映画:バファロー大隊

「バファロー大隊」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

バファロー大隊の紹介:ジョン・フォード監督、ジェフリー・ハンター主演の西部劇。白人親子殺人の容疑をかけられた黒人兵と、彼を弁護する白人将校の姿をスリリングに描いていく。1960年アメリカ製作。

バファロー大隊の主な出演者

カントレル(ジェフリー・ハンター)、メアリー(コンスタンス・タワーズ)、ラトレッジ(ウディ・ストロード)

バファロー大隊のネタバレあらすじ

【起】– バファロー大隊のあらすじ1

物語の舞台は1881年のアメリカ、アリゾナの合衆国陸軍南西地区本部。ここである軍法会議が開かれることから、物語は始まります。被告人はラトレッジ先任曹長といい、屈強な黒人でした。ラトレッジは大勢の黒人兵からなる第9連隊、通称バファロー大隊の一員であり、勇敢な兵士として仲間に慕われていましたが、今彼は白人の親子殺害の容疑がかけられていました。

ラトレッジの弁護人を務めることとなったのは、ラトレッジの上官である若き白人将校カントレルでした。カントレルは軍法会議の場に着くと、大勢の将校夫人や市民が傍聴するために集まっていることに気づきました。その中には、今回の軍法会議の議長フォスゲート大佐の妻コーディリアの姿もありました。開廷を前に、カントレルはフォスゲートに軍法会議の非公開を要求しました。軍法会議が見せものになる恐れがあり、また、夫人方が聞くには不向きな内容でもあったからです。フォスゲートはカントレルの言い分を聞き入れ、すぐに傍聴席から市民を追い出し、証人である若い娘メアリーだけがその場に残りました。

その後軍法会議は開始され、まず検察側の証人尋問が行われることとなりました。証人席に座ったメアリーは当時の出来事を思い出し震えながら証言を始めました。

事件があった日、メアリーは東部から故郷のアリゾナに戻るところでした。その列車にはカントレルも乗り合わせており、カントレルはメアリーの美しさに魅了され、熱心にアプローチしますが、メアリーはスピンドル駅で途中下車し、カントレルとはすぐに別れることとなりました。

駅に降りると、メアリーは迎えに来てるはずの父がおらず、また、駅長の姿がないことにも気づきました。不審に思ったメアリーが駅長室に行くと、そこには矢を胸に受けて死んでいる駅長の姿がありました。メアリーは恐怖に怯え、叫び声を上げようとしますが、そのときラトレッジが突然現れ、メアリーの口を塞ぎました。ラトレッジの話によれば、アパッチの戦士がこの駅を襲撃したといいます。

その後、ラトレッジはアパッチの戦士二人を倒しますが、ラトレッジは腹部に大怪我を負い、ひどく衰弱していました。メアリーはラトレッジを介抱しようとしますが、ラトレッジはメアリーの好意を拒みました。白人の若い女性が黒人男性と接することは、なにかと誤解を生んでしまうことをラトレッジはよく理解していたのです。それでもメアリーはラトレッジを放っておけず、可能な限り彼の世話をしました。その一方で、メアリーは父の安否が気がかりでした。メアリーの父は町外れの荒野に牧場を持っていましたが、ラトレッジの推測によれば、そのあたりの地域に別のアパッチの集団が向かっているというのです。アパッチにより通信線は切られていたため、メアリーは父に連絡を取ることすらできず、ただ心配することしかできませんでした。

メアリーはあの夜に起きた出来事をありのままに語りますが、検察官のシャタック大尉はラトレッジが不利になるような証言を引き出そうと誘導的な質問を繰り返しました。シャタックは黒人に対して差別的な考えを持っていたのです。カントレルはそんなシャタックの印象操作を防ごうとしますが、その後シャタックが呼んだ証人の証言によりラトレッジは一気に不利な状況に追い込まれてしまいました。

次に証人として呼ばれたのは、フォスゲートの妻、老貴婦人コーディリアでした。コーディリアはハブルという中年男性の雑貨屋で生前のルーシーの姿を目撃していたといいます。そのとき、ルーシーは金の十字架のペンダントを身につけており、ハブルの息子クリスから言い寄られていました。また、その場にはラトレッジの姿もあり、ルーシーと親しく会話をしていました。ルーシーは子どもの頃からラトレッジと仲良くしており、他の白人のように差別的な感情を持っていなかったのです。

ルーシーと父親のダブニー少佐が殺されたのは、その日の夜8時のことでした。近所に住むコーディリアはダブニーの家から銃声が聞こえた直後、家から腹部を負傷したラトレッジが出てくるのを目撃したと証言しました。

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