映画:レインボー

「レインボー」のネタバレあらすじと結末

ヒューマンドラマ

レインボー(2015年)の紹介:2015年製作のインド映画。弟の目を治してもらうため、映画スターを訪ねに旅する少女と彼女の弟の姿を描いている。純粋な願いを叶えるため、砂漠を越えて行く小さな二人の姿を映し出す。

あらすじ動画

レインボーの主な出演者

チョトゥ(クリシュ・ チャブリア)、パリー(ヘタル・ガーダ)、ダンガラム(ヴィピン・シャルマ)

レインボーのネタバレあらすじ

【起】- レインボーのあらすじ1

パリーは、盲目の弟・チョトゥと叔父叔母の家で暮らしています。彼は映画に出てくる警察官のサルマーン・カーンが好きな少年です。
学校のテストが終わって、優秀な生徒のパリーは教師から不思議に思われます。なぜなら、全て0点をとって落第が決定したからです。これでパリーはチョトウと同じ学年になれました。
今日も一緒に手をつないで帰る姉弟の前に、いじめっ子のマヌが立ちはだかります。止める姉をふりほどいて、チョトゥは彼に向かっていきます。
腕っぷしでは敵いませんでしたが、チョトゥは口で応戦します。結果、服をなくすことになるチョトゥでしたが、裸になっても平気なので怖くありません。
叔父さんに連れられて映画を見に行った後、パリーは一人で紙に文字を書きます。内容は、チョトゥが9歳になったら、目を治してあげると約束したことなどです。
9歳まであと2か月しかありません。パリーは映画館でシャー・ルク・カーンのポスターを持って返っていました。ポスターには角膜提供と書かれており、パリーは弟のことを手紙に書いては郵便で送っていました。
毎日のように、郵便局の局長はパリーの封筒を受け取っていました。そろそろ真実を伝えるようにと、叔父に伝えます。それは叔母が手術代をださないことをです。叔父は局長から何通かパリーの出した封筒を受け取ります。
ある日、先生が点字を習うようにと言いにきます。パリーは自分が教えるからいいと言いますが、叔母は認めませんでした。パリーは学校ではなく、畑に行くようにと言われます。
女性が学校に行っても意味がないというのが、叔母の考えでした。その考えは古いと教師は言いますが、子供の教え方に指示するなと叔母に言われてしまいます。
チョトゥは学校へ、パリーは畑へと離れ離れとなります。夜遅く、パリーはケースのお金をあさっていて、自分の出した封筒を見つけてしまいます。
ガルドゥ兄さんがバイクに乗ってやってきます。砂漠でシャー・ルク・カーンが撮影をしているそうなのです。パリーは叔父に連れて行ってと頼みますが、応じてもらえませんでした。

【承】- レインボーのあらすじ2

朝早く、パリーはチョトゥと共に、遠く離れた砂漠を歩いて目指します。チョトゥは栄養失調で病気になり、失明してしまいました。叔父はそのことに責任を感じていました。
働くこともせず、水たばこをしている叔父は、自分を恥じてもいました。妻に二人を探しに行くことを伝えます。どうせ戻ってくると言っていた叔母でしたが、夫に食料を渡します。
喉がカラカラになって、チョトゥとパリーは、トマトを運んでるトラック運転手に水をもらえます。砂漠まで反対方向なことから、途中まで乗せていってくれて、そこでトラックを拾うようにと助言してもらえます。
運転手はおやつもくれました。トラックから降りたチョトゥとパリーは、待たずに歩いて目指します。そこへ結婚式へ向かうトラックがやってきて停まります。
荷台にいた男が歌いだし、チョトゥも一緒に歌います。親はどこかと聞かれ、チョトゥは2009年のプシュカルの事故で死んだと伝えます。
お菓子をくれるということもあり、チョトゥは同行することに同意します。ビララという町に到着し、姉弟は今夜は泊まるように言われます。
男の息子、サムシェルと仲良くなって、チョトゥは服を着せてもらい、久々のご馳走を平らげます。パリーは、両親の死から始めて弟が歌ったことに喜びます。
チョトゥは4歳の時に3日で目が見えなくなりました。悲しいのは、パリーが手を離してしまうことです。
そのことを聞いたサムシェルは、パリーがお嫁さんにいったらどうするの、と聞きます。チョトゥは旦那さんに悪いから、と答えます。
自分だったら気にしないのに、とサムシェルは話します。彼がパリーのことをかわいいと思っていて、チョトゥは姉に話しておくことを伝えます。二人は親友になります。

【転】- レインボーのあらすじ3

翌朝、チョトゥとパリーは出立します。サムシェルの父はお金を分けてくれて、道順も教えてくれます。
トラックに乗れることができますが、故障してしまい立ち往生となります。そこへ聖母シラマタを慕う者たちが歩いてきます。二人は彼らの後についていくことにします。
到着した巡礼地から、ジョードプルへのバスに乗ることになります。警察官にからまれてしまい、バスに乗り遅れてしまいます。
シラマタを慕う男の一人が、おじと説明してくれて、警察官は立ち去ります。ここらでは子供をさらう人がいるのです。
その男は、シラマタに挨拶をして、今晩は泊まっていくようにと勧めます。シラマタはシャー・ルク・カーンに会えれば、きっと目を治してくれると助言してくれます。
翌朝、チョトゥとパリーはバスに乗ることができます。しかし、警察官から助けてくれた男は、何者かに電話をかけていました。話している内容は10歳と8歳の子が向かったこと、姉のほうは高値で売れることでした。
バスを降りて歩く二人の前に、倒れている外国人がいました。彼の名前はダグラスといって、水をくれというので、分けてあげます。彼は平和と愛の巡礼の旅をしており、仲良くなったチョトゥと歌を歌います。
3人がお茶をしていると、シャルマという男性が話しかけてきます。彼はチョトゥたちの向かう先と行先が一緒だと言うのです。
二人は彼の親切に応じることにして、一緒に車に乗ります。お菓子も食べて良いよと言われて、二人は頬張ります。しかし次第に眠くなってしまいます。
一丁あがりなシャルマでしたが、道路が工事中で石が置かれていました。一人の女性がいたので、シャルマはどけるようにと怒ります。
しかし女性は銃を持っており、シャルマは金銭を渡します。さらにトランクを見せろと言われて、シャルマはたちまち逃げ出します。
女性はチョトゥとパリーの姿を確認して、自分の村へと連れ帰ります。二人が連れ去られることは、村のばあさまが予言していました。
このばあさまは盲目であり、石たちが予言したのだと言います。清き心で石に願うように言われ、パリーは応じることにします。ばあさまは悪いことが起こると予言します。
チョトゥの目は治りますが、3日以内に間に合わさなければなりません。ちょうど3日後がチョトゥの誕生日でした。ばあさまは、小太りな奇妙な男が助けてくれると助言します。

【結】- レインボーのあらすじ4

翌朝、チョトゥとパリーはバス停でバスを待っていました。そこへバドリナートという小太りな男が、ハンドルを持って歩いてやってきます。彼は家族を事故で亡くして頭が変になっていました。
ばあさまの助言に従い、二人は彼についていくことにします。すると砂嵐が発生し、バドリナートの家へと避難します。バドリナートは食料を分けてくれたり、とても優しい人物でした。
次の村にはバイクの神様がいました。そこでパリーがお願いしていると、ガルドゥ兄さんに会うことができます。ガルドゥ兄さんはバイクが故障中で困っていました。
そこでバドリナートの出番となります。彼はなんでも直せるエキスパートだったのです。ばあさまの予言通り、彼が助けてくれ、チョトゥとパリーはガルドゥ兄さんの運転するバイクに乗ります。
ついに撮影場所に到着できますが、すでにシャー・ルク・カーンは帰った跡でした。撮影場所にいた男に、パリーとチョトゥは事情を説明します。
すると内緒でシャー・ルク・カーンの向かった先を教えてもらえます。近道を聞いて、二人は歩いて向かいます。
けれども砂漠の真ん中で二人は迷子になってしまいます。水を忘れてしまい、パリーが倒れ、次にチョトゥが倒れます。
王子様の服を着た誰かが、二人を助けて病院へと運びます。重度の脱水症状でしたが、二人は命をとりとめることができます。叔父さんもかけつけてきて、叔母さんも待っていることを伝えます。
チョトゥの目の手術が行われます。弟の手術を待っている間、パリーは車に乗り込む一人の男性を追いかけます。話しかけることができずに、彼は行ってしまいます。
近くにいた医師に、彼が誰か問いかけても教えてくれませんでした。パリーは椅子の上にある封筒を見つけて笑顔になります。封は切られていました。
チョトゥの手術が無事に終わります。誰を最初に見たいと聞かれて、チョトゥはサルマーンかなと答えます。
包帯がとられて、チョトゥはうっすらと、少しずつパリーの姿が見えてきます。机の上にはバースデーケーキがあり、ろうそくには火が灯っていました。その火からは虹がかかっており、チョトゥは姉の姿と虹の姿を見ます。
目が視えるようになったチョトゥは、砂が綺麗で何度も見ます。それからパリーとチョトゥは、一緒に学校に行くようになります。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、名作映画と言っても遜色ない出来で、チョトゥの目が視えた時の虹の演出など、ロマンあふれる作風に打ちのめされる作品です。
旅を通して、二人の子供が様々な人と出会い、友達となっていきます。苦難も乗り越えて、病気を治す約束も果たされ、二人の子供を支える大人たちの優しさがあふれている作品です。
悪い奴らからも救ってくれる大人もいて、機械を通してでなく、人と人とがダイレクトに接している描写が、観る人全てに感動をもたらしてくれます。
それにしてもチョトゥの歌声が上手です。ダグラスと一緒にコラボで歌う時は、身震いするほどです。彼の響き渡る歌声に、心の底から熱いものが湧き上がってきます。
ラクダが登場したり、砂漠の美しさも見ていて癒されます。とてもお勧めできる映画なので、多くの方に見てもらいたいです。

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