「ブルーハーツが聴こえる」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

日本の伝説的ロックバンド「THE BLUE HEARTS」の曲をモチーフに、6人の映画監督が物語を紡ぐオムニバス形式の作品集になります。6社の制作会社でそれぞれ作られたという経緯もあり、映画を作る資金などでクラウドファンディングが用いられた一作です。飯塚健、下山天、井口昇、清水崇、工藤伸一、李相日が監督として名を連ねています。159分、2017年公開作品。

あらすじ動画

ブルーハーツが聴こえるの主な出演者

後藤一希:尾野真千子 男:市原隼人 女:高橋メアリージュン 老紳士:西村雅彦 池野大輔:斎藤工 小松純太:要潤 吉田彩乃:山本舞香 石川健:内川蓮生 男:永瀬正敏 女:水原希子 秋山達也:豊川悦司 安男:三浦貴大

ブルーハーツが聴こえるのネタバレあらすじ

【起】– ブルーハーツが聴こえるのあらすじ1

ブルーハーツが聴こえるのシーン1

画像引用元:YouTube / ブルーハーツが聴こえるトレーラー映像

・ハンマー(48億のブルース)

付き合って5年、同棲して3年の彼氏の浮気現場を目撃してしまった冴えないアラサー女子、後藤一希は職場の家具店でも大荒れだった。

彼女の冴えない会話にツッコミを入れる、ポケットに駄菓子を入れている変な同僚の久保力、一応東大希望ではあるが、D判定とE判定の女子高生、佐野結と相川奏も加わる。28で彼氏を失った一希と30代最後の日々を送る久保のどうでもよい会話が繰り広げられる。

せっかく一希が作った朝食も無下にし、熟年夫婦のような距離感が彼氏とも間にあったと、嘆く一希に間違いなく浮気だ、間違いなくヤッていると断言する部外者達。

結と奏は、久保にバンド組もう!とひつこく加入を迫っていた。39になって女子高生と組む男がどこにいるんだ!と久保は逃げる。

結と奏はいっそのこと、一希にもバンドも加入したら?と誘う。それを聞いた久保は店に貼っていた、一希の彼氏が出演する舞台のチラシを破り捨てドラム缶へ突っ込む。

「お前はこの近くの店にも頭を下げて貼らせてもらってたじゃねぇか、だがな、そんな浮気なんぞする奴のこと、ホントに応援する価値あるのかよ!」

と真正面から一希へ怒りをぶつけた。おせっかいだ!と怒りを返す一希。

「人は許せる事を許せなくなると、自分すら許せなくなる」と久保に嗜められる。

きゅうり占いを受けた一希は、占い師から「己の花が枯れないうちに砂漠にでも咲かなきゃ駄目」と言われた。

彼氏は家に帰ってこない、一希は寂しそうに自宅の床に座り下着姿で膝を抱えた。

翌日一希は、彼氏の劇団のチラシを全部回収してきた。もう怯えたくないと一希は言い、その考えに皆が同調する。

これ以上、自分をけずってたまるか!と一希は決意を固め「仮装して来たら1000円」というチラシの誘いに乗る様に、一希と久保、結と奏は仮面を付け演劇を見に行く。

演劇に皆は感動し、涙を流した。一希は改めて彼のことが好きなのは、彼の作り出した作品がきっかけだったことを思い出す。

興奮気味の皆は、下北沢のライブハウスに向かう。一夜限りのバンドを組み4人は歌う。ブルーハーツの「ハンマー」を熱唱する久保と一希

”ハンマーが振り下ろされる、僕たちの頭の上に…!”

朝焼けのもと、ハンマーを手に持ち一希は家具を打ち壊す。見守る3人。

彼女の顔はすっきりしたように、笑顔だった。

・人にやさしく

「そこに神はいなかった」

近未来、大勢の囚人を乗せた護送船が流星群に巻き込まれ衝突する。なんとか逃げ出したが、真っ暗な宇宙の中を彷徨っていた。

絶望的な状況の中、看守と囚人もパニックになる、凶悪犯の兄弟、死に対して楽観的な女、仮面を持つ看守。

グラマラスな女は兄弟の弟に襲われるが、女と格闘状態になり激しい激闘を繰り広げる。

3人に目もくれず折り鶴を作り続ける中年の老紳士。

そして女を助けようとひとり動いた、無口な男。

パンチをしようとした男の腕が吹っ飛ぶ、男はヒューマノイドと呼ばれるロボットだった。看守が片腕を男に戻し、腕の修理をした。

老紳士は研究者だった。彼は言う、ここに乗っているのは皆ワケありの奴らばかりだ、と。

仮面の看守は女性だった。怪我を追った女を気遣うが、彼女は志の為にテロを企てた犯人だった。

ヒューマノイドは人を殺した、と自らの過去を告白する。

そして苦しげに、何故人間は感情というものを与えたのだと問うと、研究者からは「感情が最も早い通信手段」だから、と言われる。

仲間を守りたくて、人間を殺したのだと言う。だが仲間は皆捕まり解体されたらしい。

犯人である男は捕まえた奴から慈悲をもらい、逃がしてもらい人間の様に生きてみようと思ったが、人間の生き方など知らない男。

「俺が生きてて、なにか変わったか?」

と苦しげに叫んだ。

女は生まれ変わったら「違う方法」で世界を変えたいと決意を口にした、兄弟達も違う人生を歩みたいとしみじみ語る。護送船の電源は落ちた、もう時間がない。

老紳士は最後の手段として、屋外の推進装置を取り付け動けばいつかは星に辿り着くかもしれないという。

男は指示しろと老紳士に名乗り出た。

あんたらが生きていたら、何かが変わるかもしれないと告げた。

宇宙の屋外に出た男は、作業を終える。

”でっかい声で言ってやる、ガンバレって言ってやる!きこえるかい?ガンバレ!”

炎を上げ遠ざかる護送船と、宇宙に消えて行く男。

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