映画:ポエトリーエンジェル

「ポエトリーエンジェル」のネタバレあらすじと結末

ヒューマンドラマ

ポエトリーエンジェルの紹介:飯塚俊光監督により2017年に公開された作品で、和歌山県で開催されている田辺・弁慶映画祭10回目の記念作品として製作された映画です。主演は岡山天音と武田玲奈がつとめ、自身の将来に迷いを感じている若者と吃音の高校生が詩の朗読競技である「詩のボクシング」を通して成長していく姿が描かれています。主題歌にはMrs. GREEN APPLE「soFt-dRink」が起用されています。

あらすじ動画

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ポエトリーエンジェルの主な出演者

玉置勤(岡山天音)、丸山杏(武田玲奈)、中島甚次郎(下條アトム)、土井浩二(芹澤興人)、板屋智恵子(山田真歩)、林俊太郎(角田晃広)、玉置靖(鶴見辰吾)、玉置真理(美保純)、林原さとみ(小川あん)、藤森みう(仲谷香春)、ルイコスタ中島(アンジェラ)、安岡夏海(富田望生)、松島麻里子(染野有来)、説明会に参加した男(山﨑賢人)、説明会勧誘の美人(安田聖愛)

ポエトリーエンジェルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ポエトリーエンジェルのあらすじ1

ポエトリーエンジェルのシーン1 高校卒業後、実家の梅農家を手伝っていた玉置勤は、農家の仕事にやりがいを見出すことができず、夜な夜な妄想を繰り返しながら小説を書いて過ごしていました。
そんな折、東京に行っていた友人が地元に帰ってきて、東京での就職が決まったことを勤に話します。
IT関係の仕事に就くという友人の話しにますますこのままで良いのかという思いを募らせていく勤ですがどうすることもできず、店を出て友人と2人で歩いていると、友人は街を歩いていた女子高生に声をかけ始めるのでした。
女子高生は彼らの声を無視して通り過ぎようとしますが、勤の友人はしつこく絡み、その女子高生は拳を構えてパンチを繰り出します。
しかしそのパンチは酔って転んだ友人には当たらず、後ろにいた勤の顔に命中してしまうのでした。
勤はその場に倒れて悶絶し、女子高生はばつが悪そうな顔を浮かべながらその場を走り去っていきます。
勤はその女子高生に見覚えがあり、彼女は毎朝勤の家の前をランニングしている女の子なのでした。
彼女の名前は丸山杏と言い、放課後はボクシングジムに通っている女子高生でした。
杏はとあるきっかけから吃音になってしまい、人前で声を発することにためらいを感じるようになってしまったのでした。
授業や昼食時などにも言葉を発することができず、他の生徒とコミュニケーションをとろうとしない杏は、クラスにも馴染めない存在でした。
一方で勤は地元の小説コンテストに自分が書いた作品を応募しますが、あえなく落選してしまいます。
発表を見て立ち尽くしている勤は美人な女性に声をかけられ、付き合ってほしいと言われ説明会に連れていかれます。
説明会には勤以外にも複数の人が参加しており、そこに現れた市の職員・林はリングに見立てた舞台のうえで互いに詩を朗読する「詩のボクシング」の大会の様子を見せます。
林は一通り詩のボクシングについて説明を行ない、勤を含めて興味を持った人間が4人、その場に残るのでした。

【承】- ポエトリーエンジェルのあらすじ2

ポエトリーエンジェルのシーン2 勤以外の参加者として残ったのは自称ラッパーの土井浩二、友だちが欲しいという板屋智恵子、老後の趣味にしたいという老人の中島甚次郎の3人でした。
勤も小説家見習いということで挨拶を済ませ、彼らはさっそく詩のボクシングに向けたトレーニングを開始していくのでした。
参加者は林らとともに人前で表現をする訓練や、自身が考えた妄想を披露するなどの訓練を重ね、実践として初の対外試合に臨むことになります。
相手は詩のボクシングを部活動としている女子高生たちで、勤たち4人に林を加えた5人でチームを組み、試合会場となる高校へと足を運ぶのでした。
試合はそれぞれのチームが一人ずつ詩を朗読し、どちらの詩が良かったかを審査員が判定して勝敗を決することになります。
一番手の林は犬の鳴きまねを披露して惨敗し、ラップで歌う土井や詩吟で叫ぶ板屋、右手が草刈り機になるという妄想を披露した勤など、唯一まともな詩の朗読を披露した中島以外は負けてしまい、チームは惨敗してしまうのでした。
林は悔しさのあまり会場の外で号泣し、負けてしまった勤も中島に慰められていました。
そこに杏が通りかかり、杏は勤たち詩のボクシングチームの方を見て笑いかけるのでした。
杏はその後もボクシングに打ち込んでいましたが、ジムにはさらに強い女性練習生がおり、そんな彼女を見ながら杏も練習に励んでいました。
あるとき杏はコーチから声をかけられ女性練習生のスパーリング相手としてリングに上げてもらいます。
しかしスパーリングでは対戦相手に全く歯が立たず、ボディへのカウンターを食らいその場に倒れこんでしまうのでした。
コーチは対戦相手の女性練習生を熱心に指導し、自分が全く期待されていないことを思い知らされます。
杏は学校で唯一自分に話しかけてくれる生徒から詩のボクシングに誘われますが、そこでも素っ気ない態度を取ってしまい孤立を深めていくのでした。

【転】- ポエトリーエンジェルのあらすじ3

ポエトリーエンジェルのシーン3 一方で勤も前回の対外試合から詩のボクシングに対するやる気を見いだせずにいました。
集まりにも参加せず、家で寝ていた勤のもとに中島が現れ、今度のトレーニングは他の人の生活を観察することだと告げられます。
中島は勤の普段の様子を観察しながら、勤の父であり梅農家の靖とも仲良くなっていきます。
今度は勤が中島の家を訪問し、中島が普段から目の悪い妻に庭の景色などを朗読して聞かせていることを知るのでした。
次の訓練ではそれぞれが観察した相手のことを踏まえて詩を朗読することになり、それぞれが観察相手の知られざる日常を取り込みながら制作した詩を披露するのでした。
そんななか勤だけが上手く詩を完成させることができずにいました。
父親の仕事を見ながら何かに迷っている様子の勤は、最初の観察トレーニング以来勤の農家に来るようになった中島を見かけます。
中島は勤の父・靖と仲良くなり梅農家の作業を手伝うようになっていましたが、そんな矢先、中島が作業中に腰をおさえて倒れてしまうのでした。
病院に搬送された中島は入院を余儀なくされ、勤は中島に仕事をさせた父を責めます。
中島は靖をかばいますが、詩のボクシングチームはメンバーが一人欠けてしまったことで試合をすることもできず、途方に暮れていました。
中島の家を訪問した勤は、そこに杏がいるのを見かけて驚きます。
聞くと杏は中島の孫であり、勤はそこで中島の妻がお気に入りの自身の詩を披露します。
それを見て中島の妻も喜んでいる様子で、何回か足を運ぶうちに勤は杏がどもりながら話しているのを始めて目撃するのでした。
勤は杏が中島の妻に嘘をついていたことを指摘しますが、杏はすぐに心を閉ざしてしまいます。
それでも追いかけていく勤に杏はパンチを食らわしてしまい、その場に倒れた勤は謝ろうとする杏に、あるお願いをするのでした。

【結】- ポエトリーエンジェルのあらすじ4

ポエトリーエンジェルのシーン2 試合に向けてメンバー探しに苦戦している詩のボクシングチームのもとに勤がやって来て、新しいメンバーが見つかったと話します。
勤は杏が中島の孫であると話し、人前で話すことに苦慮している杏を「ポエトリーエンジェルです」と紹介するのでした。
それからは杏を加えた5人でのトレーニングが開始され、試合に向けてそれぞれが詩の作成に励んでいました。
そして迎えた試合当日の朝、農家の梅が盗難されるという事件が発生するのでした。
靖のもとへ向かった勤は、空っぽになった作業場の中でひとり落胆した表情でうなだれる父を見かけます。
心配する勤を靖は試合会場まで送り届け、詩が好きだという勤を認めるのでした。
再び同じ高校を訪れ、詩のボクシングチームのメンバーたちは気持ちを新たにリベンジマッチとなった試合に臨みます。
前回と同じく一番手となった林は市役所職員ならではの普段感じていることを言葉にし、さらに動物のものまねも融合させて見事勝利をおさめます。
土井や板屋も自分の特徴を生かしながら、より自身の心情に迫った詩を披露するのでした。
そしていよいよ杏の番がまわってきました。
彼女が対戦する相手は、かつて杏を詩のボクシング部に誘ってくれたクラスメイトでした。
杏は試合開始の合図から長い沈黙のあと、どもりながら多くの人の前で自身が吃音であることを話します。
杏は言葉に詰まりながらも、もっとクラスメイトと話をしたいことや、一緒に過ごしたいということを言葉にし、その頬には自然と涙が伝っていました。
同点で最後を任された勤はみんなからの励ましを受けてマイクの前に向かいます。
右手が草刈り機になるという創作をベースに、梅農家の息子として将来に葛藤する様子を朗読し、つまらないと思っていたものが大切なものであったことを再認識して自分の気持ちに決着をつけるのでした。
勤は最後の対決で勝利したことで、チームも勝利しリベンジを果たします。
後日、家のベランダから梅の木を見つめている勤の表情には以前のように迷っている様子はなく、決意の表情が見て取れました。
父とともに梅干しの制作にとりかかる勤の前に走ってきた杏が現れ、彼女は勤に笑顔を見せ「おはよう」と声をかけるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

「詩のボクシング」という聞き慣れない題材を通して若者が心の声に耳を傾ける様子や、思っていることを声に出して表現することの清々しさが表れていた映画だと思います。
主演2人の瑞々しい演技も良かったと思いました。

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