「マッチスティック・メン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2003年アメリカ製作。リドリー・スコット監督のコメディヒューマン映画。タイトルの「マッチスティック・メン」とはマッチ棒のように細いものという比喩に使われるほか、詐欺師という意味が含まれている。潔癖症で強迫性神経障害の詐欺師の主人公ロイをニコラス・ケイジが演じる。送り付け詐欺をして小さな詐欺を繰り返して稼いでいる、自称「詐欺アーティスト」ロイと相棒フランク。ロイはかつての元妻が14年前に妊娠して出ていったことがずっと気になっていた。14年経って突然娘が会いたいと言っていると聞かされ、父親の喜びを味わう。ふとしたことで娘に詐欺師だとばれ、大きな詐欺の手伝いをさせてしまったロイだったが・・・

あらすじ動画

マッチスティック・メンの主な出演者

ロイ・ウォラー(ニコラスケイジ) フランク(サム・ロックウェル) アンジェラ(アリソン・ローマン) Dr.クレイン(ブルース・アルトマン) チャック・フレシェット(ブルース・マッギル) キャシー(シーラ・ケリー)

マッチスティック・メンのネタバレあらすじ

【起】– マッチスティック・メンのあらすじ1

マッチスティック・メンのシーン1

画像引用元:YouTube / マッチスティック・メントレーラー映像

綺麗なプールのある家の、バーチカルブラインドが揺れる。

住人であるロイは、ブラインドから窓の外を覗き、床のカーペットのゴミチェックをし、「ウノ、ドゥエ、トゥレ」(イタリア語で1.2.3)と言いながらクローゼットを開ける。

隣の部屋もイタリア語で、その次の扉は日本語で1.2.3、そして靴を左側から履く。ロイは極度の強迫性神経障害と潔癖症で、自分の決めた方法で生活しないと不安になってしまうのだ。

キッチンで食器を洗い、抗不安薬を戸棚から取り出し飲んだ。そして上着を手にし、ワンツースリーと掛け声をかけて玄関の鍵を閉めた。

小さな事務所から男が「おめでとうございます!!当選しました。3つの高額商品から1つ選べます」と男が電話をしている。ロイとこの男フランクは、高価な商品が当たったと言い、その高額商品を受け取るためには浄水器を買えば税金対策になる、という送り付け詐欺師をしている。

二人は、カモである顧客の家に向かう。今度は連邦取引委員会の捜査員と名乗り、抽選で当たったという詐欺の捜査をしていると言った。送り付け詐欺で騙されて浄水器を買ってしまった客に、支払方法の送付方法を尋ね、「郵送ならば郵送詐欺罪で引っ張れるのだが、宅配業者ならば手が出せない」と残念そうに言う。

そして、この犯罪は組織で動くため、追跡のためにサインがいるといい、うまいこと小切手換金のためのサインを手に入れようとしている最中、客が吠える犬を庭に出そうとして窓を開けた。

潔癖症のロイには、いやロイだけが、開け放たれた窓かチリやゴミがくっきり見え、彼はパニック発作寸前になった。早々に切り上げ、車に乗り込んだ。

二人は事務所に戻り、分け前を折半する。ロイはこの小さな詐欺で満足していたのだが、フランクはもっとでかい仕事がしたいと言い出す。

帰りにロイはスーパーで煙草と缶詰を買った。そして自宅に戻り、今日の売り上げ(詐欺で稼いだ金)をブルドッグの置物の中に入れる。その中には銃も入っている。煙草を吸いながら缶詰の夕食を終えたロイは、眠りについた。

翌朝、またイタリア語で1.2.3.と掛け声をかけて扉を開け、いつものようにブラインドごしにプールを確認した。今日は落ち葉が落ちていたので網ですくい、キッチンのディスポーザーに捨てた。

その後安定剤を飲もうとしたが、うっかり倒してしまい、流水と共にディスポーザーの中げ安定剤を全部流してしまった。

慌てて精神科に電話したが、かかりつけ医は不在だった。もうパニック寸前のロイは、運悪く部屋のカーペットのゴミを見つけてしまう。潔癖症の彼には耐えられない。掃除機と洗剤を用意し、一心不乱に掃除を始めだした。

その頃、相棒のフランクが何度も何度もロイに電話していたが、ロイは電話に出ようともせず、気が狂ったかのように、歯ブラシを使って細部まで念入りに家の中を掃除していた。留守番電話にはフランクからの伝言がいくつも入っている。

その夜、留守電からフランクの声が流れる中、やっと掃除を終えた彼は、手袋をしながら煙草を吸い、部屋の調度品にチリが残っていないが入念にチェックしている。

翌朝。フランクは、ハンバーガーを食べながらロイの家をノックする。靴を脱ぐのを条件に彼はフランクを入れた。洗剤の匂いが充満している部屋に入ったフランクは、窓を開けたが、ロイに開けるなと言われ窓を閉めた。

フランクは、潔癖で強迫性神経障害の、そして一晩中掃除したてのピカピカの室内で、ハンバーガーを食べながら喋りだした。

靴も脱いでおらず、ハンバーガーをぼろぼろこぼし出し、ロイはパニック発作で過呼吸になってしまう。フランクは紙袋でロイの発作を鎮めようとし、知り合いの医者に電話をした。ロイは使った後は受話器を拭くようフランクに言った。ふざけたフランクは、ジーパンの尻部分で受話器を拭いて見せたため、ロイの発作は悪化した。

一時発作が治まったロイは、フランクの知り合いの医者Dr.クレインのもとに向かった。以前と同じCRCと書いたピンクの錠剤を処方してくれるよう頼むが、患者と話さずには処方箋は書けないと言われる。

沈黙が続く。やっとロイは広場恐怖症のことを話し出した。後は汚いものや土足が大嫌いで、それを見るとチック症が出て、胃が痛みイライラするということ、そして元妻ヘザーが妊娠して出ていったことを話す。

「子どものことを考え出すと、自分の頭をぶち抜きたくなるが、ぶち抜いてしまうとカーペーットが汚れちまう。」典型的な強迫性障であるロイは、やっと普通に暮らしていけるよう、新薬を処方してもらうことが出来た。

その晩、まだチック症がでて落ち着かないロイ。電話番号案内で、カリフォルニアに住んでいるはずの、元妻ヘザー・フェントンの番号を調べようとしていた。

ベッドサイドで煙草を何本も吸い、電話をかけるか否か悩み、思い切って電話した。留守電だったのでメッセージを残そうとしたが、本人が出たため、切ってしまった。

ロイは精神科医のカウンセリングで、心の奥で気になっているヘザーとの子どもがについて話す。「いたとしたら何歳?」という医者の言葉に「14歳くらいだ」と答えた。

1週間分の処方箋をもらいながら、どうしてもヘザーとの子どもについて自分で確認することができないため、ドクターに確認してくれるよう頼み、帰宅した。

ドクターから電話があり、ヘザーに電話し、ヘザーはロイと話す気はないが、ロイとの娘アンジェラが彼と会いたがっていることを知らされる。

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