「山の郵便配達」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

「山の郵便配達」は1999年に中国で製作された映画。原作はポン・ジェンミンによる同名短編小説を元に作られた作品です。2002年日本アカデミー賞の外国映画賞や、モントリオール世界映画祭など多くの映画賞にノミネートされ、中国映画界の最高賞の金鶏賞の主演男優賞(父親役)を受賞しています。中国の山岳地帯で郵便配達をする父、足を悪くし退職を決め、後を継ぐ息子と共に最後の配達の旅に出ます。配達の道のりは3日で120キロを歩く険しい道のり、息子は同行する父の背中を見ながら多くのことを学んでいきます。

あらすじ動画

山の郵便配達の主な出演者

父親(トン・ルゥジュン)、息子(リィウ・イェ)、母親(ヂャオ・シュリー)、老婆(ゴン・イェハン)、トン族の娘(チェン・ハオ)

山の郵便配達のネタバレあらすじ

【起】– 山の郵便配達のあらすじ1

山の郵便配達のシーン1

画像引用元:YouTube / 山の郵便配達トレーラー映像

1980年代初めの中国湖南省西部の山岳地で郵便配達をする父親は、足を悪くし、支局長の勧めで郵便配達の仕事を退職。息子が父の郵便配達の仕事を継ぐことにします。母親は他にも稼げる仕事があると心配しますが、息子は郵便配達は公務員だから普通の仕事よりもいいと思い、父親の仕事を継ぐことにしたのです。

息子が初めての郵便配達の仕事に出る日。配達の道のりは3日で120キロの道のりを歩き、途中で2泊するという過酷な旅です。

仕事に出ようとすると、長年父の相棒だった飼い犬の”次男坊”を連れて出ようとしますが、次男坊は父親から離れず、息子に付いて行こうとしません。そこで、見かねた父は一緒に息子の仕事に付いて行くことにします。母親は心配そうに2人を見送ります。

息子は父が来るのは断れません。小さい頃から、いつも父は家におらず、あまり話した記憶がありせん。叱られる事はなかったが、なぜか怖いと感じており、馴染めず「父さん」と呼んだことがありませんでした。そのため、父と2人になっても何を話して良いか分からず困ったような気分になります。

寡黙な父と2人、郵便物を持って険しい道を進んで行きます。途中で休憩を取り、息子は地図があるから一人でも大丈夫と言いますが、父は何も言わず、立ち上がり先を歩き出します。

しばらく歩くと、一つ目の村に着きます。息子は待ちに待った郵便物が届くと、喜びながら村人に歓迎されると思っていましたが、特に何も無く村人は静かで息子は拍子抜けします。村の休憩所で休み、次男坊が吠えて村人たちに郵便配達が来たと知らせます。

すると、一人の村人の男がやって来て、父と話をします。父は息子を紹介し、次からは息子が来るからと伝えます。しばらくして、村を出発しようと門を出ると、そこには大勢の村人たちが笑顔で待っていました。村人たちは父が退職すると聞き、父との別れを惜しみ集まっていたのでした。村人たちに挨拶をして村を出ますが、村人たちはいつまでも父を見送っていました。父は振り向かずに先へ急ぎます。

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