「太陽の蓋」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 太陽の蓋のあらすじ3

太陽の蓋のシーン3

画像引用元:YouTube / 太陽の蓋トレーラー映像

3月12日午前3時12分 枝野官房長官は“格納容器ベント”を行うことを発表した。

もしベントが行われるとなると、意図的に放射性物質を大気中に排出するのは、世界でも前例がないことだった。

4時30分 総理は自衛隊のヘリで官邸を6時に出発し、福島第一に7時に到着、8時には原発を離れ東北の津波被害を上空から視察し、11時すぎには官邸に戻ってくる予定だと内閣官房副長官・福山は報告を受けた。

しかしベントがまだ実施できていなかった。このままベントしない場合、爆発する可能性は0ではなかった。

福島第一原発ではベント弁を開けるのは機械的には無理で、手で開けるしかなかったが、放射線量が高すぎて作業員は傍まで行けなかった。

それでも原発職員の小池俊朗は意を決し、若い連中に残るように言い残し、年配者だけでベント弁を開けに向かう。

官邸にベント弁が手動で解放されたとの報告が入った。

視察が終わり官邸に帰って来た総理は、その被害の甚大さから自衛隊員を2万人から5万人に増員するよう指示した。

3月12日 16時49分 福島第一原発の1号機で爆発が起き、水蒸気が大量に吹き出した。

避難民は避難半径を更に拡大させられ、諸外国は日本にいる自国民に退去(避難)命令を出した。

総理は国民に対して戦後最も厳しい事態に直面しているとして計画停電への協力を訴える。

3号機も建屋を吹き飛ばす水素爆発を起こした。

関東にも放射能が流れてくると恐れられていた頃、鍋島は横山に会いに行った。

日本人は今回の事故で原発に対する考え方が変わるでしょうかと聞く鍋島に、横山は変わらないと答え、原発がないと日本は立ち行かないと信じさせた奴らに憤った。

官邸の主要メンバーに東日電力の宅間から、現場作業員たちを退去させたいとの連絡が来ていた。

総理は、撤退は認めないとして、現地に統合対策本部を作り官邸の人間を常駐させる決断をした。もし撤退を認めればこの国は終わってしまうという危機感が総理にはあったのだ。

3月15日 午前5時35分 総理は東日電力本店に乗りこんだ。

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