「ホテルコパン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

更新日：2022年09月5日 11:38　ID：82037

長野県、白馬村にあるホテル。そこに10人のワケありの客がやってくる。元教師の男性が従業員として働いていたが、彼の前でそれぞれの問題を抱えた客の気持ちが交差してゆく。主演は市原隼人。監督は門馬直人。PG-12。135分。2015年劇場公開作品。

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ホテルコパンの主な出演者

海人祐介：市原隼人桜木：近藤芳正美紀：大沢ひかる斑目：前田公輝ひかる：水田芙美子段来示：栗原英雄ユリ：玄理澤井：大谷幸広舟木：李麗仙千里：清水美沙守：狩野見恭兵美智代：遠山景織子歩：山田望叶

ホテルコパン

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市原隼人（出演）,一雫ライオン（Writer）,門馬直人（監督）,—（クリエイター）,伊藤主税（プロデュース）

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価格・情報の取得：2022-07-16

ホテルコパンのネタバレあらすじ

【起】– ホテルコパンのあらすじ1

画像引用元：YouTube / ホテルコパントレーラー映像

長野県、白馬村。

誰もいない駅。プラットホームに降り立った一人の青年。

彼が見つめるすこし色褪せたポスターには広大な自然！と大きく銘打ったウインタースポーツに勤しむ男女と、緑豊かな自然が映っている。するとそこには”フロント募集中！”という求人広告も載せられていた。男性はその募集に惹かれるように、小さなボストンバックを手にポスターのホテルコパンに向かうことにした。

それから約２年後、ホテルコパンに就職した男性、海人祐介は淡々と働いていた。スーツを着ていたが、表情は特になくにこやかでもない。1998年、白馬村は冬季オリンピックフィーバーに沸いていた。スキージャンプ台が見えるホテルコパンは、宿泊客が絶えない人気宿だった。しかしそれから5年…。すっかりホテルは閑古鳥が鳴くようになり、オリンピックフィーバーもとっくに終わってしまっていた。しかし、支配人の桜井は今日もホテルの看板を綺麗に磨く、目の前には選手たちが飛び立ったスキー台を見て思いを馳せる。

桜木はまたいつかこの白馬村も、人で賑わうような場所にしたいと思っていた。

しかし現状はホテルコパンは桜木以外には、海人とユリという女性の２人だけ。

フロントには海人とユリがいるものの、宿泊客はほぼいない。

今は502号室の段来示と、ひかると名乗る何やらワケアリのカップルのみ。既に宿泊して1週間が経つが部屋の外に出てこない。買い物して欲しいとユリに手書きのリストを手渡した、するとユリは「支配人、これ」と桜井に手渡す。スーパーに桜井は買い出しに出かけた。その頃、ホテルには新しい客がやってくる。

予約客の、斑目と美紀のカップルであった。二人はラブラブで、特に美紀はスマホで写真ばかり撮っていた。

買い出しに出かけた桜井はスーパーの店主と、長野五輪の思い出話を熱く語り合っていた。白馬村をもう一度盛り上げたいと願っていた桜井は、店頭に並ぶ白馬村で採れた野菜を見ると生産者の顔が添えられている。これだ！と何かを思いつく桜井。

ホテルに戻った桜井はパソコンを使い、ホテルのHPに海人とユリの顔写真を載せて宣伝用にアップした。なお、ホテルのためと思い良かれと思ったことなので、了承は得ていない。

さて、その頃、仕事を終えた海人は外食を1人で取っていた。食堂のテレビには東日本大震災から2年が経過したニュースが報道されていた。

かつて海人は中学校で教師として働いていたが、生徒を殴ってしまい退職したことを思い出し、じっと自分の拳を見つめた。

さて、翌日502号室からは誰も出てこない。一方、斑目と美紀は観光に行くからお勧めないですかー？と桜井に聞く。桜井は得意げにスキー台を指さしたが、シーズンオフで誰もいない、斑目たちには刺さらなかったらしい。

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