「女はみんな生きている」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

「女はみんな生きている」は2001年制作のフランスの映画です。監督は「赤ちゃんに乾杯!」などのコリーヌ・セロー、主演は「奇人たちの晩餐会」などのフランス女優カトリーヌ・フロです。エレーヌは夫ポールと暮らす平凡な主婦。ある夜、ポールと車に乗っていると、血まみれの女性がエレーヌたちに助けを求めます。しかし厄介事に巻き込まれたくないポールは車のドアをロックし、女性を見捨てます。女性は追ってきた男性たちに暴行され、意識を失ってしまいますが、ポールは助けることもなく車を発進させます。次の日、エレーヌは女性のことが気になり、警察に電話をし彼女が運ばれた病院を見つけ出します。その日からエレーヌは家に帰らず、付きっ切りで重症を負った女性の看病を始めます。

あらすじ動画

女はみんな生きているの主な出演者

エレーヌ(カトリーヌ・フロ)、ポール(ヴァンサン・ランドン)、ノエミ(ラシダ・ブラクニ)、マミー(リーヌ・ルノー)、ファブリス(オレリアン・ウィイク)、ゾラ(ハジャール・ヴーマ)

女はみんな生きているのネタバレあらすじ

【起】– 女はみんな生きているのあらすじ1

女はみんな生きているのシーン1

画像引用元:YouTube / 女はみんな生きているトレーラー映像

中年女性のエレーヌは夫ポールと冷め切った夫婦生活を送っています。彼らには大学生の息子ファブリスがいますが、自宅の近くで彼女と同棲中です。ファブリスは両親のことには無関心で、自分は彼女がいながら他の女の子とも浮気をして好き勝手やっています。

ある夜、エレーヌとポールが車で出掛けると、途中で血まみれの若い女性が2人助けを求めてきます。しかし、ポールは助けるどころか車のドアをロックし、彼女を見捨てます。彼女は追って来た男たちに殴られ、ボコボコにされてしまいます。

それを見たエレーヌは救急に連絡しようとしますが、ポールは面倒には関わるなと反対します。そして倒れている女性を気に掛けることもせず車を発進し、ガソリンスタンドでフロントガラスに付着した女性の血痕を洗い流します。

次の日の朝、自宅にポールの母親がやって来ます。ポールは居留守を使い、追い返します。自分の母親にさえ会おうとせず、面倒なことからは逃げるポールにエレーヌは呆れ、軽蔑します。しかし、母親はポールが居留守を使っていることに気付いていました。

エレーヌはファブリスのマンションに届けものをしますが、ファブリスもまた居留守を使います。エレーヌも息子が居留守を使っていることに気が付いています。

エレーヌは昨夜の女性のことが気になっていました。そこで警察に電話をし、女性が運ばれた病院を突き止めます。

エレーヌが病院に行くと、女性は意識不明でかなりの重症、命の危険もある状態でした。エレーヌは彼女に付き切りで看病を始めます。すると、警察がやってきて事情を聴かれ、彼女に暴行を加えた犯人の捜査に協力することにします。

自宅に帰り、夫ポールに話すと「俺を厄介ごとに巻き込むな!」と怒り出します。そんな夫にさらに不信感を募らせていくエレーヌでした。

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