映画:ハウ

「ハウ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

ハウの紹介:2022年8月19日公開の日本映画。ワンと鳴けない犬と気弱な青年の絆を描いたヒューマンドラマ。『余命1ヶ月の花嫁』の脚本家、斉藤ひろしが愛犬との日々を綴ったエッセイを基に、『最高の人生の見つけ方』の犬童一心が映画化した。今作が初演技となる俳優犬のベックが主演を務め、もう一人の主人公である民夫を「あなたの番です」の田中圭が演じる。また、池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子らが脇を固め、ナレーションを石田ゆり子が務める。

ハウの主な出演者

赤西民夫:田中圭 足立桃子:池田エライザ 鍋島史郎:野間口徹 鍋島麗子:渡辺真起子 森下めぐみ:モトーラ世理奈 真里菜:深川麻衣 朝倉麻衣:長澤樹 前川佑 細川岳 田中要次 草村礼子 品川徹 利重剛 伊勢志摩 シスター・セシリア:市川実和子 田畑智子 ナレーション:石田ゆり子 関根次郎:石橋蓮司 関根志津:宮本信子

ハウのネタバレあらすじ

【起】– ハウのあらすじ1

ハウのシーン1

画像引用元:YouTube / ハウトレーラー映像

紙芝居風に映画は始まります。捨てられた1匹の犬と、ちょっぴり気弱な青年。その出会いから物語は始まります。タイトルは「ハウ」。(映画タイトル)タイトルの意味は何かって? 見ていれば判ります…。

2017年。神奈川県横浜市。

ベイエリアのカフェで34歳の赤西民夫は、婚約者の真里菜に分かれ話を切り出されます。真里菜は民夫ではなく吉田という男のほうが好きだったと言います。ところが吉田がケイコと結婚したために、真里菜は民夫と付き合っていたのだそうです。「でもね、あの人離婚してくれたの」と言った真里菜は、民夫との付き合いを終わりにしたいと言いました。

民夫はぴんときていません。「あ、いや、結婚は?」と聞きますが、真里菜は「お互い、前だけを見ていこう」と勝手なことを言って、その場を去りました。その日は民夫にとって、人生最悪の日になりました。

結婚式場にキャンセルの電話を入れますが、キャンセル料を振り込む必要がありました。真里菜と結婚後に住むために、民夫はもう戸建ての家まで購入していました。家のローンは40年あります。新居の家に民夫は越してきたばかりで、まだ荷物もほどいていませんでした。帰宅した民夫はいまさらながら、広い家を見て肩を落とします。

それでも人生は続きます。翌日、地下鉄に乗って民夫が出勤したのは役所でした。民夫は公務員です。道を歩いていると同僚の鈴木が、歩道に仁王立ちになっていました。民夫が声をかけると、民夫の課にいる非正規雇用の職員・足立桃子を示します。桃子はホームレスの男性を捨て置けずに声をかけ、あれこれ世話を焼いていました。そのため遅刻して、あとで課長の鍋島史郎に叱られています。

民夫は鍋島に破談のことを報告しました。すると鍋島は「マジ? 捨てられたってこと?」「俺無理、それ長く抱えるの無理」と言うと、課の人たちにその場で民夫の破談を報告してしまいます。

直後に窓口へ婚姻届けを出しに来た男女がおり、民夫が応対することになりました。民夫は何とも言えない気持ちになります。

追い打ちをかけた(?)鍋島が、民夫を自分の家に呼びます。鍋島の家には犬が複数いました。鍋島の妻・麗子は犬や猫の保護シェルターをやっていると言い、民夫に白い大きな犬を紹介します。「新しいパパができてよかったね」と、既に引き取ることが確約かのように言われて民夫は辟易しますが、その犬は掠れた声しか出せませんでした。前の飼い主が吠えないようにしつけず声帯の摘出手術をしたらしく、それを聞いた民夫は思わず「ひどい話ですね」と肩入れしました。引き取ることになります。

急いで飼育書を読み知識をつけた民夫はその犬を迎えると、風呂に入れました。リビングでくつろぎながら「せめてお前に将棋ができたらな」と竜王戦の対局と将棋の本を見ながら言います。民夫はアマ二段で、プロ棋士になるのを夢見た時期もあったのでした。

麗子から「名前をつけたか」というメールを受け取った民夫は、「ハウ」と返信します。

それからの民夫は、ハウとの生活をとても幸せに感じます。仕事から帰宅すると、ハウは玄関で待っていてくれるのです。「ただいまー」と声をかけると、いっしょに散歩へ出かけ、休日はキャッチボールをしたり、遠出したりします。

職場の女性には「結婚をあきらめて犬を飼い、奥さん代わりにしている」と揶揄されました。しかしそんなことばも民夫の耳には入りません。

一軒家は大型犬のハウを飼うのに適していました。冬の日には窓越しに降る雪を、民夫とハウはいっしょに眺めます。

民夫はSNSにも「haw_papa(ハウ・パパ)」というハンドルネームで登録し、ハウの写真を投稿しました。フォロワーは200人台から増えることはありませんでしたが、民夫にとってはどうでもいいことでした。

季節は廻ります。冬を過ごし春になり、1年以上の月日を民夫とハウはともに過ごします。

2018年5月6日。民夫はハウといっしょに散歩に出かけました。草がよく茂っている原っぱのところでは、少年が草野球に興じていました。民夫はそこで樹木の陰に横たわり、うたたねをします。

少年が打ったホームランが、遠くへ飛んでいきました。ハウはそれを見てボールを取りに行きます…。

民夫が目覚めると、ハウがいませんでした。周辺を探しますが、ハウの姿はありません。

民夫は麗子に連絡を取り、動物愛護センター(保護シェルター)の人たちも集まりました。「迷子のハウ」のチラシを配ってもらうためにです。恐縮がる民夫にシェルターの人たちは「ハウは私たちの犬でもあるんだよ」と声をかけます。

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