「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコのあらすじ2

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコのシーン2

画像引用元:YouTube / ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコトレーラー映像

家庭教師の女性には、ルイスの部屋があてがわれていました。個室を奪われたくないルイスは、勉強は自分が教えると言って部屋に踏み込みます。家庭教師の女性エミリー・リチャードソンはクローゼットに隠れていました。エミリーは下層階級の出身でルイスよりも10歳年上だったのですが、ルイスはエミリーに一目ぼれをしました。エミリーが気に入ったルイスは、家庭教師を雇うことにします。

夕食時、ウェイン家とエミリーは全員そろって食卓を囲みます。妹たちはおしゃべりに興じていますが、ルイスはエミリーに見惚れていました。ルイスのその様子を見て、キャロラインは心配していました。

夜、キャロラインはエミリーの部屋に行って、同じ屋根の下に男性がいるが大丈夫かと聞きました。エミリーは気にならないと答えます。

翌日。ルイスはキャロラインに急かされて、職を得るために外出します。

ウェイン家の向かいに住んでいるデュ・フレイン夫人は、ウェイン家に家庭教師がやってきたことを知っていました。興味津々のフレイン夫人は、ルイスとエミリーの恋の行方に注目します。

エミリーは部屋にあるルイスの私物をチェックしました。ルイスの絵日記には難破船が暗いタッチで描かれており、エミリーは興味深く見ます。

同じ頃ルイスはトルコ風呂(プールのようなもの)にいるイングラム卿のところへ行き、働きたいと答えました。イングラム卿は喜びます。

その後ルイスは友人らとビリヤードに興じ、就職したと話します。友人らは、就職したなら次は結婚だと急かしました。しかしルイスは臆していました。

飲んで帰宅したルイスは、エミリーが部屋で絵を描いているのを目撃しました。翌日エミリーは妹たちに絵を教えるので、その練習をしていたのです。ルイスは『テンペスト』の舞台劇をみんなで見に行こうと誘いました。その後「絵について教えることは1つだけ。見ることだ」とアドバイスします。

前夜エミリーの他者に見られたくないところを見たルイスは、翌日にヒゲを剃りました。ルイスは大きな口唇裂があり、ヒゲを生やすことで隠していました。それを見せることでエミリーに謝罪すると、エミリーは動揺することもなく芝居の日程を聞きました。ルイスは喜びます。

ルイスとエミリー、そして妹たちはみんなで『テンペスト』を見に行きます。出かける直前に、妹のひとり・マリーに初潮がきました。なにが起きているか判らず不安がるマリーに、エミリーは「大人になったのだ」と説明します。

観劇を見に来たウェイン家を、他の貴族の面々は興味津々で見守ります。

劇の最中、船で難破するシーンを見たルイスは、何度もうなされる夢を思い出して気分が悪くなりました。トイレへ行ったルイスを追って、エミリーも紳士用トイレに入ります。

過去の嫌な思い出がトラウマになっているのではないかと話したエミリーは、自分も納屋から出られなくなる経験を幼少期に体験し、今でも閉じ込められる夢を見るのだと告白します。それでも克服してクローゼットに隠れられる話をしたエミリーは、ルイスとキスをしました。個室トイレから老紳士が出てきて、2人は急いで離れます。

2人で紳士用トイレにいたことが他の貴族らにも注目され、噂になります。ブルジョアと下層階級の恋は、当時は大問題でした。すぐに大きな噂になり、キャロラインと母親、2番目の妹・ジョゼフィンが「3日以内に出ていけ」とエミリーに言います。

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