「ルワンダの涙」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

1990年〜1994年にルワンダで起こったツチ族とフツ族との抗争、虐殺を描いたヒューマンドラマ、実話を元にしている。ルワンダの首都キガリの公立技術学校で、西洋人で現地住民と共に虐殺に巻き込まれた人々の物語を描く。実際に大虐殺の生存者たちがスタッフや小さな役柄を演じている。2007年劇場公開作品、マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督。ジョン・ハート主演。115分。

あらすじ動画

ルワンダの涙の主な出演者

クリストファー神父:ジョン・ハート ジョー・コナー:ヒュー・ダンシー デロン大尉:ドミニク・ホルヴィッツ マリー:クレア=ホープ・アシティ フランソワ:デヴィッド・グヤシ ジュリアス:ヴィクター・パワー シボナマ:ルイス・マホニー レイチェル:ニコラ・ウォーカー

ルワンダの涙のネタバレあらすじ

【起】– ルワンダの涙のあらすじ1

ルワンダの涙のシーン1

画像引用元:YouTube / ルワンダの涙トレーラー映像

1994年春、南アフリカ・ルワンダの首都キガリ。

公立技術学校の講師、イギリス人のジョー・コナーは運動場で走るマリーという少女が軽々に走る姿を楽しげに実況していた。

マリーはツチ族の少女、走ることが大好きで今日はマラソンを楽しんでいた。

ジョーははじめての海外勤務がルワンダということもあり、早くこの地に慣れようと気合を入れて、楽しく毎日を過ごしていた。子供たちも明るいジョーに懐き、学校生活も順風満帆であった。

しかしルワンダにはその時、既に国全体に暗い影を落とす大問題が勃発してた。

長年、ツチ族とフツ族の対立状態が激しく、ツチ族を中心とした政府が発足すると少数民族であるフツ族への迫害がますます激化していった。これを見た欧米挙国から圧をかけられた当時のルワンダ大統領は仕方なくフツ族の政権加担を許してはいたが、決して関係は良いはずもない。いつ抗争がはじまるか分からないギリギリの一発触発状態であった。

ルワンダにはデロン大尉率いる、国連平和維持軍も「平和監視」としてキガリに派遣されていた。

ジョーが滞在している学校の運営は、イギリスからカトリック司祭の神父として30年間、南アフリカで人々に尽くしてきたクリストファー神父であった。彼の人柄と人徳にジョーも感銘を受け、尊敬していた。

ジョーはルワンダ語が使えなかったので、通訳を学校で用務員として働いている現地の若者フランソワに頼んでいた。

ある日、フランソワと町へ出かけたジョーは、フツ族の兵士が厳しく検問している現場をみかける。フランソワがフツ族だったのですぐ去っていったが、検問されていたのはツチ族の人々であった。彼らは怯えたような顔でジョーを見つめる、彼らは虐待の対象とされていた。

キガリでも不穏な「噂話」は広がっていた。

例えば、フツ族がツチ族の名前や家族を明記したリストを作成していると、ツチ族はひたすらいつ襲撃をウケるかという恐怖に戦いていた。

BBC記者で、数々の紛争地帯で取材経験のあるレイチェルもボスニアの現場に危機感を募らせていた。つい先日もツチ族の集会の取材へ向かうと、フツ族が集会を襲撃、手に持ったナタでツチ族の人々に襲いかかるのを見ていたのだ。

フツ族がツチ族に対する憎悪と迫害は、予想以上で根深かった。

1994年4月6日、ついに虐殺のトリガーとなる出来事が起こってしまう。

その夜、フツ族のジュベナール・ハビャリマナ大統領、ブルンジ、シプリアン・ンタリャミラ大統領​​が搭乗した飛行機が撃墜された。

狙ったのは何者なのかは未だに不明なので、これが事故なのか、それとも大統領を狙ったクーデターなのかは分からない。

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