
「猫侍」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)
猫侍の紹介:2014年製作の日本映画。「ねこタクシー」「幼獣マメシバ」などの動物ドラマシリーズ10作目。人斬りとして恐れられた浪人のもとに、猫を斬れという依頼が舞い込んだことから始まる騒動を描いた時代劇。2013年10月からはテレビドラマ版が放映された。監督はテレビドラマ版も手がけた「アルカナ」の山口義高。かつて剣客として腕を鳴らした強面の浪人を「日本の悲劇」「龍が如く 劇場版」の北村一輝が、浪人の敵となる男を「悲しいボーイフレンド」「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」の寺脇康文が演じている。ほか、「RIVER」の蓮佛美沙子、「パートナーズ」の浅利陽介、「釣りバカ日誌」シリーズの小野寺昭らが出演。
猫侍の主な出演者
班目久太郎(北村一輝)、お梅(蓮佛美沙子)、前場新助(浅利陽介)、米沢三郎太(戸次重幸)、白滝(洞口依子)、仁太(温水洋一)、山田源七郎(津田寛治)、お静(横山めぐみ)、鉄五郎(駒木根隆介)、末松(深水元基)、相川平八(斎藤洋介)、米沢清兵衛(小野寺昭)、島崎新右衛門(寺脇康文)
猫侍のネタバレあらすじ
【起】– 猫侍のあらすじ1

画像引用元:YouTube / 猫侍トレーラー映像
〔相川一家 賭場(とば)〕
相川一家が開いている賭場では、壺振りが行なわれていました。壺の中に賽が入り、みんながその壺の目について賭けた後で、賭場にすっと猫の姿が現れます。猫はすぐに追い払われますが、みんなの意識が一時的とはいえ猫に集中してしまったことで「イカサマがあったのではないか」と問題になりました。
壺をそのままに押し問答が展開されるなか、ひときわ強面の男が、焦れて「開けろ」と急かします。その迫力に圧された場の者が壺を開けると、「丁」の目でした。強面の男は「半」に賭けていたらしく、仏頂面で席を立ちます。去ろうとする男に、相川一家の若頭・山田源七郎が詫びました。
男が去ったあと、源七郎は男の素性を手下たちに聞きます。男は「百人斬り」の呼び名で畏怖された剣豪・班目久太郎でした。それを聞いた相川一家、ならびに敵対勢力にある米沢一家の者は、意味ありげな目で久太郎の後姿を見守りました。
さてその班目久太郎ですが、元は加賀藩の剣術指南をしていました。しかしあることがきっかけで職を解かれ、いまはしがない浪人の身です。江戸の加賀藩に仕官したいと思い、紹介状を持って上京していました。
久太郎は長屋の小さな部屋を借りて、そこでひとり暮らしています。妻子は故郷の加賀藩に置いてきました。無職の身ゆえ金がなく、久太郎は生活するために傘張りの内職仕事をして、日々わずかな小銭を稼いでいる状態です。
久太郎のいる長屋に、米沢一家の若頭・米沢三郎太がやってきました。先日の賭場での迷惑を詫びたあと、久太郎に仕事を頼みたいと改まって言います。
その仕事にあたっては、この町の二大勢力とその関係性についてまず知らねばなりません。
…町内では、犬派の米沢一家と猫派の相川一家が対立しています。事の発端は30年前に、相川家の猫が米沢家の犬をひっかいたところから始まっていました。それ以来、血で血を争う戦いが繰り返され、町を二分する戦いがいまだ続いているのだそうです…。
両家の対立は拮抗状態だったのですが、ここへきて猫派の相川家に有利な事態が持ち上がります。お奉行様が猫好きで、今度、相川家の猫と縁組する話が持ち上がったのです。もしそれが成立すると米沢家にとっては、危機的な状況を迎えることになります。そのため相川家の猫を斬ってほしい…というのが、久太郎に持ち掛けられた話でした。
久太郎は渋い顔をしましたが、猫を斬ると5両もらえると聞いて引き受けます。
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