「トンマッコルへようこそ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– トンマッコルへようこそのあらすじ2

トンマッコルへようこそのシーン2

画像引用元:YouTube / トンマッコルへようこそトレーラー映像

不思議な少女ヨイルに連れられスファたちも村へ辿り着いた。

しかしピョたちを見た途端、敵味方である彼らの空気は一気に張り詰めた。スファは持っていた手榴弾を手に持ち、ピョを含めた村人を脅した。ピョも銃に手を伸ばせるように構える。ところが状況がわかっているピョたちはさておき、トンマッコルに住んでいる人々は戦争などどこ吹く風とばかり。

勝手に輪を抜け出してトイレへ行ったり、おしゃべりしたり…と緊張感がまるでなく能天気な言葉を軍人たちに掛けると普段の日常にあっさり戻っていった。

これにはピョやスファ、スミスも唖然とした。どうやらここは奇跡的に戦火に巻き込まれず、外界の情報が入ってこない「平和すぎる穏やかな村」だということに気づく。

これじゃあ、戦っても仕方ない。

ヨイルは敵味方同士の間に遠慮なく入っていき、無邪気に手榴弾や軍服に純粋すぎる反応を見せた。

初めて見た手榴弾の信管を抜いてしまい焦ったのはスファだった。急いで投げると村の食料庫に入ってしまった、そこはとうもろこしが積まれており一瞬でポップコーンへ変わってしまった。ポップコーンが村に降り注ぐ光景はまるで季節外れの雪のように、淡く美しかった。それをスファ、ピョたちは静かに見守る。まるで毒気が抜けたように両者は銃を下げた。

翌日、スファとピョたちは食料庫を爆破した代わりに村人たちから畑仕事を手伝うようにと言われる。食べ物を補うためには、汗水かいて働いて償ってほしいと言われたのだ。

既に淡雪のようなポップコーンが降り注ぐ姿を見たスファは戦意が削がれ、ピョにこの村を巻き込まないように一時休戦と言っていた。

ピョたちは一時休戦という提案について半信半疑だったが、サンサンが説得し何とか納得していた。

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