映画:バルトの楽園

「バルトの楽園」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

バルトの楽園の紹介:2006年に出目昌伸監督によって映画化された作品で、松平健が主演をつとめています。第一次世界大戦中に捕虜となったドイツ人たちの生活とともに、彼らと徳島県坂東の人々との交流が描かれています。史実に基づいて製作された作品であり、日本人にもなじみが深いベートーベンの「第九」が国内で初めて演奏されたのは、本作で描かれている坂東捕虜収容所のドイツ兵たちによるものと言われています。

あらすじ動画

バルトの楽園の主な出演者

松江豊寿(松平健)、高木繁(國村隼)、クルト・ハインリッヒ(ブルーノ・ガンツ)、カルル・バウム(オリバー・ブーツ)、伊藤光康(阿部寛)、志を(大後寿々花)、松江歌子(高島礼子)、すゑ (市原悦子)、馬丁宇松(平田満)、黒田(大杉漣)

バルトの楽園のネタバレあらすじ

【起】– バルトの楽園のあらすじ1

バルトの楽園のシーン1

画像引用元:YouTube / バルトの楽園トレーラー映像

第一次世界大戦中、ドイツ軍の極東の拠点である青島(チンタオ)では、ドイツ軍が窮地に立たされていました。

ドイツに宣戦を布告した日本をはじめとする連合国軍の攻撃に追い詰められ、やがて青島は攻略されてしまうのでした。

青島を攻略した日本軍はそこで4000人を超えるドイツ軍兵士を捕虜とすることになります。

捕虜になったドイツ軍兵士は日本へと送られ、全国各地に建てられた捕虜収容所へと収容されることになるのでした。

捕虜を収容する施設では過酷な労働や住環境、また不当な扱いを受けることも少なくありません。

日本にある収容所でも劣悪な環境にさらされて脱走した捕虜が、捕まってさらし者のような仕打ちを受けることもありました。

捕虜たちは不当な仕打ちに抗議することもありましたが、暴力によって押さえつけられることも多くありました。

しかし徳島にある捕虜収容所・坂東捕虜収容所では松江所長の指揮のもと、ドイツ軍の捕虜が手厚くもてなされていました。

捕虜となったドイツ軍兵士は、収容所の日本兵らに厳しく管理されていたものの、好きなものを食べてビールを飲み、音楽や自然を楽しむなど、人間らしい自由も認められていました。

ドイツ人たちは収容所の中で各自仕事をしながら生活し、ときに監視をつきではあるものの外出を認められることもありました。

また捕虜と近隣住民との交流も盛んに行われ、子どもたちはドイツ人捕虜から体操やバイオリンを習ったり、西洋の技術を学ぶことも多くあるのでした。

坂東捕虜収容所にはドイツ軍の青島総督であるクルト・ハインリッヒの姿もありました。

彼もまた青島の戦いで捕虜としてとらえられて日本へと送られ収容されていましたが、松江はハインリッヒ総督に敬意をもって接し、総督もまた捕虜になっても軍人としての毅然とした態度を崩すことはありませんでした。

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