映画:ヘルプ心がつなぐストーリー

「ヘルプ心がつなぐストーリー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

【承】– ヘルプ心がつなぐストーリーのあらすじ2

スキーターは、以前不採用になったニューヨークの出版社の編集長であるエレーン・スタインに、インタビューできそうなアフリカ系の女性がいると伝えます。

そしてエイビリーンに会いに行き、家事コラムの件のほかにも、メイドの実態をまとめた本の執筆への協力を求めます。

当時のアメリカ南部には、ジム・クロウ法という人種を分離する法律がありました。スキーターが書こうとしていることは、法律に逆らうものであり、エイビリーンは話を聞き流すのでした。

その頃、ヒリーの話に感化されてしまったエリザベスは、黒人専用のトイレを作ろうとしますが、夫から断固拒否されます。

嵐が吹き荒れたある日、ミニーは屋外に設置された黒人専用のトイレに行けずに困っていました。

ウォルターズ夫人から許可を出されたミニーは、自宅(白人専用)のトイレを使おうとします。すかさずヒリーが探りに来ますが、気分を害したミニーはそのまま用を足します。

ミニーの行動に激怒したヒリーは、クビを宣告しました。さらに、ミニーが燭台を盗んだとデマを流して、再就職できないように小細工もしたのです。

働けなくなったミニーは、夫から暴力を振るわれるようになります。そして、やむなく娘をメイドとして働かせることになったのです。

ミニーはエイビリーンに電話をかけて、ヒリーにある復讐をしたことをスキーターに話したいと伝えます。

エイビリーンの家に招かれたスキーターは、原稿に「ヘルプ」と題してメモを取り始めます。

エイビリーンは、息子を亡くしてから気難しくなったこと、話をするのが苦手であることを伝えます。しかし、書くことが得意な彼女は、毎日思いの丈を手帳に綴っており、それを読み上げていきました。

感謝するスキーターに対して、神のおかげで話す気になったと答えます。

その後、ミニーは5人のメイドに断られたという、シーリア・フットに呼び出されます。

シーリアはヒリーの元恋人のジョニーと結婚した女性で、貧民街出身でした。そのため、黒人差別の実情を全く知らず、誘いを受けてくれたミニーを大歓迎します。

家事が苦手なシーリアは、夫のジョニーに内緒でミニーを雇い、家事を教えてほしいと頼むのでした。

チャリティー集会では、黒人専用のトイレを設置する住宅保健衛生法が、州知事に渡ったことをヒリーが知らせていました。

スキーターは、その一件を会報に載せるという約束をしていましたが、実行に移していませんでした。

ヒリーは気にせず、スキーターに紹介したいというスチュワート・ウィットワースという男性が、町に戻ってくることを伝えます。

ヒリーは新たにユール・メイ・デイヴィスというメイドを雇っていました。

彼女は2人の子どもを必死に育てていましたが、大学に入学させるお金がどうしても足りませんでした。そこでヒリーに借金を申し込みますが、にげもなく断られてしまいます。

ところが、掃除中に偶然指輪を発見したユール・メイは、それをこっそりポケットにしまいます。

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