映画:ヘルプ心がつなぐストーリー

「ヘルプ心がつなぐストーリー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

ヘルプ ~心がつなぐストーリー~の紹介:2011年のアメリカのドラマ映画。キャスリン・ストケットの同名小説の実写化。1960年代のミシシッピ州を舞台に、黒人差別への反対運動を描く。日本公開は2012年。

あらすじ動画

ヘルプ心がつなぐストーリーの主な出演者

ユージニア・”スキーター”・フェラン(エマ・ストーン)、エイビリーン・クラーク(ヴィオラ・デイヴィス)、ミニー・ジャクソン(オクタヴィア・スペンサー)、ヒリー・ホルブルック(ブライス・ダラス・ハワード)、シーリア・フット(ジェシカ・チャステイン)、シャーロット・フェラン(アリソン・ジャネイ)、ウォルターズ夫人(シシー・スペイセク)、コンスタンティン・ジェファーソン(シシリー・タイソン)、エレーン・スタイン(メアリー・スティーンバージェン)、スチュワート・ウィットワース(クリス・ローウェル)、ジョニー・フット(マイク・ヴォーゲル)、エリザベス・リーフォルト(アーナ・オライリー)、ヒギンボサム会長(ダナ・アイヴィ)、ブラックリー編集長(レスリー・ジョーダン)

ヘルプ心がつなぐストーリーのネタバレあらすじ

【起】– ヘルプ心がつなぐストーリーのあらすじ1

1960年代、アメリカ南部のミシシッピ州にある町が舞台です。

ユージニア・スキーター・フェラン(以下「スキーター」)は、黒人メイドのエイビリーン・クラークを取材していました。

彼女は、メイドは家事をする奴隷だと語ります。スキーターはそれを聞きながら、ノートに「ヘルプ(お手伝い)」と題してメモを取り始めます。

今年50歳になるエイビリーンは、17人もの白人の子どもを育て上げたメイドのプロでした。そして、現在では産後うつに悩まされるエリザベス・リーフォルトの元で、家事をしながら彼女の娘を育てていたのです。

スキーターは大学卒業後、作家を志して故郷に戻ってきました。

地元新聞社の「ジャクソン・ジャーナル」に採用されますが、女性だからという理由で、マーナ女史というライターが連載している家事コラムの代筆を任されることになります。

ヒリー・ホルブルックは、結婚後母親のウォルターズ夫人を引き取り、料理上手な黒人メイドのミニー・ジャクソンを雇っていました。

あるときヒリーは、エリザベスの家でおこなわれるブリッジ・クラブに参加します。彼女はエリザベスの家に着くなり、黒人であるミニーも出入りするトイレットペーパーの使用量をチェックするのでした。

エイビリーンと親しいミニーは、そんなヒリーの悪口を言って盛り上がります。

エリザベスたちに招かれたスキーターは、ヒリーたちに地元の新聞社に就職したことを伝えます。

すでに結婚して子どもがいる彼女たちは、作家志望のスキーターを快く思っていませんでした。しかし、家事のコラムを埋めるツテとして、エリザベスからエイビリーンを紹介してもらいます。

エイビリーンに家事のイロハを教わる最中、スキーターは地元民の黒人メイドに対する仕打ちに違和感を抱くようになります。

なかでも友人のヒリーは、「黒人と同じトイレを使うと病気がうつる」という迷信を信じ込み、メイドたちのトイレを屋外に作るべきだと主張していました。その上衛生法の案を作成し、ミシシッピの州知事に働きかけるありさまだったのです。

スキーターはこれに反発します。

スキーターは、自分を我が子のように愛してくれた、黒人メイドのコンスタンティンの行方を気にしていました。

母親のシャーロットは、コンスタンティンは仕事を辞めてシカゴで暮らしていると説明しますが、自分に何も告げずに姿を消すことはありえないと考えていたのです。

シャーロットは聞く耳をもたないどころか、結婚する素振りを見せないスキーターを、同性愛者ではないかと疑います。気分を害したスキーターは、再びコンスタンティンの件を問い詰めます。そして、彼女がクビにさせられたことを察したスキーターは、怒って家を飛び出すのでした。

スキーターはコンスタンティンとの思い出の場所に向かいます。スキーターが学校の男子から悪口を言われて落ち込んだときも、いつも彼女は励ましてくれたのです。

スキーターはエイビリーンにもコンスタンティンのことを尋ねますが、口を閉ざされます。

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