「岳 -ガク-」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

岳 -ガク-の紹介:2011年製作の日本映画。小学館漫画大賞を受賞した石塚真一の人気コミック「岳 みんなの山」を豪華キャストで実写映画化。高度なクライミング技術を持つ山岳救助ボランティア、島崎三歩に扮した小栗旬は、高所恐怖症にも関わらず、日本アルプスでの雪山ロケで迫真の登山シーンを披露する。監督は『花より男子』など人気ドラマを手がけてきた片山修。

あらすじ動画

岳 -ガク-の主な出演者

島崎三歩 – 小栗旬 椎名久美 – 長澤まさみ 野田正人 – 佐々木蔵之介 阿久津敏夫 – 石田卓也 座間洋平 – 矢柴俊博 安藤俊一 – やべきょうすけ 関勇 – 浜田学 守屋鉄志 – 鈴之助 横井修治 – 宇梶剛士 青木誠 – 森廉 横井ナオタ – 小林海人 遭難者の父 – ベンガル 梶一郎 – 光石研 梶陽子 – 中越典子 遭難する青年 – 尾上寛之 三歩の親友 – 波岡一喜 椎名恭二 – 石黒賢 谷村文子 – 市毛良枝 牧英紀 – 渡部篤郎

岳 -ガク-のネタバレあらすじ

【起】– 岳 -ガク-のあらすじ1

岳 -ガク-のシーン1

画像引用元:YouTube / 岳 -ガク-トレーラー映像

北アルプスの雪山を歩く若者がいます。若者はアイゼンを靴につけていましたが、アイゼンに雪が溜まって歩くうえで重くて邪魔に感じて外しました。再び歩き始めます。

尾根を歩いてバランスを崩した青年は、そのまま雪山の傾斜を滑落してクレバス(割れ目)に落ちました。リュックと足が割れ目にひっかかって止まりますが、底の深さに青年は身震いします。

椎名久美は警察官ですが、長野県警察の山岳遭難救助隊へ異動を出し配属になりました。意気揚々と登山グッズを買い込んで、長野県北部警察署分庁舎へ顔を出します。

久美が配属前に顔を出すと、ちょうど奥穂高岳で遭難した青年の救助要請が入って隊はバタバタしていました。その付近は雪が深く、救助には一刻を争います。山岳救助隊のチーフ・野田正人が「いるな」と呟くと、無線で誰かと連絡を取ります。

野田が無線をした相手は、民間ボランティアの救助隊員・島崎三歩でした。三歩は山で湯を沸かしてコーヒーを淹れていましたが、野田の話を聞いて「行ってくる」と応じます。

野田は久美も連れて現場に向かいました。現場へは民間の救助ヘリコプター操縦士・牧英紀が操縦して隊員らを連れていきます。

滑落した青年は、ひっかかったクレバスの途中で弱り、眠りそうになっていました。三歩はそこへやってくると、ピッケルを使ってクレバスを降りてくると青年を助けました。「よく頑張った」と笑顔を向けると、青年を背負って登ります。「こういうときは、空が恋しい。ほら、すっごく青くない?」と能天気に話す三歩の声につられて、青年も空を見上げました。頭上の空は真っ青でした。

到着したヘリに収容された青年は、三歩に迷惑をかけて「すいません」と謝りました。三歩はそれに対し、「ありがとう。感動した、生きてた君に。また山に来なよ」と誘いました。青年は感激します。

人命救助をしてもといた場所に颯爽と帰っていく三歩の姿を見て、久美は誰なのかと聞きました。野田は「ただの山バカ」と答えたあと、久美に「ところで誰?」と聞きました。

三歩は山の頂上に立つと、胸を張って大きく伸びをします…。

(映画タイトル)

北部警察署の山岳救助隊メンバーは居酒屋で、久美の歓迎会を開きます。久美は三歩のことが気になって、あれこれ聞きました。三歩が救助隊員ではなく、山岳ボランティアだと知ります。とにかくいつも山にいると聞いた久美が山に住んでいるのかと聞くと、野田は「住んでいるというか、山そのものだ」と答えました。久美は三歩に興味を持ちます。

久美は三歩を探して谷村山荘に行きました。三歩は山荘の「おばちゃん」こと谷村文子と仲良しで、食堂の食事をがっついていました。久美は三歩に頼んで山に連れて行ってもらいますが、久美はアイゼンでの歩き方もまだおぼつかない状態で、三歩におくれをとっていました。やる気はあるのですが、まだまだ実地が足りないようです。

三歩は久美に「絶対に山に捨てちゃいけないものは?」とクイズを出しました。久美は「ゴミ」と即答します。三歩は「ゴミともう1つ」と言いますが、久美は答えられませんでした。三歩は笑いながら久美を突き飛ばし、久美は斜面を雪と共に滑落していきます。三歩も久美を追って滑落すると、「滑落したときはピッケルを立てて止める」と対策を教えます。

山荘に戻った三歩は、久美に山へ持って行く道具を見せていました。そこにコンドームがあったので、久美の目が釘付けになります。三歩は「あげるよ。いざというときには、1.5Lの水を貯える水筒になる」と言いますが、久美は「デリカシーがない」と怒りました。

山荘に父親とはぐれた少年が、ひとりでいるのに気づいた三歩は話しかけます。少年は緊急連絡カードを首から提げており、横井ナオタと判りました。父親が山に残っていると告げたナオタは、三歩に父親を探してくれと頼みました。三歩は救助隊と無線で連絡を取りながら、山に向かいます。

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