映画:ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜

「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜の紹介:2021年6月18日公開の日本映画。1998年長野オリンピック、歓喜に沸いた日本スキージャンプ団体の金メダル獲得。それを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる物語を映画化。監督は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』などで話題となった映像作家の飯塚健。「おっさんずラブ」シリーズ、ドラマ「あなたの番です」などの田中圭が主人公の西方仁也を演じるほか、土屋太鳳、山田裕貴、小坂菜緒(日向坂46)、濱津隆之などが脇を固める。

ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜の主な出演者

西方仁也(田中圭)、西方幸枝(土屋太鳳)、高橋竜二(山田裕貴)、南川崇(眞栄田郷敦)、小林賀子(小坂菜緒)、葛西紀明(落合モトキ)、(菅原大吉)、(八十田勇一)、西方弘(大河内浩)、原田雅彦(濱津隆之)、神崎幸一(古田新太)

ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜のネタバレあらすじ

【起】– ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜のあらすじ1

ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜のシーン1

画像引用元:YouTube / ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜トレーラー映像

〝事実に基づく物語〟

〔1998年2月17日〕〔長野オリンピックスキージャンプ団体〕

長野オリンピックでは、スキージャンプ団体の競技が行われていました。ラージヒルにいる原田雅彦の姿を見ながら、西方仁也は「落ちろ、落ちろ」と願っていました…。

(このシーンは映画後半に再び出てきます)

〔四年前 リレハンメルオリンピック〕

1994年のリレハンメルオリンピックで、スキージャンプ団体は西方仁也、原田雅彦、葛西紀明、岡部孝明の4人が出場しています。緊張する西方に背後から雪玉を投げたのは、原田でした。「びびるんじゃねえよ」と言われ、西方は気を取り直します。

スキージャンプの競技は、恐怖との戦いです。90キロを超えるスピードでジャンプ台から飛ぶこの競技は、バランスを崩すと最悪死に至る競技です。だから緊張も致し方ないことです。それでも原田の声に緊張がほぐれた西方は、135メートルの大ジャンプを終えました。

葛西、岡部、西方の3人がジャンプを終え、残るところはアンカーの原田だけです。日本はここまでいい成績で、金メダルの圏内でした。原田が無難に飛んでくれれば、日本は優勝なのです。ところが原田がまさかの失速をし、97メートル50の記録になりました。日本は2位に後退してしまい、けっきょく銀メダルに終わります。原田は泣き笑いの中途半端な顔で振り返り、西方たちに謝りました。

日本へ帰国してからの記者会見では、原田にマスコミの質問が飛びます。いずれも厳しい内容のものでした。原田の拳が悔しさで震えているのを見た西方は、あとで慰めます。「金じゃなきゃダメだったんだよ」と責任を感じて嘆く原田に、西方は「お前がいなきゃ、銀メダルも獲れなかった。でも次は金だ。長野は絶対に金を獲ろう」と鼓舞します。西方はこのとき26歳でした。次の長野が実質的な最後のオリンピックのチャンスです。

〔長野県 野沢温泉村〕

西方の故郷は、長野県野沢温泉村です。西方の父親・弘はここで、旅館を経営していました。妻の幸枝は妊娠しています。金メダルは獲れたと先走った弘が金メダルのお祝いのボードを作っていました。銀に修正して西方の帰りを待っていますが、西方は入りづらいと感じます。西方の帰宅に気づいた幸枝は、お疲れさまとねぎらいました。悔し泣きする西方に、「そんなに泣いてるとこの子に聞かれちゃうよ」とお腹を示して言います。西方は、長野では金を獲ると決意します。

〔長野オリンピックまで、1440日〕

その日から早速、西方は練習に励みます。銀を獲って帰国しようが関係ありません。トレーニングをするだけです。

〔スキージャンプ強化合宿〕

合宿では、神崎幸一コーチが厳しく指導します。どんなにベテラン選手だろうが罵倒した神崎は「口惜しければ金を獲れ」と激励しました。

練習の合間に、西方は信州中央病院へ駆けつけました。赤ん坊が生まれたのです。西方は赤ん坊を見ながら幸枝に「3歳の時の記憶ってあるのかな」と呟きます。長野オリンピックに西方が出場した時には、この子が3歳になっているからです。赤ん坊は男児で、西方は「慎護」と名付けました。

〔長野オリンピックまで、652日〕

ただひたすら、練習に邁進する日々です。トラックを走る西方の姿があります。

〔長野オリンピックまで、187日〕

ジャンプの練習をしていた西方は、嫌な感覚を覚えました。腰に痛みを感じたのです。それでも西方は練習の手を緩めることはありませんでした。

ジャンプの選手たちは、みんな絶好調でした。誰もが選手の候補に挙げられてもおかしくないと同じジャンプの若者・南川崇が言います。同感だと思った西方は、身体の不調を隠しました。船木のジャンプが好評で、期待されているのを聞くとなおさら、言えなくなります。代表が誰になるかと話題になり、動揺した西方は思わず、トレーニングで使っていたバーベルを落としました。「手が滑った」とごまかします。

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