
「大河への道」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)
大河への道の紹介:2022年5月20日公開の日本映画。立川志の輔の創作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」を、『記憶にございません!』などの中井貴一主演で映画化。「伊能忠敬」の大河ドラマを制作しようと奔走する千葉県の市役所職員が、史上初の日本地図を完成させた人物が伊能忠敬ではないことを知ってしまったことから始まる物語が描かれる。『二度めの夏、二度と会えない君』の中西健二が監督を務め、松山ケンイチ、北川景子らが共演。
大河への道の主な出演者
総務課主任・池本保治 / 高橋景保:中井貴一 市役所総務課員・木下浩章 / 高橋景保の助手・又吉 :松山ケンイチ 観光課の課長・小林永美 / 伊能忠敬の元妻・エイ:北川景子 安野富海 / 下女・トヨ:岸井ゆきの 各務修 / 忠敬の測量隊員・修武格之進:和田正人 吉山明 / 忠敬の測量隊員・吉之助:田中美央 山本友輔 / 忠敬の測量隊員・友蔵:溝口琢矢 梅さん / 梅安:立川志の輔 山神三太郎 / 神田三郎:西村まさ彦 和田善久 / 忠敬の測量隊員・綿貫善右衛門:平田満 千葉県知事 / 徳川家斉:草刈正雄 大物脚本家・加藤浩造 / 源空寺和尚:橋爪功
大河への道のネタバレあらすじ
【起】– 大河への道のあらすじ1

画像引用元:YouTube / 大河への道トレーラー映像
1818年の江戸時代。布団のふくらみを撫でつつすすり泣く女性がいます。布団の遺体の姿は見えませんが、線香が手向けられていました。女性以外にも手を合わせている者たちがいます。
そのうちのひとりが「では、いましばらく生きていていただきましょうか」とその場の者に話しかけました。「忠」と赤い字が書かれた草鞋が枕もとに置かれます…。(このシーンはあとで出てきます)
現在。千葉県香取市。
香取市役所の総務課に所属する池本保治は、市内のごみ集積所を見回っていました。ゴミ捨て場に出された生ごみにかぶせるネットが破れているのを見つけて、手際よくビニール紐で破れた箇所を修繕します。
市民に挨拶して車に乗り込んだ池本は、地元のFMラジオ局にチューニングを合わせて聞きました。(映画タイトル)
FM佐原では「教えて梅さん」のコーナーが始まっており、パーソナリティの梅さんがリスナーの疑問に答えています。
香取市の偉人に、17年をかけて日本全国を測量して『大日本沿海輿地全図』を作った伊能忠敬(いのう ただたか)がいました。香取市の市民たちは伊能を敬愛し、愛情を込めて「忠敬(ちゅうけい)さん」と呼んでいるほどです。リスナーの疑問は「あれだけ偉大な功績を成し遂げたのに、なぜ伊能さんは大河ドラマにならないのか」というものでした。運転しながら番組に耳を傾けた池本は、思わず「そうだ」と大きく相槌を打ちます。
【香取市役所】
市役所の大会議室では、観光課がプレゼンテーションを行なっていました。香取市を盛り立てるための案を、観光課の課長・小林永美が話しています。歴史テーマパークのような施設を作って観光客を誘致するプランを挙げると、池本の横で聞いていた後輩・木下浩章が「日光江戸村みたい」と呟きます。さらに「それだったら日光、行っちゃいますよね」と茶化していました。口を閉じるようにと池本が注意しますが、すでに永美に聞こえていました。
永美に発言を求められた池本は、会議室に『武田信玄2』というポスターが貼られているのを見て、ラジオの話題を思い出しました。「大河ドラマで、チュウケイさんを取り上げてもらったらどうでしょう」と大河ドラマ誘致を思わず提案します。
会議が終わって総務課の席では、池本と木下が先ほどの話題を蒸し返していました。課員の安野富海が池本の案を聞いて「毎週歩いているだけになりそう」と指摘します。
木下は「忠敬」のことを「たかだか」と読んだり、測量図を理解しておらず「絵図」と混同したりしていました。池本が木下を連れて、伊能忠敬記念館に行きます。そこで伊能図と呼ばれる、『大日本沿海輿地全図』を見せた池本は、その偉大さを実感してもらおうとします。衛星写真やドローンがなかった時代に、これだけ精密な地図を作ったのだと伝えたいのに、木下は「北海道ちょっと(実際の地図と)ずれてません?」と細かなことを指摘しました。
池本はその場で思いついたことを提案しただけだったのですが、事態は急展開を迎えます。
千葉県知事が自身の在任中に、伊能忠敬の大河ドラマを実現させろと言い出したのです。在任中とは、あと3年です。
次のページで起承転結の「承」を見る
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