「リトル・ブッダ」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

リトル・ブッダの紹介:イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチのアジア3部作の最後を占める作品で、チベット仏教の輪廻転生をテーマに仏教の開祖ブッダの物語を織り交ぜながら、人の生と死について考えさせられる作品。坂本龍一の美しい音楽も聞き所となっている。

リトル・ブッダの主な出演者

ラマ僧ノルブ(イン・ルオチェン)、シッダールタ王子(キアヌ・リーブス)、ジェシー・コンラッド(アレックス・ヴィーゼンダンガー)、リサ・コンラッド(ブリジット・フォンダ)、ディーン・コンラッド(クリス・アイザック)

リトル・ブッダのネタバレあらすじ

【起】- リトル・ブッダのあらすじ1

アメリカのシアトルで暮らす9歳の男の子、ジェシーのもとにチベットから3人のラマ僧が訪れるところから物語は始まります。
ラマ僧が言うには、ジェシーがチベットで亡くなった高僧の生まれ変わりの可能性があるというのです。ジェシーの父親ディーンはアジアから訪れた奇妙なラマ僧に不審を抱き、彼らの訪問を歓迎しません。しかしジェシーの母親リサはラマ僧たちに関心を抱き、彼らを歓迎します。
ラマ僧ノルブたちは初めてジェシーに面会し、挨拶を交わします。ノルブは再び来るといってジェシーにある絵本を手渡します。その絵本は、仏教の開祖ブッダの生涯について書かれた絵本でした。ジェシーは母リサと共に絵本を開き、ブッダの物語を通して、仏教についての関心を深めてゆきます。

【承】- リトル・ブッダのあらすじ2

物語は一変し、古代インドを舞台に展開します。豊かな王国に王子シッダールタが生まれたのです。王子の誕生を祝う宴が開かれている中、その知らせを聞いた賢者が遠方より訪れます。
賢者は王子の姿を見て指摘します。この王子は国だけではなく、世界を救う者になるであろうと。国王は、王子シッダールタが国外に出ることを危惧し、あらゆる災厄からシッダールタの目を逸らすことを試みます。
成人になったシッダールタは妻をめとり、幸せな日々を過ごしています。そんなある日、シッダールタは父王が白髪を染めている姿を目撃し、人の老いについて初めて知ることになります。人の老いを知ったシッダールタは、世間を知りたいと願い、父王の許可を得て初めて城外に赴きます。
そこでシッダールタは、死者や病人を初めて目撃すると共に修行僧の存在を知り、自身が生きる道が修行にあることを悟るのです。

【転】- リトル・ブッダのあらすじ3

物語は再びシアトルに戻り、ジェシーの父ディーンを訃報が襲います。ディーンのビジネスパートナーが仕事の失敗を理由に自殺したというのです。ディーンは深く悲しみます。
再びラマ僧ノルブはジェシー宅を訪れ、チベット訪問を提案します。本当にジェシーが高僧の生まれ変わりであるかどうかのテストを行いたいというのです。親友の死に傷心していたディーンは、自らジェシーを連れてチベットへ行くことを決心します。
舞台は再び古代インドに戻り、シッダールタの物語が展開します。王子の座を捨て国を出たシッダールタは他の修行僧と共に荒行に勤しみます。食を絶ったシッダールタは極度に痩せた状態で修行を続けています。
そこへ吟遊詩人の師弟が通り過ぎます。弓が張りすぎていても緩んでいても良い音は出ないと師匠が弟子に指摘します。それを聞いたシッダールタは「中道」について悟ります。

【結】- リトル・ブッダのあらすじ4

チベットを訪れたジェシーとディーンは、そこで高僧の生まれ変わりの候補である二人の子どもと出会い親交を深めます。
シッダールタの物語は続き、シッダールタを堕落させようと悪魔が襲います。悪魔は女性の姿でシッダールタを魅了し、幾千もの火矢を降り注がせてシッダールタを襲いますが、シッダールタは屈しません。悪魔は敗れ去り姿を消し、シッダールタはブッダとして覚醒します。
チベットでは、生まれ変わりを検証する儀式が行われます。その結果、ジェシーを含む3人の子どもが3人とも高僧の生まれ変わりだと判明します。僧ノルブはジェシーに「またお会いできてうれしい」と挨拶し、「次はあなたがわたしを見つける番です」と告げます。
数日後、僧ノルブは座禅をしたまま息を引き取ります。僧ノルブの遺灰をシアトルに持ち帰ったジェシーは、父母と共に船で太平洋に出て、ノルブの遺灰を散骨します。そこで物語は終わりを迎えるのです。

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