映画:フォーエバー・フレンズ

「フォーエバー・フレンズ」のネタバレあらすじと結末

フォーエバー・フレンズの紹介:1988年にアメリカで製作されたヒューマンドラマ。アイリス・レイナー ダートの小説を映画化した作品で、「プリティ・ウーマン」で知られるゲイリー・マーシャルが監督を務めた。海辺で偶然出会った少女二人の友情を感動的に描いていく。主人公の女性二人をベット・ミドラー、バーバラ・ハーシーが演じた。

あらすじ動画

フォーエバー・フレンズの主な出演者

CC・ブルーム(ベット・ミドラー)、ヒラリー・ホイットニー・エセックス(バーバラ・ハーシー)、ジョン・ピアース(ジョン・ハード)、少女時代のCC(メイム・ビアリク)、少女時代のヒラリー(マーシー・リーズ)、ミルスタイン(スポルディング・グレイ)

フォーエバー・フレンズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- フォーエバー・フレンズのあらすじ1

1957年の夏。サンフランシスコの海辺のリゾート地で、二人の少女CCとヒラリーが出会うことをきっかけに物語は始まります。CCは貧しいながらもスターになる夢を抱き、ヒラリーと出会ったこの日も映画出演のためオーディションを受けていました。ヒラリーはそこでCCが披露した「愛の物語」の歌声の美しさと大胆なパフォーマンスに大きな衝撃を受けました。上流階級で育ったヒラリーにとって、CCは外の世界を見せてくれる刺激的な存在だったのです。

二人はこの出会いの後、文通友達となり、互いの近況を報告し合うようになりました。この交流は二人が大人になってからも続き、CCはオーディションを受けては落ちる日々を、ヒラリーは弁護士になるために勉学に励む日々を手紙に綴りました。

そんなある日、CCがニューヨークのナイトクラブで酒を飲んでいると、そこに突然ヒラリーが現れました。ひどく驚きながらも、数年ぶりの再会を喜ぶCC。理由を尋ねると、ヒラリーは厳格な父親の元を飛び出してきたといいます。やっと自由を手に入れたとヒラリーは感激し、CCはそんな親友を自らのアパートに招きました。CCの部屋は綺麗と言えるものではありませんでしたが、ヒラリーはこれから始まるCCとの暮らしに胸を躍らせていました。

それから間もなく、CCにも転機が訪れます。偶然CCの歌声を聴いた舞台演出家のジョンが、新作舞台の主役にCCを抜擢したのです。前衛的な舞台ながらも、CCは圧倒的な歌声と演技を披露し、舞台初日は大成功を収めました。しかし、喜んだのも束の間、その直後にショッキングな出来事がCCを襲いました。CCはジョンに恋心を寄せていましたが、舞台初日の打ち上げの後、ジョンはヒラリーとともに一夜を過ごしたのです。

この出来事をきっかけに、二人は険悪な関係になりますが、それと時を同じくして、ヒラリーは帰郷することとなってしまいました。サンフランシスコに暮らす父親の病状が悪化しているというのです。二人は離れ離れになってしまいましたが、その間も昔のように文通を続けました。

文通している間に、二人はそれぞれ大きな人生の転機を迎えました。ヒラリーは父親が信頼を置く弁護士の青年マイケルと結婚、一方、CCはブロードウェーの主役の座をつかみ、親密な仲となっていたジョンと結婚式を挙げました。

【承】- フォーエバー・フレンズのあらすじ2

それから時が経ち、CCの主演舞台を見るためにヒラリーはマイケルとともにニューヨークを訪れました。CCは親友との再会を心から喜びますが、ヒラリーからどこか嫌味な態度を取られてしまいます。CCは親友の変貌に困惑しますが、それには理由がありました。ヒラリーは弁護士を辞め、マイケルの良き妻を演じることに疲れていましたが、そんな自分とは対照的に、仕事もプライベートも充実させているCCを不愉快に感じていたのです。二人は些細な言い争いをきっかけに激しい口論をしてしまい、ヒラリーは仲直りをしないままサンフランシスコに戻ってしまいました。CCはその後も手紙を送って仲直りしようとしますが、ヒラリーはそのすべてを送り返してしまうのでした。

それから間もなく、CCは舞台に対する価値観の違いを理由にジョンと離婚し、仕事の方も表舞台から遠ざかり、地方のディスコで歌うことが多くなっていきました。そんなある日、CCがサンフランシスコの小さなクラブで公演の準備をしていると、そこにヒラリーが現れました。文通を絶ったことに激しい怒りを抱いていたCCでしたが、ヒラリーがひどく落ち込んでいることに気づきました。話を聞くと、ヒラリーもマイケルの浮気が原因で離婚したといい、そのうえ、彼の子どもを妊娠しているというのです。ヒラリーはシングルマザーになる決意を固めており、CCはそんな親友の姿に心を打たれました。CCはヒラリーを支えようと仕事をセーブ、再び親友二人の同居生活が始まりました。

穏やかにヒラリーと過ごす一方、CCはヒラリーの主治医ミルスタインと交際をスタートさせました。ミルスタインの包容力のある愛情を前にして、CCはごく普通の家庭の主婦の生活に憧れを持つようになっていきました。ところが、ヒラリーの出産が間近になる中、CCに舞台主演のオファーが届きます。CCは舞台にもう一度立ちたいという欲望に勝てず、ミルスタインに別れも告げずにニューヨークに旅立ってしまいました。

【転】- フォーエバー・フレンズのあらすじ3

ヒラリーはそんな親友の姿に呆れますが、いざ出産日になると、CCはなんとか都合をつけて病院に駆けつけました。手術道具を見て失神してしまったため、CCは出産の瞬間に立ち会うことは叶いませんでしたが、目覚めると、そこには可愛い女の子の赤ん坊を抱いたヒラリーの姿がありました。この赤ん坊はヴィクトリアと名づけられ、CCとヒラリーは眠るヴィクトリアを暖かく見つめるのでした。

それから数年後。CCはスターに返り咲き、多忙な日々を送っていました。一方、ヒラリーもまたヴィクトリアを育てながら弁護士として活躍していましたが、ある日突然仕事中に倒れてしまいます。医師による診断の結果、ヒラリーはウイルス性心筋症という難病を患っていることが判明しました。

ヒラリーはCCに事情を説明し、ヴィクトリアの夏休みの間、自分たち親子と一緒に別荘で暮らして欲しいと依頼すると、CCはその求めに快く応じました。CCはヴィクトリアと仲良く遊びますが、その間にヒラリーの衰弱は確実に進んでいきました。ヒラリーは絶望感に苛まれていましたが、そんなヒラリーにCCはあえて厳しい言葉をぶつけました。すると、ヒラリーは少しずつ活力を取り戻し、ヴィクトリアとまた遊ぶようになりました。

それから数日が経ち、CCはライブのため一時的にヒラリーたちの元を離れることとなりました。ライブ当日、会場で入念なリハーサルを行うCCでしたが、その最中にヒラリーが倒れたという知らせが届きました。CCは会場を飛び出し、夜通し車を運転してヒラリーが入院する病院へと向かいました。

病室のヒラリーは酸素吸入器をつけられ、さらに病状が深刻化している様子でした。しかし、ヒラリーはこの姿を娘に見せることを拒み、別荘に戻ることを望みました。CCはその願いを聞き入れ、すぐに退院手続きをしました。別荘に戻ったヒラリーはヴィクトリアを抱きしめながら、沈みゆく夕陽を眺めていました。

それから間もなく、ヒラリーは帰らぬ人となりました。葬式の後、CCがヒラリーの遺書に目を通すと、そこには、ヴィクトリアにはCCと一緒に暮らして欲しいと書かれていました。CCが遺書の内容を伝えると、ヴィクトリアは頬を涙で濡らしながらCCに抱きつきました。

【結】- フォーエバー・フレンズのあらすじ4

その後、CCは歌手として舞台に立ちました。歌うのは、初めてヒラリーと会ったときにオーディションで披露した「愛の物語」でした。

少し笑って 少し涙して
少し心が軽くなる
それがキラキラ輝く愛の物語
2人なら無敵よ
世界は私たちのもの
もしその世界が消えても
お互いは残る
少し勝って 少し負けて
少しうつむいて
それがキラキラ輝く愛の物語
それこそがキラキラ輝く愛の物語

オーケストラを背景に、CCは見事な歌声を会場に響かせました。公演が終わると、CCはヴィクトリアにヒラリーとの出会いを語り始め、ヴィクトリアは熱心にその話に耳を傾けていました。

「手紙を書いてね、CC」
「もちろん、だって友達でしょ」
初めて出会った頃のCCとヒラリーの仲睦まじい姿を映し出し、映画は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

何度も衝突を繰り返しながら友情を深めていくCCとヒラリーの姿が感動的でした。さらに、本作がおもしろいのは、仕事と私生活を両立させる難しさも描いている点だと思います。CCを演じたベット・ミドラーが歌う「愛の物語」で終わるラストも素晴らしく、最後まで心が打たれました。

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