映画:名もなきアフリカの地で

「名もなきアフリカの地で」のネタバレあらすじと結末

名もなきアフリカの地での紹介:2001年公開のドイツ映画。ナチスの迫害からアフリカに逃れた一家の姿を描いている。シュテファニー・ツヴァイクの自伝が原作で、カロリーヌ・リンクが監督を務め、アカデミー最優秀外国語作品賞を受賞した。

【お知らせ】Youtube動画でわかるネタバレはこちら!

定期的に動画をアップするので、チャンネル登録よろしくお願いします!

名もなきアフリカの地での主な出演者

イエッテル・レドリッヒ(ユリアーネ・ケーラー)、ヴァルター・レドリッヒ(メラーブ・ニニッゼ)、10代のレギーナ(カロリーネ・エケルツ)、幼少期のレギーナ(レア・クルカ)、ジュスキント(マティアス・ハビッヒ)、オウア(シデーデ・オンユーロ)

名もなきアフリカの地でのネタバレあらすじ

【起】- 名もなきアフリカの地でのあらすじ1

幼い少女・レギーナは、叔母のケーテとリーズルが大好きでした。
ナチスは、父・ヴァルターから弁護士の仕事を奪い、祖父のマックスからホテルを奪い去りました。理由はユダヤ人だからです。
アフリカに逃れていたヴァルターは、ドイツにいる妻・イエッテルと娘のレギーナを呼ぶための手紙を出します。
ナイロビのユダヤ人会が費用を出してくれることになりました。
現金や宝石類は持ってくるなと、ヴァルターは手紙に付け加えておきました。また、友人であろうと誰にも話すなと口止めもしておきます。
マラリアにかかってしまったヴァルターは、料理人のオウアに介抱されて元気を取り戻しました。お礼に弁護士の時に使っていたローブをプレゼントします。ここでは頭を使うことはありません。
ヴァルターは、農場の持ち主・モリソンの元で働いていました。愛する妻と娘がアフリカにやってきて喜びます。しかしモリソンからは水が必要なことから、井戸を掘れと命令され、亡命者どもと罵られます。
ドイツにいた時とはうってかわっての生活で、イエッテルは住むことができないと泣きごとを言います。オウアに対しては使用人扱いで、酷い言い方をするイエッテルでした。
水を運ぶのは女性の仕事でしたが、重くて運べないことから、イエッテルはオウアに助けを求めます。オウルは仕方なく持ってあげますが、現地の女性たちからからかわれます。
帰りたいと言い出すイエッテルに、ヴァルターは命があるだけが良いと告げます。ドイツではユダヤ人の教会や建物が焼かれていました。ヴァルターはスイス放送でそれを聞いていました。
ヴァルターは、父・マックスに出国するようにと手紙を出します。

【承】- 名もなきアフリカの地でのあらすじ2

イエッテルが肉を食べたいと言うことから、ヴァルターは狩りをしてみますが、動物を殺したことのない彼には無理でした。
弁護士でなくなってから、イエッテルはヴァルターと体を重ね合わせていませんでした。ヴァルターはそのことや、オウアへの態度がナチと変わらないと、妻に怒ります。
野良犬がいて、レギーナは父に飼いたいと頼みます。承諾してもらえて、名前はルムラーとなります。
戦争勃起により、外国人は敵性外国人として判断され、イギリス軍によって収容されることになります。イエッテルとレギーナの二人と、ヴァルターは別々の場所に送られます。オウアは家で待っていてくれます。
豪華なホテルに収容され、イエッテルとレギーナらは喜びます。ユダヤ人が敵でないことを説明するため、イエッテルは収容された女性に頼んで、ユダヤ人会に手紙を出してもらいます。
ユダヤ人会の説得により、イエッテルやレギーナらは、ヴァルターたちと面会することができます。
しかし敵性外国人によって、ヴァルターは農場をクビになっており、帰る場所がなくなっていました。
イエッテルは、ユダヤ人会のルーベンス会長に会いに行き、クビを取り消してもらうことにします。けれども戦争で自分だけが苦労しているのか、人に頼らず自分で何とかしなさいと言われてしまいます。
イギリス軍には、ドイツ人の母をもつ軍曹がいました。彼はイエッテルの通訳を買って出ていたりと親切でした。
彼は手助けができると言って、イエッテルに近づいてキスをします。二人がキスしている姿をレギーナは見てしまいます。

【転】- 名もなきアフリカの地でのあらすじ3

軍曹の友人は農場の管理をしており、ヴァルターはその農場を引き継ぐことができます。3人は前の農場に荷物を取りに行って、新しい農場で住み始めます。
1940年、マックスは出国不可能となり、ゲットーに送られることになります。初めて恐怖を感じるマックスは、ヴァルターが欲しがっていたバラの種を手紙に入れておきます。
ある夜、ルムラーが家を訪ねてきます。一緒にオウアもやってきました。ルムラーの鼻がきくおかげで、家族はオウアと再会することができます。
ヴァルターの給料は6ポンドでした。そのうちの5ポンドで、レギーナを学校へ通わせます。
レギーナたちユダヤ人は、他の子たちと一緒にお祈りをさせてもらえませんでした。体育をしていても、よそ者扱いです。
レギーナは頭が良すぎることから、高成績を収めます。作文も最優秀で、両親も喜ぶだろうと校長先生に言われます。
成長したレギーナは、屋根の上に登って見渡していました。手紙がやってきて、呼んだ母は意識が朦朧となります。
ケーテからポーランドに送られたと書かれていました。手紙は20語しか許されておらず、良いことなのか悪いことなのか、イエッテルとヴァルターは口論となります。
この土地では、死に行く者は外に置き去りとされます。後はハイエナが始末するのです。先祖が見守ってくれるから大丈夫なのですが、イエッテルは悲しくて涙を流します。

【結】- 名もなきアフリカの地でのあらすじ4

ドイツ軍の敗色が濃厚となってきて、何もできないヴァルターは、自分が無益な人間に思えてきます。戦争に参加することは無理でしたが、ナイロビで軍に入ることにします。一緒に来るように言われますが、イエッテルはここに残ることにします。
ヴァルターの友人のジュスキントは、イエッテルを湖までドライブに誘います。自宅に帰ってきたイエッテルは、娘から父をもう愛していないのかと聞かれます。また、収容された時に浮気の現場を見たのだとも話されます。
あの時は仕事をくれたからと言い訳するイエッテルに、レギーナはジュスキントは何をくれるの、と問いかけます。イエッテルは娘の頬を叩きます。
レギーナは、ここに来る前に母が買っていたドレスを着せてもらえます。二人は仲乗りして、大地の神を讃える儀式を見に行きます。
戦争が終わって、ヴァルターは帰ってきます。その夜、イエッテルと愛し合うヴァルターでした。
教師から連絡があり、ヴァルターは家族について知ります。父は1942年にナチに殴り殺されました。妹は収容所に送られましたが、そこから帰ってきた者はいませんでした。
ヴァルターはフランクフルトの裁判所の判事に採用されます。ドイツに帰還することを望むヴァルターでしたが、イエッテルはドイツの人々が怖いこと、家族を殺した国に帰りたくないと拒否します。
ある日、イナゴの大群がやってきて、作物が全て食い尽くされそうになります。イエッテルやレギーナ、現地の人々は必死に追い払います。
一人で行こうとしていたヴァルターは、戻ってきて追い払うのに協力します。
ヴァルターは、妻と娘を失いたくありませんでした。そのことを聞いて、イエッテルは妊娠していること、そして帰還するかどうかは任せると話します。
ヴァルターは軍に行って、船の手配を頼みます。そっと出ていこうとしたオウアに、レギーナに別れを告げてくれと頼みます。
オウアはローブが必要になることから、ヴァルターに返すことにします。ヴァルターが娘への別れを再度頼もうとすると、レギーナがやってきて構わないからと言います。
ヴァルター、イエッテル、レギーナは列車に乗ってドイツに帰ります。1947年には弟が生まれ、名前は祖父と同じマックスとなりました。

【お知らせ】Youtube動画でわかるネタバレはこちら!

定期的に動画をアップするので、チャンネル登録よろしくお願いします!

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、アフリカを舞台としていることから、広大な自然を見ることができます。その広大さから、広い心を持つことができます。そして現地の人々の笑顔がいっぱいで、見ていて癒やされます。
また、アフリカの現地の儀式も見ることができます。雨ごいの儀式、大地の神に讃える儀式など、現地の仕来り等も見れる映画になっています。
今作は、ドイツから逃れたユダヤ人の一家が、残された家族のことが気がかりになっている様子が色濃く映し出されています。そしてドイツへ戻ることへの抵抗や、家族を失った悲しみも同時に描かれています。
全体を通して深い映画であり、映画賞を受賞した理由の分かる傑作に仕上がっています。濃厚な映画鑑賞の時間を過ごしたい時にお勧めです。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「名もなきアフリカの地で」の商品はこちら