「ペコロスの母に会いに行く」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

【承】– ペコロスの母に会いに行くのあらすじ2

ペコロスの母に会いに行くのシーン2

画像引用元:YouTube / ペコロスの母に会いに行くトレーラー映像

親の介護を放棄して施設に預けることは「責任の放棄」じゃないかと深く悩むが、断腸の思いで「さくら園」というグループホームに預けることにした。

みつえは痴呆症状が現れるようになって、遠い昔の頃をよく思い出すようになっていた。

幼い頃は貧乏な農家で生まれ育ち5人兄弟の長女という立場上、何事にも我慢し苦労をしてきた。

みつえには幼馴染のちえこという子がいた。2人は女学校で合唱部を覗き歌を覚えると歌うのが好きだった。大きくなるとちえこは口減らしのために奉公に出されそれきり別れてしまう。大きくなったら手紙ちょうだいね!という約束を思い出し、ふっと夜中、手紙を書き出すみつえ。

施設に行く日、みつえは機嫌が非常に悪い。ゆういちは何とか母を宥めながら施設に送ると、同じような環境の老人が集まっていた。施設を見学した際に、職員、設備、環境などきちんと見て良いところだと知っていたので緊張しつつも安心して預ける。

比較的、意識がしっかりしている「ゆりさん」や、すっかり気持ちは女学生に戻っている「まつさん」とは、上手くやっていけそうな気がしていた。

一方、みつえは職員から話しかけられても何も話さず心を閉ざしているようだった。

そしてゆういちと一緒に帰りたがった、しかしそれを何とか振り切り車に乗るとゆういちは帰って行った。車に映るバックミラーに映ったみつえの姿を見て、思わず眉は下がり心がぎゅっと締め付けられた。

みつえはその後、部屋から一歩も出ようとせず職員にも

「ここでゆういちを待っている」

と言い、1人で昔覚えた童謡を歌っている。

夏雲を見つめながら、昔、長崎に原爆が落ちた日を思い出していた。山向こうで原子雲が上がっていき、奉公に出たちえこの身を案じたことを。

一方ゆういちも、みつえを預けた事で心にぽっかりと穴が空いてしまったようで家族写真を見て、みつえの妹の2人を連れて施設に会いに行こうと決意した。

しかし妹達を見るとみつえは、既に8歳で病死した幼い妹の名前を呼び出した。具合が悪かった妹を駆り出すように農作業に連れて行ってそのまま死んでしまった妹のことを悔やみ泣き出すみつえ。

次のページで起承転結の「転」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ペコロスの母に会いに行く」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×