映画:ディファイアンス

「ディファイアンス」のネタバレあらすじと結末

ディファイアンスの紹介:2008年に公開されたアメリカ映画で、エドワード・ズウィックが監督を務めた作品。事実に基づいて描かれ、ダニエル・クレイグ主演で贈るドラマ。第二次世界大戦中のナチス占領下のベラルーシを舞台に、1200人ものユダヤ人の命を救ったビエルスキ兄弟の姿を描いている。

ディファイアンスの主な出演者

トゥヴィア・ビエルスキ(ダニエル・クレイグ)、ズシュ・ビエルスキ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル・ビエルスキ(ジェイミー・ベル)、リルカ(アレクサ・ダヴァロス)、ハレッツ(アラン・コーデュナー)、イザック(マーク・フォイアスタイン)、ベン・ジオン(トーマス・アラナ)、ハイア(ミア・ワシコウスカ)

ディファイアンスのネタバレあらすじ

【起】- ディファイアンスのあらすじ1

1941年、ドイツ軍はベラルーシを占領し、ナチス親衛隊と地元警察はユダヤ人狩りを開始します。数週間で殺された人は5万人に及び、さらに100万人が強制移送と死を前にしていました。
村に戻ったズシュとアザエルの兄弟は、父が殺されているのを見た後、隠れていた末の弟のアーロンを見つけて、一緒にリピクザンスカの森に行きます。
1941年8月、3人は一番上の兄のトゥヴィアと森で再会します。
ある日、アーロンは森に隠れていたユダヤ人と出会います。そして、殺された大勢のユダヤ人の死体も見つけてしまうのでした。
ズシュは父を殺したのが警察署長のベルニッチだと復讐を考えていました。しかし証拠がありません。トゥヴィアはあの数のドイツ軍と戦うのか、とズシュに話しかけます。
アーロンが皆を引き連れて戻ってきて、トゥヴィアは食べ物と拳銃を農夫のコスチュクに分けてもらいに行きます。4発の弾を受け取ったトゥヴィアは納屋に隠れます。
するとベルニッチがやってきて、コスチュクにユダヤ人を見張るようにと命じ始めます。ベルニッチは、ユダヤ人を捕まえると金をもらえることと、トゥヴィアの両親の話しをします。
ベルニッチが両親の仇だと分かったトゥヴィアは、ベルニッチの家に乗り込んで銃で脅します。
ベルニッチは、今まで密輸に目をつぶってきたと命乞いをします。
しかしベルニッチの息子が銃を向けようとしたため、トゥヴィアはベルニッチと彼の息子たちを射殺します。そしてコスチュクが匿っていたユダヤ人と森に戻ります。
トゥヴィアは、ズシュからもう仲間を増やすなと注意されますが、新たに森に連れてきます。ズシュに食料をどうするのかと言われて、トゥヴィアはスープを薄めると言うのでした。

【承】- ディファイアンスのあらすじ2

10月、トゥヴィアたちは森の木を使って家を建てていました。そこへボロディッシュの町から逃げてきた、ペレツとヤコブがやってきます。町では3000人が殺され、生き残ったのは僅か50人でした。
ズシュは2人から妻と子供が殺されたと聞いて、復讐することを誓います。ユダヤ人を護送した者など、ズシュはトゥヴィアたちと撃ち殺していきます。
さらにドイツ兵がやってきたので、襲って銃を奪い、殺していくのでした。するとドイツ兵が加勢にやってきて、ヤコブとペレツは撃たれて死にます。
トゥヴィアとズシュは、アザエルと離れ離れになって森へと逃げるのでした。
トゥヴィアは言い争う皆を見て、互いに力を合わせなければならないとリーダーぶりを発揮します。
その後、トゥヴィアとズシュは、殺されているコスチュクを発見します。コスチュクの妻に指示され、トゥヴィアとズシュは、納屋に隠れていたアザエルと再会できます。アザエルは他にもベラとハイアという女性と隠れていました。
森に戻ったトゥヴィアは、先週妻が殺されたことをベンから聞きます。
以前、トゥヴィアたちは牛乳屋を脅して牛乳をいただいていました。その牛乳屋が密告したことから、銃を持った同胞の兵士が森にやってきます。トゥヴィアは皆を逃がし、待ち構えて応戦します。そして立ち去れば殺さないこと、味方が数百人はいるとはったりをかまし、追い払うことができます。
キャンプの場所を変えることにして、森の中を歩いていたトゥヴィアたちは、ヴィクトル・パンチェンコ率いるソ連赤軍の兵士に囲まれます。
トゥヴィアは自分たちが抵抗組織の戦闘部隊であると説明します。
ハイアの両親はゲットーにいました。彼女から両親を助けてと、アザエルは頼まれます。
トゥヴィアは、ゲットーからユダヤ人の生存者を助けに行くことにしますが、ズシュから時間の無駄であり、一緒に死ぬのかと反対されます。
トゥヴィアとズシュは喧嘩となります。ズシュは戦いたい奴は来るようにと誘い、ソ連赤軍の戦闘に参加する道を選びます。

【転】- ディファイアンスのあらすじ3

一方、トゥヴィアとアザエルは、ゲットーに潜入して、生存者たちを連れて森に戻ります。皆で持っている物を集め、皆が生きていくためにも、銃と食料に変えていきます。
指揮官となったトゥヴィアは、皆に今日が最良の日であると話し始めます。ここでは各々が仕事を持ち、女性も戦うのだと説明します。ただ、妊娠だけは避けるようにと指示します。この状況では、子供を育てることができないからです。
失った暮らしを取り戻すこと、ユダヤ人が自由を求めれるのはここだけであると、トゥヴィアは皆に話していくのでした。
ズシュがソ連赤軍とドイツ兵を殺している中、アザエルはハイアと結婚式を挙げます。森で暮らす人々は、2人を祝福するのでした。
12月になって、ついに食料が尽きてしまい、ゲットーに戻りたい者が出始めます。仕方なく、トゥヴィアは馬を殺して、皆に分け与えるのでした。
食料が足りないにも関わらず、調達班のアルカディは危険を冒して調達しているのだから、多くするようにと怒り始めます。アザエルはそれに対して怒り、喧嘩となっていきます。トゥヴィアは両方に罰を与えることにし、しばらく食事を半分に制限するのでした。
しかしある日、アルカディは食料を皆に分けずに、調達班だけで笑いながら食べていました。アルカディは戦う者だけが食うことにし、トゥヴィアに指揮官交代だと言い放ちます。
トゥヴィアはアルカディを撃ち殺し、ここにいる間は自分の命令に従うこと、出ていきたければ出て行くことを皆に伝えます。
1942年4月、タマラは妊娠を隠しきれなくなっていました。逃げていた時に、ドイツ兵に暴行されたのです。もしもトゥヴィアに知られたら、とリルカに話します。この新しい命がタマラの生きる支えでした。
トゥヴィアは産声で気づき、違反したことから、タマラと夫を追放するべきと考えます。しかしリルカから、タマラが暴行されたと聞いて許します。以前からリルカのことを気にかけていたトゥヴィアは、彼女とキスをするのでした。

【結】- ディファイアンスのあらすじ4

ある日、ドイツ兵から伝令書を奪い、トゥヴィアは2日後に森が包囲されることを知ります。捕まえられたドイツ兵は、森で暮らすユダヤ人の人々から、家族を殺された恨みを向けられ、言葉と暴力によって痛めつけられていきます。
一方、ズシュはヴィクトルが森から撤退することを聞きます。ドイツ軍が攻勢に出るのが理由でした。
森で暮らす皆を犠牲にして逃げる気だと思ったズシュは、そのことを伝えますが、ヴィクトルからソ連兵を守るのが任務であると言われます。
森の上空を爆撃機が飛び始め、トゥヴィアは皆に急いで移動をさせます。老人や病人もいる中で、空爆が始まっていき、次々とユダヤ人は死んでいきます。
次は歩兵隊が来るため、アザエルは残って時間稼ぎをします。ハイアも残ろうとしますが、アザエルとトゥヴィアに言われて、生き残った皆と逃げていくのでした。
時間稼ぎをしようと戦いますが、次々とユダヤ人の人々は撃たれて死んでいきます。
皆を先導して行くトゥヴィアでしたが、この先は川になっていました。トゥヴィアはどうすれば良いかと悩みます。捕まったら自決するようにと、リルカに銃を渡すトゥヴィアでした。
追手が来る中、アザエルが合流します。アザエルは今までしてきたように、前に進むべきと皆に言います。弱い者は皆で助ければ良いので、アザエルはロープやベルトでお互いに支え合うことを提案します。
そしてトゥヴィアたちは川を渡りきることができます。しかし、前方から戦車と歩兵隊がやってきます。
隠れながらも、トゥヴィアはここで戦う道を選びます。トゥヴィアとイザックはドイツ兵の見ていない側面に移動し、奴らを撃ち殺して機関銃を奪い取ります。そして戦車と歩兵隊に向けて撃ちまくるのでした。
砲撃と銃撃が飛んでくる中、突撃したイザックは撃ち殺されます。
絶体絶命のトゥヴィアでしたが、逆方向から攻撃によって助かります。その攻撃を仕掛けたのは、一度は去ったはずのズシュたちでした。
ズシュたちはドイツ軍の歩兵隊を次々と倒します。ズシュは戦車の中に爆弾を投げ入れて、機能を停止させます。
トゥヴィアはまた別の場所でキャンプを作ることにします。それを聞いたズシュは、加わってもいいかと言います。2人は熱くハグをするのでした。
それから2年、トゥヴィアたちは森に潜み続けました。キャンプには学校、病院、保育所もありました。追われながらも生き続け、戦争が終結する時には1200人ものユダヤ人の人々が暮らしていました。
アザエルはソ連軍に入りましたが、6ヶ月後に戦死します。ハイアとの間に生まれた子供を見ることはできませんでした。
ズシュは、ニューヨークに移住して小さな運送会社を経営しました。トゥヴィアも渡米して、ズシュと一緒に30年働きました。リルカとは末永く連れ添いました。
トゥヴィアとズシュは、自分たちの行動を世に宣伝しませんでした。彼らによって助かった人たちの子孫は数十万人にも及びます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ダニエル・クレイグら出演者の熱い演技が見所です。考え方の異なるトゥヴィアとズシュ兄弟の熱い生き様には心打たれ、2人を演じるダニエル・クレイグとリーヴ・シュレイバーの迫真の演技には惹きつけられます。
2人だけでなく、三男のアザエル演じるジェイミー・ベルの演技も素晴らしくなっています。川を渡る場面での、彼の熱い言葉には涙がこぼれ落ちます。
彼ら以外の出演者の演技も本気度が高く、緊迫した雰囲気が良く出されており、当時の様子を目の前で見ているかのような気分になります。
最後のテロップでは、ビエルスキ兄弟が自分たちの行動を宣伝しなかったと出ます。そこがまた男らしくて格好良かったです。
自由を求めて皆と力を合わせ、抵抗していく人々の姿を映像を通して見ることができる、素晴らしい名作となっています。

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