「プアン／友だちと呼ばせて」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

プアン／友だちと呼ばせて（字幕版）

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価格・情報の取得：2023-06-13

画像引用元：YouTube / プアン／友だちと呼ばせてトレーラー映像

（『プアン』＝タイ語で『友だち』という意）

【バンコク　夏】

タイ王国のバンコク。ウードという男性は車内のカーステレオで、DJだった亡き父チャーンウット・チャンタラチョークのラジオ番組「ミッドナイト・ライダーズ」を聞いています。生前の父親が残したカセットテープに録音された音声です。

それを聞きながらウードは、自分のスマホに登録された人物を削除していました。ルンという人物の登録を削除しかけますが、キャンセルボタンを押して残します。アドレス帳の登録画面には、少しの人物のデータしか残っていません。

【マンハッタン　秋】

ボスはアメリカ・ニューヨークのマンハッタンで、バーを経営するバーテンダーです。酒を作るのはあまり上手ではなく、「レディースナイト　毎晩」と女性ばかり贔屓していました。

その日も彼氏と別れたばかりの女性の愚痴に付き合い、「店のおごり」と言ってボスはタダ酒を振舞って女性とベッドインしました。それはボスにとってよくある、ワンナイトラブでした。

その日も女性を部屋に連れ込んでこれから…というときに、ボスのスマホに着信があります。電話の相手はウードでした。ウードは自分の親父がガンで死んだことを引き合いに出し、「俺も同じだ。白血病になった。死ぬ前に頼みを聞いてほしい」と言います。とりあえずタイに来てくれと言われ、ボスはすぐに向かいます。

道中、ボスはウードと最後に会った日のことを思い出しました。割れたガラス越しにウードが手を上げて部屋を去る姿です。

ウードの実家はタイ・バンコクのチャンタラチョーク・レコード店でした。そこへ顔を出すと、ウードはスキンヘッドに頬がこけていました。痩せた姿は死期が近いことを物語っており、ボスは絶句します。ウードは再会のハグをすると、口が臭いからまずは口をゆすげと笑いました。ボスは歯磨きします。

ボスはウードの身体を心配して「化学療法（キモセラピー）」を勧めますが、ウードは嫌だと言いました。ボスへの頼みごとは、元カノのアリスに会って返したいものがあるから運転して連れていってくれという内容でした。ボスは了解します。

ウードが用意した車はBMWで、死んだ父の車でした。カーステレオのラジカセでウードは、死んだ父親のラジオ番組のテープを流し始めます。ボスとウードはそれを聞きながらドライブを始めます。これから会う相手・アリスの話題になり、2人は過去を思い出します。

…（過去の回想）ウードはマンハッタンでボスの部屋に住んでおり、いっしょにバーを経営するという約束をしていました。しかしアリスと恋仲になったウードは、タイへ帰国してコラートでダンス教室を開くアリスについていくと決めました。

報告を受けたボスは腹を立てて、「父親の葬式にも帰らなかったくせに」とウードが気にしていることを思わず口にしました。それを聞いたウードは殴って鏡を割りました…。

【コラート】

アリス・ダンス・アカデミーの前でウードは、フードコートにいるからアリスを呼び出してくれとボスに頼みます。ウードは病気のことを知られたくないと言うので、ボスは悩んだあげく「自分と一緒にニューヨークへ行きもうタイに戻らないので、会ってやってくれ」と言うことにしました。

フードコートへ移動したウードは、黒髪のカツラをつけてアリスを待ちました。ボスに連れられてしぶしぶ向かったアリスですが、実際にウードと会うと懐かしさも手伝って思わず笑みを浮かべていました。昔の頃のように屈託なく会話します。

ウードはアリスが愛用していたピンクのバッグを返しました。アリスと別れてバンコクへ帰るときに借りたとウードは言います。アリスはウードと別れて新たな恋人と付き合い始めたのですが、たった2か月で別れていました。

フードコートの横では「社交ダンスの夕べ」というイベントが開かれており、高齢者が数多く集まっていました。ウードとアリスがそこで踊り始め、ボスはそれを見守ります。すると若い女性がボスをダンスに誘いました。パートナーを引き受けたボスの前に進み出たのは、若い女性の母親でした。ボスは女性の母親といっしょに踊ります。

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