「ツーマインズ」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

ツー・マインズの紹介:2012年の映画。母の死後、総合失調症の妹を引きとった姉と、その家族の姿を描いた作品。脚本は「リバー・ランズ・スルー・イット」のリチャード・フリーデンバーグ。制作総指揮には「ナインハーフ」のフランク・コニグス・バーグが参加。主演は「セックス・アンド・ザ・シティ」のクリスティン・デイヴィス。

予告動画

ツーマインズの主な出演者

ビリー(クリスティン・デイヴィス)、エリザベス「ベイビー」(タミー・ブランチャード)、ビリーの夫(ジョエル・グレッチ)、モリー(マッケンジー・アラジェム)、マデリーン(ジェシカ・ランディ)

ツーマインズのネタバレあらすじ

【起】- ツーマインズのあらすじ1

総合失調症のエリザベスこと「ベイビー」は、母と暮らしていました。ある晩、母が倒れて病院に運ばれます。
ベイビーの姉のビリーは夫と息子、娘と暮らしながら、アパレルショップで働いています。知らせを受けて、ビリーだけ病院に向かいます。
ウィル伯母さんが、母に付き添っていてくれました。ベイビーは部屋に閉じこもり、ビリーは母の最期の言葉を聞きます。それはベイビーの事を頼むということでした。
夫と相談した結果、ビリーはベイビーを引き取ることにします。ウィル伯母さんが牧場においでと言ってくれて、家族でベイビーを引き取りに行きます。
ビリーの家は湖畔の近くで、景色は素晴らしいものでした。ベイビーの様子から、ビリーの娘のモリーは彼女を怖がります。
息子のデイヴィスは、秀才で孤独な事から、どこかベイビーと似ていました。ベイビーは引っ越してきてから、テラスでタバコを吸う日々を送ります。

【承】- ツーマインズのあらすじ2

仕事を何日か休んだビリーは、職場の同僚から詳細を聞かれます。母だけではなく、妹の事を伝えます。
すると、同僚は店に連れてくるように言います。服なら着るものだし、ベイビーも喜ぶと気を利かせてくれたのです。
嫌がるベイビーでしたが、店に行くことにします。最初は調子が良かったのですが、試着室に入ると幻聴が聞こえてきます。ベイビーはパニックを起こして帰ることにします。
ビリーの夫は、ビリーの母の遺産に感謝します。支払いが楽になって喜びます。ビリー夫妻は盛り上がってイチャつきます。
その様子を見ていたベイビーは、ずっと一人だった事、姉と違って自分には何もない事を考え始めます。
母の遺産は、ベイビーの通帳にも入っていました。何も欲しくないというベイビーでしたが、パソコンが欲しいと言います。
パソコンならデイヴィスの出番です。仲良く選んでいると、モリーが冷やかします。その言葉にデイヴィスが怒って、兄妹喧嘩になってしまいます。
ベイビーは、デイヴィスと似ているというビリー達の会話から、デイヴィスは自分とは違う事を指摘します。デイヴィスは、ただ気の合う仲間と出会ってないだけで正常なのです。

【転】- ツーマインズのあらすじ3

その昔、ベイビーが病気を発症したことで、ビリーの青春の一年間を台無しにした事がありました。仲の良かった姉妹は、病気によって喧嘩ばかりの日々を送ったのです。
ビリーの夫は、パーティーを開く事を決めます。ビリーはベイビーを紹介するのに戸惑いますが、夫は大丈夫だと言い張ります。
当日、ベイビーは風水を考えて、勝手に家具のレイアウトを変えてしまいます。ビリーが戻すように言ってきて、ベイビーと喧嘩になります。
パーティーが開かれますが、ベイビーは人のいない所で一人過ごします。デイヴィスが励ましにきてくれて、思わずキスをしてしまいます。
それを見たビリーが激怒します。ベイビーは部屋に閉じこもり、デイヴィスの話しを聞きに行くビリーでした。
デイヴィスから、ベイビーがいないことを聞いて、ビリーとデイヴィスは彼女を探します。ベイビーは真っ裸でクローゼットの中に入り、放心状態でした。
死んだのかと思って、病院に運ぶと医師から説明を受けます。ビリー夫妻は、彼女を施設に預けようと考えます。

【結】- ツーマインズのあらすじ4

どの施設も高額で、入るにも3年は待たないといけないほど満員でした。安い所はありますが、その環境は劣悪でした。
ビリーの夫は、ベイビーを家には置いておけないと考えています。悩んでいるビリーに、デイヴィスが牧場に連れて行くのが良いと提案します。
ビリーが面会に行くと、ベイビーは謝罪をします。ビリーは全てを持っているのに、自分には何もなくて、デイヴィスの優しい言葉につい魔が差してしまったのです。
ビリーはベイビーと牧場に行きます。幼い頃、二人は一緒に馬に乗っていました。一緒に再び乗り始めると、ベイビーは昔の事を思い出して、順調に回復していきます。
ビリーは家族を牧場に呼びます。ベイビーの元気な様子を見て、皆は安心します。
しかし、その晩ベイビーは暴れ始めます。家具を次々に投げて壊し、ウィルおばさんが警察を呼びます。
それからビリーはベイビーを家に引き取り、ベイビーは部屋に籠りきりになります。ビリーの夫が、高額だけど施設に入れることを決断します。
ビリーはベイビーを説得して、施設に連れて行きます。その施設には、馬が一匹いました。ベイビーが馬をなでてあげて、エンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、精神的な病に悩む女性と関わる家族の心情を、奥深く繊細に描いています。ベイビー演じるタミー・ブランチャードの演技が突出していて、調子の良い時と悪い時の病に悩む姿を見事に演じています。
土台として、脚本の出来が良すぎるのも今作の特徴です。ベイビーが回復したと思いきや、やはり駄目だったりなど、家族の葛藤も練り込ませています。さすがリチャード・フリーデンバーグが作ったストーリーだと思いました。
また、劇中では湖畔の家の綺麗な景色や、乗馬のシーンが映し出されていて、美しくて見入ってしまいます。
そして音楽も素晴らしいのも今作の魅力です。クラシックギターの旋律が心地よくて、エンディング曲は名曲と言ってもいいほどです。
この作品の出来は、名作の部類に入るものだと思います。最後まで見終わって、休憩なしに見続けてしまうほどの魅力的な映画でした。

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