映画:ヘルプ心がつなぐストーリー

「ヘルプ心がつなぐストーリー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

【結】– ヘルプ心がつなぐストーリーのあらすじ4

スキーターはコンスタンティンのことを書くために、シャーロットから話を聞き出そうとします。

シャーロット自身はコンスタンティンのことを差別していませんでした。しかし、「アメリカの革命の娘たち」という団体の代表に任命された彼女は、ある日会長のグレーシー・ヒギンボサム夫人たちを自宅に招きます。

コンスタンティンは年齢のせいで手元がもたつき、食事の席で粗相をしてしまいます。さらに、コンスタンティンの娘が突然来訪して、会長たちは難色を示したのです。

コンスタンティンたちに恥をかかされたシャーロットは、勢いで2人を追い出してしまったのでした。その後、コンスタンティンが娘と暮らすシカゴまで迎えに行きますが、すでに彼女は亡くなった後でした。

スキーターは涙を流しながら、シャーロットの元を去ります。

いよいよスキーターの著書「ヘルプ」が出版されます。スキーターは前払い金を全額エイビリーンたちに分け与えます。

ところが、スチュワートは「ヘルプ」を読み、スキーターに身勝手だと言葉を投げかけて、一方的に別れを告げるのでした。

「ヘルプ」を読んだヒリーは、自分の失態が暴露されていることにショックを受けます。ところが、ミニーの思惑通り彼女は自分たちがモデルになっているという人々の噂を否定します。

その後、トドメとばかりにシーリアがパイの件を茶化すようなチャリティー募金を送ってきたので、ヒリーはスキーターの家に向かいます。

その頃、スキーターはニューヨークの出版社から採用通知を受け取ります。そこにやってきたヒリーは、弁護士を雇ったと言ってスキーターを脅します。動じないスキーターに苛立ったヒリーは、シャーロットに助けを求めます。しかし、シャーロットはパイの件で嫌味を言って、ヒリーを追い払うのでした。

末期がんを患うシャーロットは、スキーターが勇気を取り戻してくれたことを誇りに思うと伝えます。

いつものようにシーリア宅にやってきたミニーは、ジョニーと遭遇して気が動転します。

シーリアから流産のことを聞いた彼は、妻を励ましてくれたミニーと話をしたかったのです。ジョニーは初日からシーリアがメイドを雇ったことに気付いており、ミニーが来てから彼女が見違えるように明るくなったと感謝の気持ちを伝えます。

家に入ると、シーリアが自分のために徹夜で作ってくれたごちそうが並んでいました。シーリアとジョニーは、ミニーにここで一生働いてほしいと頼みます。

2人に勇気づけられたミニーは、それから夫を見限り、子どもたちと共に家を出るのでした。

ある日、教会にやってきたエイビリーンは、「ヘルプ」の出版に至るまでの行動を、皆に称えられます。

それを見ていたスキーターは、エイビリーンたちを危険にさらさないために、ニューヨーク行きを断ることにします。

ところが、エイビリーンとミニーは自分の道を自分で切り開くようにと声援を送り、スキーターはニューヨークに行く決心を固めるのでした。

それからしばらくして、エイビリーンはいつものように仕事に向かいます。

そこにはヒリーが待ち構えており、エイビリーンが銀食器を磨いてから、数が足りないと言いがかりをつけてきたのです。

エイビリーンは盗んでいないと真っ向から否定して、ヒリーを悪魔と罵ります。そして、彼女に「疲れませんか?」と問いかけるのでした。何も言い返せなくなったヒリーはその場を去りますが、エリザベスは出て行くように命じます。

事態を察したエリザベスの娘は、エイビリーンにすがりつきます。エイビリーンは彼女を抱きしめて、エリザベスに向かって「私の子を頼みます」と言って、家を出て行くのでした。

エイビリーンは一人歩きながら、生前息子が言っていた「家族から作家が出る」という言葉を思い出していました。

「ヘルプ」を通して思いを表現する術を身につけた彼女は、それは自分なのだと考える場面で、物語は幕を閉じます。

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