「ノッティングヒルの洋菓子店」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

ノッティングヒルの洋菓子店の紹介:2020年製作のイギリス映画。ロンドンの人気デリ・オットレンギの全面協力による、洋菓子店が舞台のラブストーリー。名店で修業を積んだパティシエのサラと親友イザベラは自分たちの店を開くことに。ところが、サラが事故で急死。それでもイザベラは、サラの娘や母とともに準備を進める。監督は、本作が長編初監督となるエリザ・シュローダー。出演は、「輝ける人生」のセリア・イムリー、「暮れ逢い」のシャノン・ターベット、「チャーリーとチョコレート工場」のシェリー・コン、「マッチポイント」のルパート・ぺンリー=ジョーンズ。

あらすじ動画

ノッティングヒルの洋菓子店の主な出演者

セリア・イムリー(ミミ・クラチ) シャノン・タルベット(クラリッサ) シェリー・コン(イザベラ) ルパート・ペンリー=ジョーンズ(マシュー) ビル・パターソン(フェリックス・ローゼンバウム) キャンディス・ブラウン(サラ)

ノッティングヒルの洋菓子店のネタバレあらすじ

【起】– ノッティングヒルの洋菓子店のあらすじ1

ノッティングヒルの洋菓子店のシーン1

画像引用元:YouTube / ノッティングヒルの洋菓子店トレーラー映像

イギリス・ロンドン。2019年。

サラ・クラチとイザベラは幼少期からの親友同士でした。ともに製菓学校に通い、サラは一流の菓子職人でした。2人は共同名義でロンドンのゴルボーン・ロードにベーカリー店を出そうと決め、開店準備をしているところでした。

早朝の道をサラは自転車に乗って、颯爽と駆け抜けます。右腕に装着したスマホにはイザベラからの着信が入っていますが、気にせずサラは自転車を走らせていました。友人らからも開店のお祝いのメッセージが入っています。

サラの母ミミ・クラチは喧嘩して仲たがいしたままの娘・サラに、メッセージカードを贈ろうとしていました。「私は頑固だ」ということを書いたメッセージカードを入れて封筒に封をして宛名を書こうとしていると、ミミの住むアパートのドアチャイムが鳴りました。玄関へ行くと、2人の警官がミミを訪問していました…。

(映画タイトル)

ベーカリー店を開店する前に、サラは事故で急死してしまいました。共同名義で店を出そうとしたイザベラは途方に暮れます。借店舗物件を白紙に戻そうと考えますが、オーナーのクライヴは「新たな借り手を探しますが、長いこと空き家だったので(すぐには見つからない)…」と言いました。

店舗は改装しかけたところで作業を止めて、シャッターを下ろしています。イザベラは親友であり共同経営者であるサラの死に、深く落胆します。

それはサラの娘・クラリッサも同じでした。クラリッサはバレエダンサーとして練習に励んでいましたが、母の死を受け止め切れません。母が開店するはずだった店の前を通るたびに納得できない思いは積み重なりました。レッスン途中に教室から出てふさぎこむクラリッサを見て、同じダンス仲間で恋人のアレックスは別れを切り出します。クラリッサはアレックスの部屋に転がり込んでいたため、別れるとたちまち住む場所に困ります。

行き場のないクラリッサは、母・サラの店のシャッターを開けると寝袋を敷いて眠りました。

イザベラは物件の次の借り手として、ワインバーの店主から打診を受けていました。契約を交わすことは、サラとのベーカリー店をあきらめることでもあります。悩んでいるときに店で寝ていたクラリッサと会いました。

家に来いとクラリッサを誘いますが、クラリッサは「頼めそうな人がいる」と断りました。イザベラはクラリッサを乗せて、祖母・ミミの住むアパートまで送ります。

娘のサラを亡くしたミミは、落ち込んでいました。ぼうっとしたまま鏡を見ていたミミは、イヤリングを排水溝に落としました。友人のオルガにヨガへ行こうと誘われますが、そんな気になれません。

クラリッサの訪問を受けたミミは「いくらほしいの?」と聞きました。金の無心じゃないと言われても信じられないと答えます。クラリッサが「居場所がないの」と言うと、「それは話が別ね」とミミは納得しました。いっしょに暮らそうと決めます。

クラリッサは早速アレックスの部屋から荷物を持ってきました。孫のクラリッサは大きな音で音楽を聴くので隣人から注意されますが、まったく気にしていないようです。

翌日、クラリッサは軽装で「走ってくる」とミミに言い置くと出かけて行きました。

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