「天使にショパンの歌声を」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

映画「天使にショパンの歌声を」の感想

ライターの感想

レア・プール監督が描く、寄宿舎という閉鎖された空間ながら、そこに集う修道女や生徒達、そしてクラシック音楽というひとつのテーマがありました。でも描かれているのはオーギュスティーヌの過去や、アリスの葛藤と才能、マルゴの気持ち、それぞれの心が柔らかく描かれていて、派手な展開やアクションはないものの、じんわりとあったかな気持ちになれました。最後は学校は閉鎖されてしまい、皆はバラバラになりますが、まるでその心をアリスが演奏する別れの曲に凝縮されていて、胸が熱くなりました。静かな夜にお酒でも飲みながら楽しみたい一作だと思いました。
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