「マルティニークからの祈り」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– マルティニークからの祈りのあらすじ2

マルティニークからの祈りのシーン2

画像引用元:YouTube / マルティニークからの祈りトレーラー映像

そしてそのままジョンヨンは、拘置所へ移送された。何も伝えらぬままどこに行くのかも分からず、震えるジョンヨン。フランス大使館に連絡も伝わるが、韓国人がフランスで麻薬密輸で逮捕された前例がなく、韓国としても”恥”となることを恐れて、この事件について何も調べることもなく、資料すらも他の処分する書類に紛れてシュレッターで粉砕する始末であった。

彼らはそれよりも大使館に訪れた客人を豪華なフレンチで接待する方が、優先すべきことだった。

拘置所に入れられて3ヶ月、大使館から何も知らせもなくジョンヨンはずっと待ち続けていた。そしてそのままフランスの孤島、カリブのマルティニーク島へ移送される。ここは島全体が刑務所となっているところであった。

かつて、結婚10周年の記念でカリブへやってきたいとジョンべたちと話していた憧れが、今は手錠を掛けられ犯罪者として心身ふらふらの状態で連れてこられてしまった。そのまま裁判もされず、ジョンヨンは刑務所へ収監されてしまったのだ。

それはフランスで、麻薬に関わった犯罪人たちが集められた特殊な刑務所であった。そこで待ち受けていたのは既に収監されていた囚人たちの理不尽な差別と暴力であった。取り締まるべき女性の刑務所長も、冷徹でレズでサディストな性格であった。思わず恐怖でジョンヨンは逃げるが、罰として独房に放り込まれてしまうこともあった。この様に、とことんジョンヨンをイジメ抜く恐るべき状況下であったが、しかし、どんな目にあっても韓国に残してきた夫と娘に逢いたいという希望は失わなかった。

刑務所に面会にやってきたジョンべ、面会室で顔を合わせるとあまりに憔悴し切って弱った妻の姿に泣き崩れるジョンべ。涙を流すジョンヨン。

そして差し出されたジョンべから送られたへリンの写真を、夜、抱きしめながら眠る。

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