「マルタのやさしい刺繍」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

マルタのやさしい刺繍の紹介:2006年公開のスイス映画。小さな村のおばあちゃんたちが夢に向かって奮闘する様子を、キュートな刺繍とスイスの美しい風景と共に描いた作品。公開年にスイス観客動員1位を獲得。日本では2008年に公開され、1週間でミニシアターランキング洋画部門興行収入1位を樹立した。

マルタのやさしい刺繍の主な出演者

マルタ(シュテファニー・グラーザー)、リージ(ハイジ・マリア・グレスナ-)、フリーダ(アンネマリー・デューリンガー)、ハンニ(モニカ・グブザー)

マルタのやさしい刺繍のネタバレあらすじ

【起】- マルタのやさしい刺繍のあらすじ1

スイスの小さな田舎の村トループ。ここに暮らす80歳のマルタは夫に先立たれ、精気を失っていました。友人のリージ、フリーダ、ハンニはマルタのことが心配で、元気を取り戻すように画策しますが、当の本人にやる気が出ません。息子のヴァルターには、夫が開いていた食料品店をたためと持ちかけられまが、どうしても踏ん切りがつかないマルタのために、リージが遺品整理を手伝いました。その時、荷物の中からマルタが若いころに作っていた刺繍入りの下着が見つかります。マルタは下着のお店を開くことに憧れを持っていましたが、それはもう遠き日の夢のまた夢…。
ちょうど同じころ、マルタは合唱団の旗の修復を依頼され、友人たちと共に街まで布地を調達しに行くことになりました。生地を買い、街を散策する4人。リージに誘われて入った下着屋で、マルタは熱い想いがこみ上げてきます。

【承】- マルタのやさしい刺繍のあらすじ2

マルタの様子を見たリージは、お店を開けばよいと提案します。しかし村でも浮いている存在のリージに対して、堅物のハンニや、気の強いフリーダは、お店の案に賛成しませんでした。それでもマルタはリージの手を借り、お店を開くための準備を始めます。
開店を翌日に控えた夜遅く、ハンニの息子で保守派政党のフリッツが合唱団の旗を取りに来ました。開店準備に忙しくすっかり旗の存在を忘れていたマルタは、夜なべして旗を作りました。翌朝再びフリッツが現れ、マルタが慌てて作った可愛らしい刺繍の旗に激怒します。更にはお店の計画もばれてしまい、「いやらしいものだ」とフリッツに罵倒されました。すっかり肩を落としたマルタでしたが、「村に文化の香りを取り入れる」と言うリージに後押しされ、開店を実現させます。お客さんはたったの一人…。当初は反対をしていたフリーダでした。

【転】- マルタのやさしい刺繍のあらすじ3

小さな村ではすぐに噂が広まり、村人たちは一様に冷たい視線と罵りの言葉をマルタたちにかけました。不安になるマルタに、フリーダはネット販売を持ちかけ、リージは村の民族衣装の柄を取り入れることを思いつきます。この頃には、ハンニもマルタに協力し始めました。しかし牧師をしているヴァルターは、勝手に店を片付けたり、村人が集まる礼拝で母であるマルタのことを批判したりと、猛烈に反発していました。流石に心が折れかけたマルタでしたが、偶然ヴァルターの不倫現場を目撃してしまいます。自分の行動を差し置いて母を批判した息子に腹を立て、マルタは奮起します。
そんな時、リージが心臓発作で突然この世を去りました。勇気と人生の楽しさをくれた彼女のためにも、マルタは店を継続することを決意するのです。

【結】- マルタのやさしい刺繍のあらすじ4

ネットを覚えたフリーダが商品を紹介すると、問合せが殺到しました。それ以来注文が相次ぎ、マルタたちは老女実業家として新聞でも取り上げられます。面白くないフリッツは、とにかくマルタの店を潰そうと必死になりました。
合唱祭当日になり、マルタの店が荒らされました。犯人はもちろんフリッツです。マルタは怒って会場へ乗り込みました。元々フリッツに嫌悪感を抱いていた観客たちは、みなマルタの肩を持ちました。荒らされた店を見かけたヴァルターも立腹し、合唱団の旗をマルタが作ったものにすり替え、刺繍で出来た旗が翻りました。会場でもマルタの下着は大人気で注文が止まらず、フリッツは蚊帳の外…となりました。
その後も3人はそれぞれの道を見つけ、今まで以上に活き活きと暮らしていました。マルタの店には、リージが刺繍してくれた看板が彩りを添えています。

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