「優しき罪人(つみびと)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

優しき罪人の紹介:2017年製作の韓国映画。両親を失った女性とその加害者の交流を描くドラマ。交通事故で両親を失ったヨンジュは、弟ヨンインの面倒は見ようと決意する。だが、ヨンインは問題を起こし、示談金を用意しなければ少年院送りになることに。ヨンジュは両親の事故の加害者サンムンを訪ねる。出演は、「神と共に」シリーズのキム・ヒャンギ、ドラマ『愛の不時着』のタン・ジュンサン、ドラマ『梨泰院クラス』のユ・ジェミョン。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田『未体験ゾーンの映画たち2022』で上映。

あらすじ動画

優しき罪人(つみびと)の主な出演者

チュ・ヨンジュ(キム・ヒャンギ) ムン・ヒャンスク(キム・ホジョン) キム・サンムン(ユ・ジェミョン) チュ・ヨンイン(タン・ジュンサン)

優しき罪人(つみびと)のネタバレあらすじ

【起】– 優しき罪人(つみびと)のあらすじ1

優しき罪人(つみびと)のシーン1

画像引用元:YouTube / 優しき罪人(つみびと)トレーラー映像

韓国。2017年春。

食事をする弟チュ・ヨンインに姉のチュ・ヨンジュは「もしどちらかが生き返るとしたら、父と母どっちがいい?」と聞きます。奇妙な問いかけに弟のヨンインがスマホから視線を挙げると、ヨンジュは「私はお父さんだな。海外旅行の約束したもん」と答えます。

ヨンインは「お前おかしいぞ」と言って、質問に答えずに食事をしながらスマホに目を落とします。おかしいと言われたのが不本意なのか、ヨンジュは炊事洗濯は全部自分がやっているし、ヨンインを大学にやると言いました。ヨンインは「大学は無理だ」と答えました。ヨンインの意識をスマホから自分に向けさせたくて、ヨンジュはフライドチキンでヨンインをつつきました。ヨンインはやめろと言いながら笑います。

ヨンジュは19歳で、15歳の弟・ヨンインと2人暮らしでした。彼らの両親は5年前に事故で他界しています。2人はアパートの一室で暮らしていました。

ある日、ヨンジュたちの住むアパートに2台の車がやってきます。青いバンは叔母が乗っており、黒い車からは3人の男性が降りてきました。ヨンジュが部屋のドアを開けると、叔母は3人の男を連れて入りました。男たちは不動産業者で、ヨンジュたちの住むアパートが再開発の場所にあることから、物件を売れと叔母が勧めます。

ヨンジュは「家を売るのはもう少し先にしたい」と叔母に言いますが、叔母は「買い手がつくうちに売ったほうがいい」とヨンジュに言い聞かせます。

業者が部屋に入ってきたので、怒ったヨンインが食ってかかりました。ヨンインにとっては大事な両親と暮らしていた家なので、売りたくないのです。ヨンジュが弟と業者のあいだに割って入り、業者に殴られます。

業者が去ったあと、ヨンジュは叔母に文句を言われました。もうすぐ20歳になるのに判断が甘いと言われ「私を母親だと思って相談しなさい」と言われますが、ヨンジュは叔母に「もう大人ですので、母親はいりません」と答えました。叔母は腹を立てて帰っていきます。

姉と弟2人の暮らしは、決して豊かではありません。部屋にいる弟に声をかけたあと、ヨンジュは出かけていきました。スーパーのバックヤードで荷物を区分けする夜勤の仕事をします。

朝にバスに乗って帰宅したヨンジュは、ご飯を作りました。タンスのなかから両親の遺影を取り出すと窓際に飾り、供物をその前に並べて法事の支度をします。弟を待ちますが、ヨンインは帰ってきませんでした。電話をかけても繋がらずにやきもきしていると、警察から電話がかかってきます。

弟のヨンインは、悪さをするジフン、ギジョン、ドンファンのグループにヒチャンと共に加わって、窃盗事件を起こしたのでした。いずれも未成年で保護者が呼び出されており、防犯カメラに残っていた映像を、ヨンジュはほかの保護者といっしょに見ます。

ヨンインは鑑別所に送致されます。もし示談になれば減刑が見込まれるわけですが、それには示談金として300万ウォンが必要でした。用意しろと警察に言われます。

しかしヨンジュ自身も未成年で、定職に就いていません。300万ウォンを用意できる見込みもありませんでした。スーパーを営んでいる叔母のところへ行って頼むと、叔母は「こんな時だけあてにして。愛想がつきた」とヨンジュを突き放しました。ヨンジュは途方に暮れます。

裏通りを歩いたヨンジュは、消費者金融のチラシに目を留めました。そこに電話をかけてみます。電話の女性は「給与の振込口座を教えてくれ」と言いました。

ヨンジュが定職に就いていないと答えると、「先に利子を払う必要がある。3割の90万ウォンを支払ってください」言われました。そうすれば10分後に300万ウォンを振り込むと言われて、ヨンジュは言われたところに金を振り込みました。そのあと口座を確認しますが、金は振り込まれませんでした。電話をかけると「現在使われておりません」というアナウンスが流れます。ヨンジュは騙されたのです。

帰宅したヨンジュは悲しんで、遺影に飾っている酒を煽りました。家を売ろうとテバク不動産に電話をしかけますが、すぐに止めます。

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