映画:太平洋ひとりぼっち

「太平洋ひとりぼっち」のネタバレあらすじと結末

太平洋ひとりぼっちの紹介:1963年公開の日本映画。海洋冒険家の堀江謙一が出版した手記を映画化した、石原プロモーションの映画製作第一回作品である。当時設立間もない円谷プロが特撮を手掛けたことでも有名である。

太平洋ひとりぼっちの主な出演者

青年(石原裕次郎)、青年の妹(浅丘ルリ子)、青年の父(森雅之)、青年の母(田中絹代)、造船所の主人(大坂志郎)、造船所の船大工(芦屋雁之助)、青年の先輩A(ハナ肇)、青年の先輩B(神山勝)、渡航課の職員(草薙幸二郎)

太平洋ひとりぼっちのネタバレあらすじ

【起】- 太平洋ひとりぼっちのあらすじ1

(映画本編では一度も名前を呼ばれませんが、「青年」とは堀江謙一をモデルとした男だと思われます)
1962年5月12日の深夜。西宮港で、ふたりの親友に見送られながら、青年はヨットでこっそりと船出します。
当時はヨットで外洋に出ることは法律で禁止されていました。いわば密出国にあたります。だから「こっそりと」船出したのでした。
22歳の青年のヨットは「マーメイド号(MERMAID)」と名付けられ、長さ5.8m、幅2mの小さな船でした。

【承】- 太平洋ひとりぼっちのあらすじ2

青年は「ヨットはあくまで風を切って走るもの」というこだわりを持ち、エンジンを搭載しませんでした。風のみを動力としたため、出発後、実に39時間も大阪湾内でヨットは停止したままでした。
それでもなんとか風が吹き始め、北風に乗ったヨットは大阪湾を出ます。
外洋に出た途端に、海が荒れ、青年はヨットの中で揺られました。食べ物を口にしても船酔いですぐに吐いてしまいます。ヨットは風に翻弄され、青年は大変な目に遭いました。
しかし海が荒れていたおかげで、巡視艇に見つかることなく旅を続けることができます。

【転】- 太平洋ひとりぼっちのあらすじ3

次々に襲ってくる悪天候、じりじりと消耗する体力。なによりも青年を苦しめたのは、孤独との戦いでした。青年はもう1人の自分を作って会話することで乗り切ります。
やっと待望の太平洋に出ると、今度は青年のヨットを台風3号が襲います。
大きな波にヨットは振り回され、青年は苦しい戦いを強いられました。なんとか錨を操作することで切り抜けられます。
大量の食糧を積み込んでいましたが、青年は水不足に悩まされます。仕方なく青年は、ビールでご飯を炊くはめになりました。

【結】- 太平洋ひとりぼっちのあらすじ4

ヨットでの生活に慣れ、ヨットがハワイに到達した頃に、青年のヨットは貨物船と出会います。貨物船の船員にパスポートを提示するよう要求され、青年は慌てて逃げました。
しばらくすると、海の色が緑になります。青年がめざす目的地、サンフランシスコは目の前でした。
サンフランシスコの夜景を目にした青年は、思わず「お母ちゃん、僕、来たんやで」と大声で叫びました。
約3か月かけてヨット「マーメイド号(MERMAID)」による太平洋単独横断を成功させた瞬間でした。

みんなの感想

  • gensouさんの感想

    石原裕次郎が演じる堀江謙一が実にリアルでかつ面白く表現出来ていて臨場感が観る方にも伝わり、ハラハラドキドキしました。監督もなんと市川崑で面白くないはずはない。細かい所まで紹介している、たとえば持って行く必需品を全部紹介する所が笑える所もある。日本人としては初の快挙を達成したのに、その両親はまるで犯罪を起こした感じで報道陣に謝っている所と、浅丘ルリ子の妹の演技が実に兄思いのセリフが実に可愛らしくかつ懐かしい感じもしました。この映画は実話なのだが、そんな所を変に表に出してなく、まるで空想映画の様に観える所が不思議な映画だとつくづく思いました。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「太平洋ひとりぼっち」の商品はこちら