「レイチェルの結婚」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

レイチェルの結婚の紹介:2008年製作のアメリカ映画。第65回ヴェネツィア国際映画祭出品。「プラダを着た悪魔」で一躍有名になった主演のアン・ハサウェイは、この作品で第81回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。姉の結婚式のために家へ戻ってきた問題児の妹の姿を通し、平凡な家族の葛藤と絆をリアルに描き出す。

あらすじ動画

レイチェルの結婚の主な出演者

キム アン・ハサウェイ よのひかり レイチェル ローズマリー・デウィット 安藤麻吹 ポール ビル・アーウィン 野島昭生 アビー デブラ・ウィンガー 宮寺智子 シドニー トゥンデ・アデビンペ 楠大典 キャロル アンナ・ディーヴァー・スミス 真山亜子

レイチェルの結婚のネタバレあらすじ

【起】– レイチェルの結婚のあらすじ1

レイチェルの結婚のシーン1

画像引用元:YouTube / レイチェルの結婚トレーラー映像

(この映画は全編を通して、ホームビデオで撮影しているような手法で撮られています)

タバコを吸う若い女性キム・バックマンの隣に、若い男・ウォルターとアフリカ系アメリカ人女性・ローザがいっしょにいます。ウォルターがローザに「ライターを返せよ」と言うのを聞いたキムが、「無理よ。あんたにライター返したら、また図書館に放火するもん」と指摘しました。カチンときたウォルターはキムに言い返したいらしく、「最近は誰か殺した?」と聞き返しました。

キムもウォルターも薬物治療のリハビリ施設に入っている患者です。ローザは施設のスタッフでした。そこへキムの父ポール・バックマンが現在のパートナー(義母)・キャロルといっしょに、車でキムを迎えに来ました。ローザはポールとあいさつを交わし、キムを引き渡します。

車に乗り込みながらキムは、家の様子を聞きました。キムは薬物治療のために、施設へ9年も入退院を繰り返しています。今回は姉・レイチェルが結婚式を挙げるため、キムは一時帰宅を許可されたのです。ポールは、レイチェルが業者に式の手配を頼まずに友人らと支度をしていると話し、てんやわんやの大騒ぎになっていると教えました。

姉の友人が泊まり込むかもしれないと聞いたキムは、9カ月も施設で窮屈な暮らしをしていたと言い、自宅でくらいゆっくりしたいとぼやきます。

車中でキムは、母・アビーのことも聞きます。キムとレイチェルの両親・ポールとアビーは離婚して、いまはポールはキャロルと、アビーもアンドリューというパートナーができていました。アビーとアンドリューも式にやってくるとポールが答えます。

父・ポールが運転する車は、自宅に到着しました。家にはレイチェルの友人がたくさん押しかけて、準備をしています。キムはタバコを吸いながら、姉の友人が準備している様子を見て回りました。

姉・レイチェルのところへ行くと、姉はウェディングドレスの仮縫いをしているところでした。レイチェルとキムはハグして再会をします。姉のレイチェルはストレスで過食に走るようですが、細いままであることをキムは驚きました。自分は施設で太ってしまったとキムはぼやきます。

レイチェルは結婚後も大学で心理学の勉強を続けるらしく、博士号が取れるのは1年半後だそうです。キムは心理学と精神医学とを混同しており、レイチェルが訂正します。ずっとタバコを片手に持った状態で話をするので、火を消せとレイチェルはキムに注意します。

キムはレイチェルとしばし雑談をします。キムは婚約者に会いたいと言いますが、レイチェルの婚約者は不在のようです。キムは自分の部屋に移動すると、部屋のなかを見て回りました。

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