「ヤング・アダルト・ニューヨーク」のネタバレあらすじと結末の感想

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ヤング・アダルト・ニューヨークの紹介:2014年製作のアメリカのコメディ映画。脚本・製作・監督を務めたのは、「フランシス・ハ」で注目されたノア・バームバック。ニューヨーク・ブルックリンを舞台に、40代夫婦と20代夫婦の交流を描いていく。

予告動画

ヤング・アダルト・ニューヨークの主な出演者

ジョシュ(ベン・スティラー)、コーネリア(ナオミ・ワッツ)、ジェイミー(アダム・ドライバー)、ダービー(アマンダ・サイフリッド)、ブライトバード(チャールズ・グローディン)

ヤング・アダルト・ニューヨークのネタバレあらすじ

【起】- ヤング・アダルト・ニューヨークのあらすじ1

舞台は現代のニューヨーク・ブルックリン。ドキュメンタリー映画監督のジョシュとその妻コーネリアは子どものいない40代夫婦。一方、同年代の友人夫婦は念願の子どもが最近産まれ、幸せオーラが全開。ジョシュたちは「自由でありさえすればいい」と悠々自適な生活をしていましたが、友人夫婦の姿を見てどこか満ち足りない思いを感じていました。

そんなある日、ジョシュは自身が受け持つアートスクールの講義で、ジェイミーとダービーの20代夫婦に出会います。ジョシュを尊敬しているというジェイミーの言葉がきっかけで夫婦ぐるみのつきあいに発展し、若い二人の生き方にジョシュたちは大いに刺激を受けます。ジェイミーは監督志望で、ダービーはアイスクリーム職人。部屋にはVHS、レコード、手作りの家具で溢れ、移動手段は自転車。最新家電に囲まれ、SNS漬けの生活をしていたジョシュたちは、若い二人の生活スタイルにどんどんのめり込んでいきます。

【承】- ヤング・アダルト・ニューヨークのあらすじ2

ある日、ジョシュたちはジェイミーたちとともに幻覚剤パーティーに参加。幻覚剤で意識が朦朧とする中、コーネリアはジョシュと見誤ってジェイミーにキスしてしまいますが、間違いを謝りながらもう一度ジョシュと口づけをかわしてしまいます。妻が不貞に及んでいるとは知らず、ジョシュは幻覚剤で意識が混濁していました。その状態で、ジョシュは映画作りに協力するとジェイミーに約束してしまいます。ジョシュ自身はこの8年間新作を出しておらず、製作中の映画も難航していました。しかし、ジョシュは自身の映画作りのためにもジェイミーへの協力はプラスになると考えたのです。

幻覚から覚めたジョシュとジェイミーは、早速映画製作に取り掛かります。訪れた先は、ジェイミーの古い友人ケント。突然フェイスブックで連絡をとってきたケントに、ジェイミーは突撃取材をしようとしたのです。しかし、ケントは心を病んで自殺未遂に及び入院していました。自殺しようとした理由をなかなか打ち明けてくれないケント。病院を後にしたジョシュは得意のSNSでケントを検索すると、驚くべき事実が発覚します。ケントはアフガニスタンで兵役を経験していたのです。

【転】- ヤング・アダルト・ニューヨークのあらすじ3

ケントの経歴の発覚で、友人の取材でしかなかったジェイミーの映画が一気に社会派なテーマに変貌を遂げます。アフガン帰りというテーマに快く協力を申し出る支援者も現れ、映画作りは順調に進んできました。

そんな中、ジョシュたちは友人夫婦と大喧嘩してしまいます。ジョシュとコーネリアはつらい不妊治療を経験した結果、妊娠は困難と判断し、子どもを産まない選択をしていました。にもかかわらず、子どものすばらしさを何度も熱く語ってくる友人夫婦の無神経さにジョシュたちは激怒してしまったのです。

その一方で、ジェイミーの映画はテンポよく進展していました。これに焦ったジョシュは、コーネリアの父でドキュメンタリー映画界の巨匠ブライトバードを訪れました。義父とは不仲でしたが、ジョシュは自身の製作中映画の評価を知りたくてしかたかなったのです。しかし、ブライトバードが口にしたのは手厳しい評価でした。怒ったジョシュはブライトバードの家を出て行ってしまいます。

その後向かったジェイミーの映画の試写会では、ジェイミーに高い評価が与えられていました。これに不快感を持ったジョシュは試写会後のパーティーでコーネリアと大喧嘩し、ダービーとともに外に酒を飲みに行ってしまいます。そして、ダービーからコーネリアの幻覚剤パーティーでの不貞を知らされることに。怒ったジョシュは翌日もコーネリアと大喧嘩してしまいます。ジェイミーはすでにブライトバードとも繋がりを持っており、コネクション目当てにジェイミーが自分に近づいてきたことをジョシュは確信していました。

【結】- ヤング・アダルト・ニューヨークのあらすじ4

ある日、ジョシュがジェイミーの映画を見返していると、初めて取材を受けるケントの横にダービーのアイスクリームがあったことに気づきます。偶然とは思えずジョシュはケントとダービーを直撃すると、あっさり二人はヤラセを認めました。ケントはダービーの友人で、ジェイミーの指示でドキュメンタリーを演出するために偶然を装っていたのです。ジョシュはこれに激怒。ブライトバードの功績を称える祝賀パーティーでジョシュはジェイミーのヤラセを暴露しますが、ジェイミーは悪びれる様子も見せず、ブライトバードを含め関係者もジョシュの訴えに賛同しません。コーネリアですら、ジェイミーが最低であることは認めつつも映画の評価は認めるべきと言う始末でした。

ふてくされたジョシュは会場の外に出てしまいます。そこに現れたコーネリアに、ジョシュは大人のふりをする若者のようにふるまうことをやめると宣言します。一連の騒動で、ジョシュはこれまでと違う生き方を選択したいと思うようになっていました。コーネリアもその意見に賛同し、二人は新しい生き方を選択することに。それは、養子とともに家庭を築くことでした。養子の赤ん坊と面会するため二人は早速ハイチへ向かうのでした。

空港の待合室でコーネリアはジェイミーが載った雑誌を見つけました。悪魔が世に放たれたと言うコーネリアに、ジョシュは「若いからさ」とだけ答えるのでした。すると、二人は目の前に座る幼児が変わった動きをしていることに気づきました。大人さながらの手つきでスマートフォンを操作していたのです。そんな幼児の姿に、二人は唖然としてしまうのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

97分と決して長くはない上映時間の中に、迫りくる老い、若い才能への危機感など、主人公夫婦が抱える悩みが凝縮されています。その中でも、子どもを産まないという選択をした夫婦のつらさが爆発するシーンは心が動かされる場面です。そんな悩みばかりの夫婦ですが、最後に笑顔を見せてくれたことでとても心地良い素敵なラストシーンとなっています。

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