映画:大河への道

「大河への道」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 大河への道のあらすじ3

大河への道のシーン3

画像引用元:YouTube / 大河への道トレーラー映像

忠敬の家を辞した高橋は、江戸の町で忠敬の四番目の妻・エイに会います。エイは忠敬のもとを何も告げずに去っていました。今朝がた忠敬を夢に見たと話すエイに、高橋は忠敬の死を教えます。

するとエイは高橋に、大事な本を取ってきてほしいと頼みます。黙って家を出た不義理で顔向けできないとエイが言うので、高橋は代わりにその本を探しに行きました。『歴書考成』は見つかりましたが、本を探す過程で、高橋の父・高橋至時が忠敬に100両を借りていたという借用書が見つかりました。大金返済の義務が発生した高橋に、綿貫らは「100両返済をなかったことにするのと引き換えに、忠敬の死を伏せる」という取引をしました。こうして高橋は、忠敬の測量隊員らと一蓮托生で地図完成を目指します。

気づけばその場にエイが涼しい顔で現れていました。どうやら借用書はニセモノで、高橋はうまく騙されたようです。

(現在)

資料を調べて当時の忠敬周辺の事情を知った加藤が、池本と木下に説明をしています。池本と木下は「で、どうなったんですか?」と続きを促します。

(江戸時代)

忠敬の測量隊員は全力で地図完成に向けて動きます。測量したデータを下図に取り込み、海岸線を描いていきます。下図の小さな紙を寄せ集めて寄せ図を作ります。それらがどんどん集まって大図となります。

測量隊員ら作成にいそしむ傍らで、偽装工作も行なっていました。死んだ忠敬の着物を洗っていることを、わざと大きな声で会話して近所に聞こえるようにしました。忠敬は全国のあちこちに測量へ出ていて、江戸を留守にしがちだという設定も作ります。

幕府の勘定方(勘定奉行)の役人・佐伯宗尚がやってきて忠敬と会おうとしますが、高橋は嘘をついてやり過ごしました。旅先でも影武者を立てていました。のらりくらりとかわすのも2年が過ぎたころ、さすがにおかしいと佐伯も思い始めました。佐伯は神田三郎という男を呼び、忠敬の周辺を調べろと命じます。

影武者の男が旅先でいなくなりました。影武者なので誰とも話をできず、外にも出られずにいたので気鬱になって苦しんでいたようです。神田も調べていることに気づいた高橋と綿貫は、そろそろ潮時かと互いに言いました。今回の旅を終えて江戸に戻る道中に、忠敬が急死したという筋書きを作ろうかと話します。

神田は江戸の蕎麦屋を聞き込みし、「忠敬は鴨南蛮を頼んでネギを残すのに、最近は残さない。食べられるようになったようだ」という情報を得て怪しみました。

忠敬の友人と偽って神田が会いに来ましたが、下女のトヨは「湯治に出ている」と咄嗟に嘘をつきました。帰っていく神田のあとをつけて、勘定奉行の佐伯宅に入ったのを見ました。

トヨは神田に「忠敬はもう死んでいる」と教えると、忠敬が死んでいるという証拠を手に入れたい神田を翻弄します。神田が真相にたどり着くのをミスリードするために、祈祷師だと言って謎の女性(実はエイ)を紹介し、忠敬を埋葬した場所を探ろうとしました。

忠敬は高橋の父・至時と懇意にしていたので、至時の墓の横に無縁仏として祀っていました。「忠」という赤い文字が書かれた草鞋もいっしょに埋めています。

しかしエイが化けた祈祷師は「九十九里浜の近くの丘にある松の木の根元」と言いました。神田は探しに行きますが、松だらけで苦戦します。戻って祈祷師に訴えると「巽の方角に歩いて1499歩」と教わり、再び行って調べると今度は松の木がないエリアに行きました。腰も痛めて神田は苛立ちます。

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