映画:リスボンに誘われて

「リスボンに誘われて」のネタバレあらすじ動画と結末

あらすじ動画

リスボンに誘われての主な出演者

ライムント・グレゴリウス(ジェレミー・アイアンズ)、マリアナ(マルティナ・ゲデック)、アドリアーナ(シャーロット・ランプリング)、ジョアン・エッサ(トム・コートネイ)、ジョルジェ(ブルーノ・ガッツェ)、バルトロメウ神父(クリストファー・リー)、エステファニア(レナ・オリン)、アマデウ・デ・プラド(ジャック・ヒューマン)、若い頃のエステファニア(メラニー・ロラン)、若い頃のジョルジェ(アウグスト・ディール)、プラド判事(ブルクハルト・クラウスナー)

リスボンに誘われてのネタバレあらすじ

【起】- リスボンに誘われてのあらすじ1

文学教師のライムント・グレゴリウスは、自宅でチェスを一人でしたりと孤独な日々を送っています。妻には退屈だからと言われ、5年前に離婚しました。
雨の中、傘を差しながら出勤していると、橋の手すりに女性・カタリナが立っていました。自殺をさせないために、ライムントは彼女を止めます。
カタリナからついていっても良いか聞かれ、ライムントは応じることにします。
授業が始まり、ライムントは見学者として彼女を椅子に座らせます。用紙を生徒に返却していると、彼女は静かに学校から去っていきます。
コートを忘れていることに気づいて、ライムントは渡すために追いかけます。
生徒が騒がしいので、校長がやってきます。ライムントが女性と一緒だったと生徒から聞いて、校長は目が点になります。
橋までやってきたライムントでしたが、彼女の姿はありませんでした。コートのポケットから一冊の本を手にします。その本には販売した古書店の名前が記述されていました。
古書店のオーナーに話しを聞くと、彼女は座って本を読んでいたことが分かります。すると列車の切符が本から落ちます。切符はリスボン行きの夜行列車で、後15分で出発です。
急いで向かったライムントは夜行列車に乗り込みます。校長から電話がかかってきますが、教卓の教科書の保管を頼んで電話を切ります。
ライムントは本の内容に夢中になります。長年、自分が考えていたことが載っていたのです。
この本の著者はアマデウ・デ・プラドという青年でした。彼の自宅を訪ねたライムントは、妹のアドリアーナと話しをすることができます。
アドリアーナは、この本を兄のノートから100冊だけ出版していて、6冊保管していました。残りがどこにいったのか気がかりでもありました。
ライムントは亡くなった彼女の父のことを聞きます。アドリアーナは、それは話すことができないのだと言います。
帰り間際、アマデウのことを知りたいのならば墓地に行くようにと、ライムントは使用人の女性から聞きます。

【承】- リスボンに誘われてのあらすじ2

アマデウのお墓には、独裁制が事実ならば革命は義務であると書かれていました。アマデウはレジスタンスの一員だったのです。
墓地からの帰り道で、ライムントは自転車と接触して転びます。その拍子に眼鏡が壊れてしまいます。
眼鏡を新しくしに行ったライムントは、眼科医のマリアナに本のことを話します。実はマリアナの叔父・ジョアン・エッサは、アマデウの仲間でした。
マリアナの仲介もあり、ライムントはジョアンに会いに船に乗ります。彼は介護施設に入っていました。
ジョアンは誰とも口を聞かずに塞ぎがちでしたが、ライムントと話すことにします。当時、ジョアンは秘密警察のメンデスから酷い仕打ちを受けていました。
美しいピアノを弾いていた手は震えています。ジョアンが許せないのは、メンデスをアマデウが救ったことです。アマデウには、薬剤師のジョルジェという親友がいました。
次にライムントは、二人の師でもあるバルトロメウ神父に話しを聞きに行きます。
優秀なアマデウは、飛び級したことによりジョルジェと会いました。好奇心旺盛な二人は学校に忍び込んで、禁じられていた本を読んでいました。
どこにいっても、アマデウが心を開くことはありませんでした。しかし、一度だけ自分のことを語ったことがあります。
教会で演説をするアマデウは、悪や不条理を許さないこと、自由であることの大切さを述べます。途中、席を立つ人がいました。ジョルジェだけは、演説が終わって拍手をし続けました。
アマデウのお葬式の日、宗教的な言葉は「アーメン」と一言だけ使われました。赤いカーネーションを参列者の皆は持ってきました。
作家や哲学者志望だったアマデウでしたが、人々を救いたいことから医師の道へ進みました。診療所でもある自宅は、いつもドアが開かれていました。
あの日、診療所の外では残虐で名高いメンデスが、人々から暴行を受けていました。メンデスは心肺停止状態となり、診療所に運び込まれます。
アマデウは医師として、アドレナリンを注射して彼を救います。しかし、人々からは裏切り者扱いされてしまいます。

【転】- リスボンに誘われてのあらすじ3

肺血腫のジョアンはタバコを止められていました。しかし次の面会時に、ライムントはタバコを持っていってあげます。ジョアンは前回ライムントと話して、よく眠れるようになりました。
当時、ジョアンはある女について吐けと、メンデスから拷問を受けました。その女とはエステファニアという女性です。
彼女は何でも記憶することができ、革命の賛同者たちの名前や暗号など全て覚えていました。
ある日、アマデウが参加したいと薬局にやってきます。そこで初めて、エステファニアとアマデウは会うこととなります。
その時、エステファニアはジョルジェと付き合っていました。しかしエステファニアが手を離したことから、ジョルジェは彼女がアマデウに夢中になったことに気づきます。
アマデウの父は裁判官であり、独裁制の一部でもありました。彼が亡くなったのは、アマデウのお葬式の一週間後です。
腰痛が酷いと薬をもらいに来ていましたが、飲まずにためこんでいました。そして一週間後に全て飲み干したのです。カトリックにおいて都合が悪いことから、死因は病死となりました。
アドリアーナは、兄が出て行った日のことを忘れられませんでした。
アマデウは、エステファニアと共に診療所にやってきます。誰も家にいれるなと兄に言われ、アドリアーナは戸惑います。アドリアーナにとって、兄は大切な存在でした。
ジョアンがやってきて、アマデウは恐ろしい事実を聞きます。エステファニアが見つかれば、情報が漏れてしまいます。なのでジョルジェが彼女を殺しに来るのです。
ジョアンは立ち去り、その後のことが現在も気になっていました。ジョアンはあの時、ジョルジェに言われて銃を渡していました。
ライムントは、ジョルジェの薬局へ行くことにします。彼を見つけて後をつけますが、バレてしまって追い返されます。
ジョアンにタバコを渡したことに、マリアナは怒ります。ライムントは監獄を連想するため、あの施設は良くないと言います。
マリアナを食事に誘って、ライムントは結婚していた時のことを語ります。マリアナはライムントのことを退屈な人だとは思いませんでした。

【結】- リスボンに誘われてのあらすじ4

再びライムントは、ジョルジェに話しを聞きに行きます。エステファニアを殺したのかと聞くと、自分が殺せると思うかと返します。
あの薬局は、アマデウが譲ってくれたものでした。良い医師には、良い薬剤師がいるからとアマデウが言ってくれました。今でも夜に明かりをつけているのは、アマデウとの思い出を絶やさないためでした。
ジョルジェは秘密警察にバレて、皆散り散りに逃げた時に、アマデウとエステファニアがキスしている現場を見てしまいました。その場で撃とうとも思いましたが、歩いて立ち去ります。
そしてアマデウの診療所に向かいます。アマデウとエステファニアは車に乗って逃げようとしていました。
ジョルジェは車の前に飛び出して銃を向けます。アマデウが車から降りてきて、ジョルジェの銃をそっとおろします。そして銃を投げ捨てます。
今から2年前、ジョルジェはエステファニアと偶然会うことができました。スペインの大学で歴史を教えているそうです。
その話しを聞いて、ライムントはホテルの支払いを済ませることにします。するとカタリナが受付にやってきていました。校長が学校を訪ねたカタリナに、ライムントの行き先を伝えてくれていました。
カタリナの名字はメンデスでした。彼女は大好きだった祖父が亡くなった時、参列者が悲しんでないことに疑問を感じていました。
そして本を見つけて事実を知りました。ライムントにお礼を言って、これから生きていく決心がついたのだと話します。ライムントはコートを彼女に返します。
マリアナに車で送ってもらい、ライムントはエステファニアの自宅に行きます。
エステファニアは、アマデウとキスしている時、ジョルジェが見ていたことに気づいていました。
ジョルジェと別れた後、エステファニアはアマデウと共に、スペインへ向かいました。途中の検問所で、トランクにいたエステファニアは見つかりそうになります。
そこでアマデウは、メンデスに電話するように軍人に話します。幸いにもメンデスのおかげで、二人は
スペインへ逃げることができました。
アマデウは一緒にアマゾンに行って、過去と未来を経験しようと誘います。そして自分たちだけの新しい言語をと提案します。
エステファニアは、それはアマデウの渇望であると考えます。そして貪欲過ぎる彼を見て、それには応じられないと断ります。
友人の家でエステファニアは降ろしてもらい、アマデウは去っていきました。次に会ったのはお葬式の時でした。
ライムントは夜行列車に乗って帰ることにします。彼ら3人のような人生ではない、平凡な日常に戻ることになります。そんなライムントを見て、マリアナはただ残ったらいいのよと言います。終わり。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ミステリアスで徐々に分かっていく展開が見所です。少しずつアマデウの辿った道が分かり、人生を見つめ直して行く主人公の姿が胸に響きます。
また、美しい映像が映し出される作品で、町並みや海が見える景色に癒やされます。
そして豪華な出演陣も忘れてはいけません。ベテラン勢が多く、彼らの冴え渡る演技に目が離せなくなります。
歴史と恋愛を重ねている映画であり、そのドラマチックなストーリーに感動します。じっくりと描かれており、名作と呼ばれるのに相応しい作品です。最後まで見終わり、ライムントはどうするのか、エンドロールが流れながらも考え続けてしまう余韻の残る映画でした。

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