「ワンドゥギ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

障がい者の父親ジョンボクと、そのジョンボクを慕うミング叔父さんと3人で暮らす高校2年生のワンドゥクは、向かいに住む口汚くワンドゥクを指導する担任教師のドンジュから、母親の存在について衝撃の事実を知らされる。

あらすじ動画

ワンドゥギの主な出演者

• ト・ワンドゥク:ユ・アイン • イ・ドンジュ(教師):キム・ユンソク • ト・ジョンボク(ワンドゥクの父):パク・スヨン • イ・スッキ(ワンドゥクの母):イ・ジャスミン • ナム・ミング(ワンドゥクの叔父):キム・ヨンジェ • 隣人:キム・サンホ • イ・ホジョン(小説家):パク・ヒョジュ

ワンドゥギのネタバレあらすじ

【起】– ワンドゥギのあらすじ1

ワンドゥギのシーン1

画像引用元:YouTube / ワンドゥギトレーラー映像

ワンドゥクにとって最も古い父親ジョンボクの記憶は、背中を丸くしてキャバレーで踊る姿だった。

ワンドゥクが高校生になった時、経営不振から社長のチョンが逃げ出しキャバレーは閉店することになった。

ジョンボクは新しく市場で露天商を始めようとするが、地回りヤクザにいちゃもんを付けられ商品を持っていかれようとする。

その様子を見たワンドゥクは、ヤクザ二人を叩きのめしてしまう。

ワンドゥクは学校をさぼり気味で成績は悪かったが、ケンカはめっぽう強かった。

担任の教師ドンジュはクラスの生徒の前で授業をさぼった罰としてワンドゥクの尻を鞭でたたいた。

ワンドゥクは教会に行き膝間づくと、どうかあのクソドンジュを殺してくださいと祈った。

と言うのも口うるさいドンジュはワンドゥクの向かいの家に住み、貧乏で生活支援物資を貰っているワンドゥクから物資をせびるような男だった。

ワンドゥクは父のジョンボクと叔父のミングと3人で暮らしていた。

ミングは本当の叔父ではない。昔ジョンボクがキャバレーの前で踊りながら客引きをしていた時、父を慕い弟子入りした男だった。

そんなジョンボクとミングが市場周りの行商で暫く家を空けるため、ワンドゥクは一人で暮らすことになった。

或る日ドンジュはワンドゥクを呼び出し彼の母親の話をした。

ワンドゥクは母親については居ないというだけで何も聞かされたことが無かったが、ドンジュから母親はフィリピン人で韓国名をイ・スッキといい、ジョンボクと離婚はせず17年間別居しているのだと聞かされた。

ワンドゥクは、会って見るかと聞かれて動揺するも、「他人のあんたが知るわけがない。からかって楽しいか」と吐き捨てた。

ワンドゥクにとって家出の条件が揃い過ぎていた。

貧しい家庭、障害者の父親、思春期、フィリピン人の母親・・・ワンドゥクは書置きをして家を出ようとしたが思いとどまった。

その晩、ドンジュが訪ねてきた。

焼酎を飲み始めたドンジュはワンドゥクにも飲めと勧め、お母さんは城南(ソンナム)の食堂で働いていることが、通っている教会の外国人労働者支援会で知合って分かったという。

母親スッキはワンドゥクに会いたがっているというが、そんなことは父に言えとワンドゥクは突っぱねた。

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