映画:土を喰らう十二ヵ月

「土を喰らう十二ヵ月」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 土を喰らう十二ヵ月のあらすじ3

土を喰らう十二ヵ月のシーン3

画像引用元:YouTube / 土を喰らう十二ヵ月トレーラー映像

【芒種 雨露の重みを受ける】

梅を栽培している農家へ顔を出したツトムは、今年の出来を聞きました。また今年も梅を漬けるのかと聞かれ、頷きます。

梅を分けてもらって漬ける準備をしていると、家の電話が鳴りました。テレビ局から対談番組の出演依頼です。ツトムは世話になっていた和尚の妻君に会いたいと思って調べてもらったところ、和尚の奥方・チヅコは他界していました。そこで対談の話を断ります。

収穫した梅のへたをひとつひとつ串で取り、塩を振りながら梅干しを漬けていきます。紫蘇も採って塩を揉み込み、何度も揉んで紫蘇玉を作りましいた。そのあとほぐして梅干しに漬け込みます。

【小暑 梅雨が明け太陽が照る】

梅干を天日に干しながら、ツトムは書き物をしています。そこへ「こんにちは」という声がしました。来客です。

ツトムが顔を出すと、女性は「文子です」とあいさつしました。先のテレビ局の出演依頼で探してもらった、和尚の娘でした。ツトムは文子を家にあげ、手作りの梅酢を振舞います。

チヅコは昨年82歳で亡くなったと文子は話して、母が嫁入りのときに父親と漬けた60年物の梅干をおすそ分けしてくれました。ツトムはそれを押し頂きます。

夜、ツトムはそれを食べました。最初は舌の上に塩の辛さが広がりますが、次第に唾液でまろやかで甘露のような甘さが口中に広がりました。作った人が既にこの世にない梅干しを口にしていることを思いながら、ツトムは涙を流します。

【立秋 ひぐらしが鳴く】

自作の畑の手入れをしたツトムは、豊かに実ったなすときゅうりを収穫しました。台所のぬか床に入れて漬物石を乗せます。

【処暑 穀物が実る】

実った穀物の穂を石の上に置き、棒で叩いて脱穀します。

車のエンジンの音がしました。松本市に住む、義弟夫婦がやってきたのです。義弟・隆は嫁の美香の尻に敷かれているようです。美香があいさつもそこそこに、ツトムにチエの様子を見てきてくれと頼みます。年金の手続きで家に行ったのですが、返事がないのだそうです。

言いたいことだけ言って、義弟夫婦はまた帰って行きました。ツトムは犬を連れて散歩ついでに足を延ばしてチエを訪問します。

チエは家のなかで亡くなっていました。

義弟夫婦は「家が狭いから」という理由で、ツトムの家でチエの葬儀をしてくれと頼みます。筋違いだと思い那賀粗も、ツトムは受けました。棺桶と祭壇作りを大工に頼み、遺影の写真を選んだツトムは、サイズや仕上がりを写真屋に一任します。大工も写真屋も「立派なほうがいいんですって」と言って、すごく豪華な祭壇と遺影を作りました。

ツトムは真知子に手伝いを頼み、通夜振る舞いの料理を作り始めます。ゴマの皮を剥き庭にあるユウガオの実を収穫し、急いで作ります。義弟夫婦がやってきて受付を始めます。

ツトムは「親戚も含めて数名程度」だと思っていましたが、チエは生前に多くの人と交流がありました。おおぜいの村人が通夜にやってきます。

ツトムが料理を作っていると、美香が「お経をあげてくれ」と言い出しました。お坊さんも呼んでいないと知り、ツトムが般若心経を唱える横でお焼香をします。

通夜の客はツトムの作ったゴマ豆腐を喜びました。チエは村の主婦たちに味噌の作り方を教えており、主婦たちはそれを感謝していました。

翌日、斎場で焼いて遺骨にした帰り道、義弟夫婦は「遺骨預かってくださらない?」と押し付けて去りました。ツトムは亡き妻の遺骨の横に、チエの遺骨も並べておきます。

ツトムは真知子に葬儀の手伝いをしてくれた礼を言うと、この家に住まないかと言いました。真知子は東京で仕事をしているので「ちょっと考えさせて」と答えます。

真知子はツトムの亡き妻・ヤエコとも交流がありました。本を作るのを教わったと話し、ヤエコの死から13年が経過しているのかと呟きます。

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