映画:パワー・オブ・ザ・ドッグ

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

パワー・オブ・ザ・ドッグの紹介:2021年11月19日公開のアメリカ映画。「ピアノ・レッスン」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン監督が、ベネディクト・カンバーバッチ主演で描くヒューマンストーリー。第78回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞作。牧場を営む兄弟の家にやってきた、弟の妻となった未亡人の女性とその息子。二人を快く思わない兄は敵意をむき出しにするのだが……。2021年12月1日からのNetflixでの配信に先駆け、11月19日から劇場限定公開。

パワー・オブ・ザ・ドッグの主な出演者

フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)、ローズ(キルステン・ダンスト)、ジョージ・バーバンク(ジェシー・プレモンス)、ピーター(コディ・スミット=マクフィー)、老女(フランセス・コンロイ)、エドワード知事(キース・キャラダイン)、ローラ(トーマシン・マッケンジー)、ルイス夫人(ジュヌヴィエーヴ・レモン)

パワー・オブ・ザ・ドッグのネタバレあらすじ

【起】– パワー・オブ・ザ・ドッグのあらすじ1

パワー・オブ・ザ・ドッグのシーン1

画像引用元:YouTube / パワー・オブ・ザ・ドッグトレーラー映像

「父が死んだとき、僕は母の幸せを願った。僕が母を守ろうと思った」と、男性の声が聞こえます…。(この声が誰かはラストに記載します)

【第1章】

〔1925年 モンタナ州〕

モンタナで広大な牧場を経営しているきょうだいがいます。それは兄フィル・バーバンクと弟ジョージ・バーバンクでした。彼らは先代から牧場を継いで、たくさんの下働きの人たちを抱えて経営しています。牧場では牛を主に扱っていました。馬に乗って牛の群れを見張っています。

兄のフィルと弟のジョージは、なにからなにまで対照的なきょうだいでした。

フィルはイェール大学を卒業したインテリで、本を読むのが好きなうえにバンジョーを演奏する人物でした。博学でいろんなことに気が付くフィルは、独特のオーラを持っていました。部下を束ねる力を持ついっぽうで、短気でことばが荒く、女性や先住民族に対する差別意識を持っています。風呂が嫌いでいつも着たきりの服装でした。

弟のジョージは、穏やかで物静かな男性です。気が回らないタイプですが、性格は誠実でした。風呂が好きで身だしなみもしっかり整える、おしゃれな一面を持っています。

フィルとジョージは全く似ていませんが、それでも兄弟でうまくやっていました。

フィルは1900年からもうかれこれ25年、その土地で牛を育てていました。牛の扱いをよく知るフィルは、炭疽菌を恐れていました。炭疽菌の感染で命を落とすおそれもあると大学で教わったフィルは、炭疽症で死んだ牛の遺体はよけて通り、素手で触らないようにするなど徹底して忌避していました。

またフィルにはブロンコ・ヘンリーという男を手本にしていました。ブロンコはとうに他界しているのですが、昔からの大親友だったブロンコを二言目には引き合いに出し、フィルはブロンコの教えのとおりに過ごしています。

あるとき、フィルとジョージは用事があって、町に出向きます。そこで立ち寄った食堂で食事をした際に、2人は宿屋の未亡人の女性・ローズと知り合います。

ローズは10代後半の息子・ピーターを抱えていました。夫と死に別れたローズは、居酒屋と宿屋の経営に苦心していました。息子のピーターはのっぽで痩せぎすの青年で、母といっしょに店の手伝いをしています。外科医を目指すピーターは手先が器用で力仕事よりも細かな作業のほうが向いており、飲食店の手伝いよりも店の飾りになる造花づくりのほうが得意でした。

【第2章】

ジョージは店へ行った時、ローズの美しさにひとめぼれしました。店には自動ピアノを置いてあり、曲が流れます。注意する者がいないので、酔っ払いが騒がしく居つくような店になっており、ローズは辟易していました。しかし女性のローズが注意しても酔っ払いは聞く耳を持たず、ひょろっとしたピーターは頼りになりません。

兄のフィルは店で過ごしているときに、ローズの困りごとに気づきました。さりげなく酔っ払いをローズの代わりに追い払いはしましたが、いっぽうでローズに嫌味を言ったり、女性的なピーターをからかったりします。

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