「一命」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

江戸時代初頭、生活にひっ迫した浪人たちの間で“狂言切腹”が流行していた。裕福な大名屋敷の門をたたき、屋敷内で切腹をさせて欲しいと願い出ると、面倒なことにかかわりたくない屋敷側から幾ばくかの金銭を貰うというものだった。ある日、井伊家にも津雲半四郎と言う浪人が現われ切腹を願い出た。家老が“狂言切腹”だろうと高を括って応対するが、半四郎は思ってもみなかった真実を語り始めた。

あらすじ動画

一命の主な出演者

• 津雲半四郎- 市川海老蔵 • 千々岩求女- 瑛太 • 美穂- 満島ひかり • 田尻- 竹中直人 • 沢潟彦九郎- 青木崇高 • 松崎隼人正- 新井浩文 • 川辺右馬助- 波岡一喜 • 佐々木- 天野義久 • 和尚- 大門伍朗 • 井伊掃部頭直孝- 平岳大 • 宗祐- 笹野高史 • 千々岩甚内- 中村梅雀 • 斎藤勧解由- 役所広司

一命のネタバレあらすじ

【起】– 一命のあらすじ1

一命のシーン1

画像引用元:YouTube / 一命トレーラー映像

津雲半四郎は名門・井伊家の門を叩き、切腹のため玄関先をお借りしたいと申し出る。

江戸時代初頭のこの頃、大名の御家取り潰しが相次ぎ、困窮した浪人たちの中には、大名屋敷に押しかけて切腹を申し出て面倒がる屋敷側から幾ばくかの金銭を貰う「狂言切腹」が流行していた。

井伊家の家老・斉藤勘解由はまた“狂言切腹”だろうと半四郎を座敷に通し話を聞いた。

半四郎は主家没落後生活が困窮し、このまま生き恥を晒すより武士らしく腹掻っ捌いて果てたいがため、晴れの死に場所にご当家の玄関先を貸していただきたいと申し出た。

話を聞いた斎藤は、以前にも半四郎と同じ主家の千々岩求女という武士が同じ口上でここに現れたと、その時のことを話し始めた。

千々岩求女が、こちらで切腹をさせていただきたいと井伊家を訪ねてきた時、井伊家家臣、沢潟彦九郎、松崎隼人正、川辺右馬助の三人はどう対処すべきか話し合い、沢潟は家老・斉藤に今流行りの姑息な“狂言切腹”に間違いないと報告し、当家にこのような輩が今後来ないようにしなければなりませんと進言した。

求女は座敷に通され、主君に謁見できることになったが、先に湯を浴びて身を清め新しい着物に着替えさせてもらうことになった。

求女が湯を浴びている時、川辺が求女の刀を調べるとそれは竹光だった。

川辺はそれを沢潟に見せた。

求女が湯を上がると家臣が着替えを持ってきたが、それは切腹のための白装束であった。

慌てる求女に沢潟は、殿は急用で出かけられ、「そのような立派なご決心、いまさら変わることはないであろうから、お望み通り切腹の儀、あい計らうよう」とおっしゃったと伝えた。

うろたえ、「ご猶予を」と頭を下げる求女を家臣たちが取り囲んだ。

屋敷の砂利の上に畳が敷かれ、家臣たちが取り囲み斎藤を前にして求女は死に装束でそこに座った。

解釈人に沢潟が立った。見届け人に松崎が、世話人に川辺が務めることになった。

求女は、悲壮感を漂わせ「必ずここに戻ってくるので一日だけ猶予を戴きたい」と申し出るが、斎藤は「当家で狂言切腹は通用せぬ。武士に二言があってはならぬ」と突き放した。

沢潟は非情にも、「ご最後はご自分のものが宜しかろう」と、求女の竹光を渡した。

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