映画:ボクたちはみんな大人になれなかった

「ボクたちはみんな大人になれなかった」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– ボクたちはみんな大人になれなかったのあらすじ4

ボクたちはみんな大人になれなかったのシーン4

画像引用元:YouTube / ボクたちはみんな大人になれなかったトレーラー映像

美術制作会社は軌道に乗ったものの、人数や指針が増えたり変わったりしたことで社員たちの人数も日々変動し、出会いと別れの渦にひたすら放り込まれる誠。

そして、1999年。

世間では1999年のノストラダムスの大予言が大々的に噂されていたころ、結局地球滅亡もせず、最後の日にも隕石が落ちることも悪魔の大王が降りてくることもなく、地球のどん底で、誠はいつものようにキラキラと光るラブホテルでかおりを抱きながらしぶとく生きていた。

しかし、その日を境にかおりは誠の前から何も言わず去っていってしまった。

別れは本当に突然だった。

週末にかおりのリップクリームを買いに出たデートで

「今度、借りてたCD持ってくる」

と告げた一言が最後となり、彼女と二度と会うことはなくなってしまう。

かおりとの別れを惜しんでいた。

そして現在。同期で共に長年、苦労してきた関口との別れが待っていた。

関口の退社日、部屋から彼の引っ越しを手伝う誠。

彼を送り出した後に、スマホを開くとかおりからFacebookの返事が戻ってきていた。

”ひどいね”

が次々と、押されてゆく。

それは誠が投稿した華やかな場所のシャンパンタワーや、セレブたちと肩を組んでイキる写真などだった。

「いつか、デザイナーになりたい」

誠のかつての夢。それをかおりは覚えていたのだった。

しかし現実は美術制作会社で、夢とは全く異なる剥離した世界で誠は暮らしていた。

昔、ラフォーレ原宿の前でこんなデザインのポスター作りたいとキラキラと告げていた自分を誠は思い出し、それを応援してくれた彼女を思い出す。

Facebookで見た、それぞれの「現在」

どんなに汚くても、綺麗でも、大人の階段は上らずには年は取れない。

ぼんやりと彼女の”ひどいね”の履歴を、非常階段の踊り場に座りこんで見つめていた誠であったが、自分がずいぶん「高いところ」まで来すぎてしまって、もう下は遠くて見えなくなっていることにやっと気づいた。

1999年、誠とかおりは別れた。

もう、戻ることはない。

そして20数年経ち、Facebookで何気なく再会し、誠だけがかおりの思い出を何度も思い出し、初恋を何度も反芻しているのであった。

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