「メゾン・ド・ヒミコ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– メゾン・ド・ヒミコのあらすじ4

メゾン・ド・ヒミコのシーン4

画像引用元:YouTube / メゾン・ド・ヒミコトレーラー映像

山崎は沙織に、バニーガールの衣装を買っていました。山崎と沙織は部屋でファッションショーをし、つかの間楽しい時間を過ごします。バニーガールの衣装、チャイナドレス、修道女の格好をしたあと、沙織はバスガイドの制服、山崎は白いドレスを着ました。沙織は山崎に、遊びに行こうと外に誘います。他のホームのメンバーもおしゃれして、山崎をエスコートして出かけることにします。

訪れたダンスクラブで山崎は、前の会社の部下と出会いました。嘲笑される山崎をかばって、沙織は相手の男に食って掛かります。卑弥呼のせいで苦労した沙織はゲイを嫌っていましたが、メゾン・ド・ヒミコでゲイと接するうちに気持ちが変わったのです。

それを見た春彦は、沙織に好感を持ちました。ダンスクラブの片隅で、春彦は沙織にキスをします。

春彦に恋をした沙織は、ゲイの政木に女性との経験があるか質問しました。将棋の駒を片付けながら政木は、教員をしていた若い頃に同僚の3つ年上の女性との話をします。

春彦は山崎に、部屋を貸してくれと頼みました。山崎は察してシーツを交換し、提供します。春彦はそこに沙織を連れ込みますが、春彦は真正のゲイなのでキス以上のことができません。沙織もそれを感じ取って、「触りたいとこ、ないんでしょ」と言って起き上がりました。2人とも気まずい思いをします。

盆の時期。

盆休みの初日に細川専務から電話があり出勤を頼まれますが、沙織は断ります。沙織は、メゾン・ド・ヒミコへ行く予定だったからです。

ホームでは毎年、お盆にそれぞれの入居者の故人の親族の写真を飾り、迎え火と送り火を焚くのがならわしでした。みんなその準備をしています。

先日春彦から本気で叱られたのを機に、中学生の淳也はホームのことが気になっていました。他の仲間に断ってひとりだけホームを訪問して「手伝います」と言います。

春彦はルビイの私物の整理をしていて、宛名の書かれていない葉書を見つけました。裏面にはレインボー戦士のイラストと、ピキピキピッキーという文字が書かれていました。

沙織は眠る父・卑弥呼に付き添っていました。卑弥呼の鼻から血が出ていたので拭うと、卑弥呼が目を覚ましました。卑弥呼は沙織の母の写真のことを説明します。

写真の手袋は40歳の誕生日に卑弥呼がプレゼントしたものだと言い、沙織の母と会っていたことを認めました。沙織は、病床の母が死ぬ直前に意識が混濁し、自分を父親だと思っていたらしいと話しました。卑弥呼のことを許せないと言います。

卑弥呼は沙織に、娘である沙織のことが好きだと言いました。沙織は「なによそれ」と困惑します。

ルビイの息子夫婦と孫が、ルビイを迎えに静岡から車でやってきました。ルビイは彼らに連れられて、ホームを去ります。けっきょくルビイがゲイであることは、告げないままでした。沙織は息子にルビイを押し付けたとみんなを責めますが、春彦は時間がないのだと答えました。沙織は腹を立ててホームを抜け出します。

沙織はそのまま工務店へ行くと、細川専務が探していたフォルダを取り出して渡しました。そのまま細川専務を誘い、身体を重ねます。

ホームではみんながしんみりと食事をしていました。みんな、沙織が帰ってくるのを心のどこかで待っていました。

翌日の明け方、卑弥呼が亡くなります。

後日。

父・卑弥呼の死を知った沙織は、卑弥呼の荷物をすべて引き取ってホームを去ります。

春彦は沙織に、細川専務と食事をして沙織との関係を聞いたと話しました。「うらやましかったよ。お前がじゃなくて、細川さんが」と言うと、それを聞いた沙織は涙を流します。

沙織は春彦と別れて、バスに乗り込みます。

季節が変わりました。冬になり、暖房が必要な時期です。

沙織は細川専務とずるずる続いていましたが、よくないとも思っているようです。沙織のほうから関係を解消しそうな気配です。

工務店に、メゾン・ド・ヒミコの壁の塗り替え依頼が入りました。また落書きがされたそうです。

工務店の人たちといっしょにホームへ行った沙織は、壁に大きく「サオリに会いたい ピキピキピッキー」と書かれた文字を見ました。入居者たちはみんな、笑顔で沙織を迎えました。

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