「ペパーミント・キャンディー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

ヒューマンドラマ

『オアシス』『バーニング 劇場版』のイ・チャンドン監督が1999年に手がけた人間ドラマ。韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で最優秀作品賞を含む5部門を受賞したほか、国内外の映画祭で高い評価を受けた。 人生に絶望し、列車の前に身を投げ出したキム・ヨンホ。そこに至るまでの20年に渡る出来事を遡るうち、かつてのかけがえのない記憶にたどり着く。

あらすじ動画

ペパーミント・キャンディーの主な出演者

キム・ヨンホ(ソル・ギョング)、ユン・スニム(ムン・ソリ)、ホンジャ(キム・ヨジン)、スニムの夫(パク・セボム)、ミス・リー(ソ・ジョン)、キョンア(コ・ソヒ)、カン社長・カン刑事(イ・デヨン)、パク・ミョンシク(キム・ギョンイク)、女学生(パク・チヨン)

ペパーミント・キャンディーのネタバレあらすじ

【起】– ペパーミント・キャンディーのあらすじ1

ペパーミント・キャンディーのシーン1

画像引用元:YouTube / ペパーミント・キャンディートレーラー映像

1999年 春。工場で働いていた仲間達のグループ「蜂友会」のピクニックに場違いなスーツ姿で現れたキム・ヨンホ。

旧友達は20年振りの再会を喜びますが、ヨンホは踊りの輪に割り込んだり、奇声を発したりと奇妙な行動をとります。

敬遠する旧友達が見つめる中、悲嘆に暮れた様子のヨンホは鉄橋に登り、迫りくる列車が衝突する瞬間「帰りたい!」と叫ぶのでした。

その3日前、ヨンホはカーラジオで「蜂友会」のピクニック開催の告知を聞いていました。

海辺で車を止めたヨンホはスクーターで現れた二人組から銃が入った包みを受け取ります。

すべてを失い、人生に絶望したヨンホはなけなしの金で銃を買い、自殺しようと考えていたのです。

街に戻り、かつての共同経営者・カン社長を地下駐車場で待ち受けていたヨンホは、おもむろに発砲するとその場を立ち去りました。

カン社長との間には過去に金銭トラブルがあり、ヨンホは自分の人生を壊した人物のうち誰か一人を道連れにしたいと思っていたのです。

元妻のホンジャが暮らす家に向かい、娘や犬の様子を尋ねるヨンホでしたが、ホンジャは家に入れようとせず冷たくあしらって追い返すのでした。

雨の中、傘もささずに粗末な家に戻ったヨンホのもとに、一人の男が尋ねてきます。

ヨンホの初恋の女性ユン・スニムの夫だという男は、スニムが重い病を患っており、「ヨンホに会いたい」と話しているというのです。

ヨンホは病院に向かいますが、スニムの病状は悪化し、すでに会話ができなくなっていました。

せめて顔だけでも見たいとスニムのもとに向かい、携えてきたペパーミント・キャンディーを取り出して語りかけるヨンホ。

ヨンホが軍隊に入隊していた頃、ペパーミント・キャンディーを作る工場に勤めていたスニムは、ヨンホに宛てた手紙に一粒ずつキャンディーを包んで送っていたのです。

「ごめんよ」と涙ながらに語りかけるヨンホが病室から去ると、スニムの目からも一筋の涙がこぼれ落ちました。

スニムの夫から「あなたのものだから戻すようにと言っていました」とカメラを手渡されたヨンホ。

ヨンホは街でカメラを売り、わびしい食事をとりながら残されたフィルムを見て泣き崩れるのでした。

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