニコは自分が夫ではなく、息子なのだとルーに話しました。
ルーとニコは車中で愛し合います。ルーは、今度はインドに行きたいと考え始めます。
一方、ニコはそんな夢物語よりも、仕事を見つけて家を借り、子供を作ろうと提案します。もうシャワーも浴びれず、ゴミを漁る日々は嫌なのです。
ルーは自分の生き方を認めていないと思い、出ていくようにと怒ります。そのままふて寝します。
翌日、ニコの姿はありませんでした。せめてサヨナラぐらい言えよと、ルーは怒りながら叫びます。
ニコは母に会いに帰るとも言っていました。ルーは、彼の実家のある町へと車を走らせます。
ニコが持っていた、マーゴのクレジットカードを見ながら、ルーは家へと到着します。ニコは帰ってきていませんでした。
ルーは、ニコにお金を盗られたのだとマーゴに説明します。しかし、マーゴは事実かどうか分からないことから、彼女を追い返します。
食べ物がないため、空腹なルーは制服を着てホテルに行きます。そしてドアの前に置かれていた食べさしを口の中に入れます。
すると一室のドアが開いて、キャロラインという女性が、ルーをハウスキーピングと思って話しかけてきます。
彼女はお酒を飲んでおり、近くにはもうじき2歳になる赤ちゃん・マディソンがいました。

【承】- タルーラ彼女たちの事情のあらすじ2

マディソンはおしめをしていませんでした。キャロラインは、育児書を読んで試したことから、トイレでできるのだと言います。
そんなわけもなく、マディソンは漏らしてしまいます。キャロラインは、そんな赤ちゃんに向かって怒ります。
彼女は母親が普通に出来ることができませんでした。そのことを自分自身で分かっており、嘆いています。
ここには夫に内緒で来ていて、別の男性と会うためでした。その間、ルーに娘を預かって欲しいのです。
出産した経験もないことから、ルーはできないと断ります。ただ、散らかった部屋には、多額の現金が置かれていました。
キャロラインは夫に見向きもされなくなっており、出産したことで体型が崩れたことを嘆き出します。娘を産めば、振り向いてくれると思っていましたが、逆に夫は離れていってしまいました。
大丈夫、あなたなら信用できると言い、キャロラインはルーに娘を任せて出ていきます。
ルーは仕方なく面倒を見ることにし、マディソンと一緒にお風呂に入ります。うんちだけはやめてと、お願いします。
夜遅くになり、泥酔したキャロラインが帰ってきます。キャロラインはそのままベッドで眠ります。
ルーが話しかけても起きてくれません。仕方なくマディソンを置いて帰ろうとします。
しかし、マディソンは泣き続けます。どうしたら良いのか困った挙句、ルーはマディソンを連れて行くことにします。
車中で一泊して、翌朝ルーはマディソンを返しに行きます。しかし、ホテルは警官でいっぱいでした。目覚めたキャロラインが呼んだのです。
リチャーズ刑事は、キャロラインの夫に連絡することにします。また、児童局からも人を呼んで、キャロラインの事情も聞くことにします。
ホテルに戻ることができず、行く宛てのないルーは、もう一度マーゴの家を訪ねることにします。そしてマディソンは、ニコとの子であると嘘をつきます。

【転】- タルーラ彼女たちの事情のあらすじ3

一泊だけ泊める約束でしたが、ルーは朝からレモンを安く売ってもらい、マンションの近くに停めている車の側で、レモネードの販売を始めます。みっともないことから、キャロラインは家に入るようにと言います。
監視カメラの映像から、ルーの顔が判明します。リチャーズ刑事はマスコミに知らせることにします。もしも町を出たら、FBIが出動することになります。
夜遅くに、ルーはマディソンを置いて、逃げることにします。マーゴの財布とカードを抜き取り、出発しようとしますが、どうしても出来ませんでした。
翌朝、マーゴから追求されますが、ルーは車のほうが寝れるのだと言い訳をします。
ルーとマーゴ、マディソンの3人は公園に行きます。そこでルーは、自分が6歳の時の話しをします。
母親から階段で待っているように言われ、ひたすら待ち続けたルーは寒くて震えていました。そんな時、痩せた男がやってきて、自分がパパだと言ってきました。
それからルーは母親と会っていませんでした。母親なんて、いないほうが気楽なのだと言います。
マーゴは、孫娘のために玩具など買ってきます。すると家の中が大変なことになっていました。ルーが高価な絵を描き直すと言い出し、絵の具や新聞紙が部屋いっぱいでした。
激しく怒るマーゴを見て、ルーはニコがうざがる気持ちを理解します。そして転んでしまったマーゴは、その拍子に絵の具がべっとり絵につきます。もういいやとなり、絵に落書きをし続けることにします。
マーゴが堅物だとニコから聞かされていたルーでしたが、案外そうでもありませんでした。未遂に終わりましたが、ヘロインの密輸をしかけたこともあったのです。
そんな話しをしていると、ニュースで誘拐事件のことが流れます。マディソンが泣き始めたこともあり、マーゴは気づきませんでした。
キャロラインは夫に見放されると思い、ホテルから出ていくことにします。しかし、口座が凍結されており、カードが全く使えませんでした。
ルーは新聞記事に誘拐事件のことが書かれていることに気づきます。マーゴに気づかれないように、新聞を捨てることにします。
その後、マーゴは夫と会うことになり、ルーを連れて行くことにします。

【結】- タルーラ彼女たちの事情のあらすじ4

スティーヴンは、養子を持つことを考えているなど、幸せな話しをします。そして、ルーの名前でもあるタルーラの有名人の話しをします。
マーゴの浮かない顔を見て、ルーは自分の名前のことを話します。そんな人物は知らず、この名前はバーの名前なのだと語ります。そこで母親がファックして、自分が生まれたのだと言ってやります。
スティーヴンは、息子が赤ん坊を置いて、去るわけがないと言い出します。ルーが嘘をついているのだと怒り始めます。
その様子を見て、マーゴは20年間も隠し続けたあなたに、嘘つきなど言う資格はないと反論します。
ルーとマーゴ、マディソンは帰ることにし、タクシーを拾うことにします。
すると娘を探しに来ていたキャロラインが、3人に気づきます。ルーは急いで地下鉄に乗ることにします。追いかけたキャロラインでしたが、電車のドアは閉まってしまいます。
マーゴはあの人が誰なのか、そして隠していることを全て話すように言います。問題が起こっててもいいからとお願いしますが、ルーはマディソンを抱いて家から出ていきます。
追いかけたマーゴでしたが、ルーを見失ってしまいます。家に戻ってくると、ニコが帰ってきていました。
キャロラインは、やってきた夫に責められます。電車のことを刑事に話します。スティーヴンらの通報で、刑事は新たな容疑者の情報を手に入れます。スティーヴンの家には新聞がありました。
ルーは、ニコと来ていた浅橋にいました。するとニコがやってきて、誰の子供なんだと聞きます。
マディソンが熱を出していることから、ルーとニコは病院に行きます。ニコは、自分が捨て子を公園で拾ったことにし、ルーに町から逃げるようにと伝えます。このままでは誘拐罪で捕まってしまうのです。
マーゴの家に警察がやってきます。キャロラインは自分の抱えている悩みをマーゴに話します。マーゴはコーヒーをだしてあげます。
地下鉄の電話から、ルーはマーゴに電話します。リチャーズ刑事は逆探知することにします。
ルーは謝罪して、赤ん坊は病院にいると説明します。誘拐に関しては、自分が正しいと思ったからしたのだと話します。
電車がやってきて、ルーは電話を切ります。しかし、電車に乗りませんでした。
再び病院に行って、マディソンを抱きます。するとリチャーズ刑事らが取り囲んできます。
ルーは、キャロラインがマディソンを気にもかけてないこと、必要としてないことを訴えます。
ルーに必要かどうか聞かれ、キャロラインはかすれた声で必要なのだと訴えます。ルーはマディソンを彼女に返します。
ルーは逮捕されることになりますが、マーゴが帰らせてあげるからと言います。
連行されるパトカーの中で、リチャーズ刑事は、保護する癖でもあるのかい?とルーに聞くのでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、6歳で母と別れて各地を転々とする女性と、息子に家出された母親とが、友情を深めていく姿に心温まります。
どうしても母性を感じられないと嘆く母親・キャロラインは、娘がいなくなって始めて大切さに気づきます。娘と再会できた時の彼女は母親となっており、その必死な思いが胸に突き刺さりました。
また、気にもかけないのに必要なのかと訴えるルーの姿、正しいと思ったと言うルーの真っ直ぐな声は胸に響きました。
問題のあるメイン登場人物に、助け舟となる登場人物の存在が欠かせない映画です。警察の助けがあって再会できた母娘に、マーゴの助けで連行されても希望が持てたルーなど、誰かが誰かを助けていると感じさせてくれる映画でした。海外の評価が高い理由の分かる素晴らしい作品です。

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