「メゾン・ド・ヒミコ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【転】– メゾン・ド・ヒミコのあらすじ3

メゾン・ド・ヒミコのシーン3

画像引用元:YouTube / メゾン・ド・ヒミコトレーラー映像

シャツの胸に花の刺繍をしている山崎が沙織に、刺繍は自分でしたと教えました。沙織を部屋に招きます。

山崎の部屋には山崎が作ったドレス類が沢山ありました。山崎はそれら女性用のドレスを似合わないから着られないことをぼやくと、次は女に生まれ変わると話します。沙織は「女だからといって、着られないものもある」と言い、面接された相手に「バニーガールは着られない(似合わない)」と言われたことを話します。

壁の塗り替えを終えた男らとホームのゲイたちが、海水浴に興じます。それを見た中学生4人組は、あぜんとした顔で見ていました。

春彦は、ルビイが倒れているのを見つけました。急いで救急搬送しますが、ルビイは脳卒中で全身に麻痺が残るそうです。

春彦はメゾン・ド・ヒミコに介護の設備がないため、別の施設に移すという決断をしました。しかし他のゲイの住民たちは、自分たちでなんとかできないか、息子に知らせてみればどうかと提案します。ゲイであったことを息子に黙っておけばよいと言いますが、ルビイは性転換手術を受けており、下の世話をしたときに露見するだろうとキクエが指摘します。

その会話を聞いていた沙織は、遺産相続を放棄するからその金で施設にルビイを迎えてくれと春彦に言います。それを聞いた卑弥呼は「ホームを買ったときに全財産を使った」と答えました。相続する遺産などないと答えます。

ホームを潰せばいいと言う卑弥呼に、沙織は強く反発しました。

あとで沙織は春彦に、壁の写真について質問します。そこには27歳で卑弥呼と離婚して、以後一切卑弥呼とかかわりを持っていないと思っていた沙織の母が、笑顔で写真に収まっていました。母がかぶっている帽子は、沙織が母の40歳の誕生日にプレゼントしたものです。母が自分にないしょで卑弥呼とかかわりを持っていた事実を知り、沙織は動揺していました。

8月。

工務店で働く沙織のところへ、卑弥呼が血を吐いて倒れたから来てくれと春彦から電話があります。沙織はそれを聞いてメゾン・ド・ヒミコへ行きます。

春彦は、先日の壁塗り直しで知り合った細川専務と食事をすることになったと話しました。春彦は細川専務を狙っていることを沙織に打ち明けます。既婚者だからと沙織が嫌な顔をすると、眠っている卑弥呼の寝顔を見ながら春彦は、卑弥呼を深く愛していることを話しました。「どんなに愛していても卑弥呼の死で失ってしまう。卑弥呼を見ていると生きる意欲を失ってしまう。愛など意味がない。欲望が大事」と言う春彦に、沙織はそれ以上反駁できませんでした。

工務店の同僚のエリナが、休憩時間に沙織の横で泣きます。しばらくしてエリナは会社を辞めました。新しい事務員の女性は、入社時から格段にあか抜けており、細川専務がエリナから新人に乗り換えたことが見てとれます。

卑弥呼の具合は日に日に悪くなっていました。ホームの雰囲気が暗くなり、春彦も余裕がなくなります。

いつもの中学生4人組が、水風船をぶつけるイタズラを仕掛けてきました。春彦はムッとして少年のひとり・淳也に詰め寄ると「次やったら、殺すぞ」と脅しました。4人とも怯えます。

病床の卑弥呼は鍵をかけていた顧客リストの南京錠を外すと、名簿を春彦に見せました。ホームの資金難を救うために、顧客を回って寄付を募るようにと言います。

沙織がメゾン・ド・ヒミコへ行くと、山崎が暗い顔で葬儀のパンフを見ていました。これから1人ずつメンバーが欠けていくのかという不安を口にしていると、宅配便がやってきます。

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