映画:信虎

「信虎」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– 信虎のあらすじ2

信虎のシーン2

画像引用元:YouTube / 信虎トレーラー映像

京へ戻った信虎は、祖国である甲斐国への帰国を考えました。その旨を家臣に告げ、移動のための準備を促します。

信虎が声をかけて連れて行こうと決めたのは、家老の土屋伝助、駿河召し抱えの家老・清水式部丞、末娘のお直、京の召し抱えの家臣・黒川新助、志摩甲賀城主の武田雅楽助などにそれを告げました。信虎は猿を可愛がっており、愛猿の勿来(なこそ)をそばに置いています。明日から早速甲斐に向けて出立するからと告げました。信虎は、海賊や透破(忍者)も引き連れていく予定です。

信虎たちは甲斐への道中、美濃国の飯羽間では織田方の陣営がある場所に出くわしました。そこを通過しないとならず、信虎たちは突破をして武田方へ到達します。美濃遠山勢への合戦もあって、信虎はそこへ伝助や雅楽助を派遣しました。そのため信虎の道連れは減ってしまいましたが、信虎たちはなんとか岩村城下の武田領へ入り着くことができました。

信濃の国、高遠城にたどりついた信虎は、六男の武田逍遥軒に会いました。絵が得意な人物で、本名は信廉でしたが、出家して逍遥軒と号しています。ところが信虎は逍遥軒に、甲斐への入国を拒まれてしまいます。

やがて、危篤であった信玄が死去しました。信玄の四男・勝頼が家督を相続します。勝頼は信虎にとっては、孫にあたります。勝頼が当主となったと知った信虎は、勝頼との面会を希望しました。これを受けて約三か月後に、勝頼は高遠城へやってきます。

高遠城に信虎と勝頼はもとより、勝頼の寵臣・跡部勝資と同じく長坂釣閑斎、信虎の九男である伊達者の一条信龍、逍遥軒、それに信玄が目をかけていた宿老の山県昌景、馬場信春、内藤昌秀、春日弾正が一堂に会しました。

信虎はその場に集まった宿老たちに、以後は自分が国主に返り咲いて信長包囲網を継続させると言います。それが武田家を存続させる道なのだと説きますが、信虎はここで思わぬ反発に遭います。勝頼、跡部、長坂、四人の宿老たちが、信虎の案を却下したのです。

それには根拠がありました。信玄は自分の死が他の戦国大名に知れると領地に侵攻してくることを恐れ、自らの死に臨んださいに、息子の勝頼に対して「三年間、喪を秘せ」という遺言を残しました。それを受けた勝頼は、自分が当主として振舞って信玄を隠居扱いにすることで、三年間は信玄の死を隠そうと考えていたのです。信玄の遺言を尊重した結果、勝頼たちは及び腰になっているのです。

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